化学

私たちの暮らしと日本のものづくりを支える化学産業。石油化学、機能性化学、ライフサイエンスなど分野も広く、製造現場が抱える課題や解決方法は画一的ではありません。お客様に最新のソリューション・サービスを提供し、お客様と共にプラントの価値最大化を目指します。

ファインケミカルの操業管理

課題

  • 属人的作業が多く、手間がかかる
  • 運転工程の組み換えが頻繁で煩雑

解決

  • 人手作業までを範囲とした操業管理
  • 工程組み換えに対してフレキシブルなシステム

成果

  • 現場作業の標準化/効率化を実現
  • 正確な割込み生産対応を実現

 

♦管理・制御するプラントのイメージ

VizBatchは、多品種生産(※1)のため、品種ごとに製造手順あるいは原料投入量などの切り替えが頻繁に必要となるバッチプラントや、原料や製造仕掛品を設備間で移送するラインをマルチパス運用(※2)するバッチプラントに最適です。

※1 多品種生産:複数種類の製品を同一プラントで作っていること
※2 マルチパス:複数の移送経路を持つこと

 

関連製品

  • VizBatch

    バッチ管理制御パッケージVizBatchは、バッチプラントの製造管理機能と制御監視機能を併せ持つパッケージです。

MES・LIMS連携のトレーサビリティ

課題

  • 不適合への迅速な対応が難しい
  • 運転データと品質データがバラバラ

解決

  • 品質データベースの統一構築
  • 運転データと品質データの紐づけ管理
  • 解析、トレースの簡素化

成果

  • 品質管理業務の効率化
  • 迅速な不適合調査・対応の実現

各工程の各作業が正しく行われ、製造・品質・在庫の3つの管理機能がしっかり連携する生産管理システムにより、品質管理が強化されます。

関連製品

  • eFact
    eFact は、お客様の業務・業態の現状(Fact)を踏まえ、短期間に低コストで段階的に生産情報システムを構築するエンジニアリングパッケージ群です。
  • Lab-Aid
    Lab-Aidは、品質管理業務をサポートするLIMS(Laboratory Information Management System)ソリューションです。
    品質管理業務を標準化してコストを低減し、サービスレベル向上を実現します。

フィルム製造ラインの生産管理

課題

  • 製品品質のばらつきを抑えたい
  • 現場状況が把握できるデータ管理がない

解決

  • フィルム製造ラインの生産管理システム
  • 新センシング技術による品質管理

成果

  • 品質が向上し、顧客満足度の高い生産設備を実現
  • 不適合時に迅速な対応が可能な現場

 

フィルム製造ラインのICT化 

ファインケミカルの操業管理における課題、解決、効果

お客様の課題

  • 多品種少量ロット生産対応のため、工程の組み換えが頻繁に発生する
  • 試作や極秘生産のため製造処方・銘柄を自製したいが、エンジニアリングが難しい
  • 製造現場において属人的作業が多く、手間がかかるうえ、品質が安定しない

解決:バッチ管理制御パッケージ VizBatch

  • 頻繁に発生する工程組み換えに対応できるフレキシブルなシステム
  • 製造処方・銘柄の作成・変更をイージーエンジニアリングで実現できる仕組み
  • 現場の人手作業までを範囲とした操業管理の仕組み

効果

  • 突発/短納期要求、高品質要求に柔軟に対応できる製造現場の実現
  • 外注コストの低減、試作品工期の短縮で高効率な製造現場
  • 標準化/効率化され、確実で安心な現場手作業の実現

 

バッチ管理制御パッケージ VizBatch

特長:守備範囲

 

特長:機能階層

VizBatchはバッチに特化し、製造管理機能も包含するパッケージです。

 

特長:手作業/自動制御を統合した実績管理(トレーサビリティ確保)

ロット単位で

  • 手作業実績(秤量、投入品、実施者など)
  • プロセスデータ

を自動収集し、実績管理画面で確認ができます。
また、製造の実績はバッチ報で出力可能です。

 

関連製品

  • VizBatch

    バッチ管理制御パッケージVizBatchは、バッチプラントの製造管理機能と制御監視機能を併せ持つパッケージです。

高機能フィルムソリューション

高機能フィルムの研究から量産・出荷まで「効率化・可視化」を支援

近年高機能・高付加価値化が求められる“高機能フィルム”において、YOKOGAWAが長年培ってきた技術をベースに、その製造プロセスで求められる「歩留改善」や「生産効率の向上」などの具体的なソリューションをご紹介します。

 

お客様が抱える課題

プロセスの問題点

  • 多品種生産のため品質が不安定となり、歩留まりが低下する
  • 中間在庫と製品在庫の適正化が困難
  • 運転ノウハウが個人のスキルに依存している

 

高機能フィルムソリューションとは

高機能フィルム工場では、「研究・開発」「試作・パイロット」および「量産」の3つの領域から改善を進めていく必要があります。YOKOGAWA は「効率的な操業」の視点から高機能フィルム工場の安定的な操業を支援します。

研究開発

  • 研究材料評価データの有効活用
  • 投資に見合う最小限の設備構築
  • 試作・パイロットラインへのスムーズな移行

試作

  • 新品種の早期立上げ
  • 品質安定化へ向けた装置・設備データの評価・解析
  • 試作ラインの安定稼動評価
  • 装置・設備の選定

量産

  • 一定品質による歩留向上
  • 量産ラインの安定稼動
  • ラインの適正診断と改善
  • 省エネへの取組みと改善

高機能フィルムソリューションとは

工場ライフサイクルでの YOKOGAWA の支援
ターゲット工場選定、簡易診断、詳細診断、FS (Feasibility Study)、設計、施工、保守を組み合わせながら、長期に渡りお客様のシステムが最大パフォーマンスを発揮できるよう支援いたします。

 

研究・開発向けソリューション

研究・開発向けソリューション

  • 新規材料試験の業務効率向上
  • 評価・試験データの有効活用
  • 設備投資の最小化

 

試作・パイロットライン向けソリューション

試作・パイロットライン向けソリューション

  • 研究所・試験設備向けDCS
  • スムーズな移行の実現
  • 装置・設備データの評価・解析

 

 量産向けソリューション

量産向けソリューション

  • 生産情報の管理
  • 生産ラインの安定稼働評価
  • 匠の技継承支援 ・品質管理の業務効率向上
  • リアルタイムデータの収集・解析
  • ラインドライブの可視化
  • 多軸モータ制御のネットワーク化

研究・開発向けソリューション

概要新規材料試験の業務効率向上評価・試験データの有効活用設備投資の最小化

 

概要

研究・開発ソリューション概要

新規材料試験の業務効率向上

研究・開発部門に求められる高品質な研究・評価結果、業務の迅速性・正確性、コストダウンなどの課題を解決し、試験業務・品質管理業務の効率化とデータの精度向上を実現します。

♦ソリューションのご提案

評価計画、依頼から評価レポートの発行および評価判定まで、研究・開発部門の業務をサポートするだけでなく、評価データの自動収集、規格値・統計値による自動判定、評価レポートの自動発行など業務の効率化を実現します。

また、分析計の校正管理や試薬管理、年間トレンド、管理図など細部にわたる品質管理業務支援を実現します。研究・開発業務、品質管理業務の効率化および評価データ精度向上への最適なソリューションをご提供します。

業務効率向上ソリューション

♦導入効果

以下のような品質管理業務の効率化を実現します。

  • 品質管理業務の標準化支援
    評価・解析業務をシステム化することにより、業務の標準化が図れることにより、業務の効率化、ヒューマンエラーの防止を図ることができます。
  • 評価機器からのデータ自動収集
    評価機器からデータを自動収集することにより、今まで必要であった「手入力」、「データの読み合わせ確認」、「規格チェック」などの作業が不要となり、研究・開発業務の迅速化・効率化を図ることができます。

分析機器のパラメータ設定を行うことにより、様々な分析機器と親和性の高い接続を実現します。
プロトコルコンバータによりネットワークに直結するため、変換プログラムも不要。

以下にその一例を示します。
分光光度計、原子吸光度計、ICP 計、水分測定装置、電子天秤、色彩色差計、PH 計、電量滴定装置、X 線計、微量硫黄分析計など

  • 規格値、統計値(3δ)との自動判定
    分析機器から自動収集したデータを、規格値・統計値 (3δ) を自動判定することにより、分析・試験業務の迅速化、効率化を図ることができます。
  • 規格値管理や報告書式への対応
    お客様の規格に合わせた評価レポートに対応することができます。

 

評価・試験データの有効活用

分析・試験部門・品質管理部門に散在する評価・試験データを、統合管理・可視化・有効活用することで業務効率の向上を実現します。

♦ソリューションのご提案

研究・開発部門、試作部門や品質管理部門の評価・試験データを統合管理することにより、類似した開発の参考データとして容易に活用することができます。

また、業務の可視化・標準化を推進することにより、部門および部門間の課題を早期に特定し改善を行うことが可能です。業務の迅速化、精度向上、コストダウンなどを実現します。

例えば

  • 評価報告書
  • 評価データ
  • 評価写真
  • 研究部門
  • 試作部門
  • 部門間
  • 自社ユーザ管理を統制
  • 自社ユーザ制限

必要な機能、アプリケーションを選択し、「技術情報プラットフォーム」へ連結

kakkko

研究・試作データの有効活用

工場ライフサイクルでの YOKOGAWA の支援

FS (Feasibility Study)・設計・導入・保守を組み合わせながら、長期に渡りお客様のシステムが最大パフォーマンスを発揮できるよう支援いたします。

♦導入効果

プロセス開発から量産に至るまでの評価・試験データの共有

  • 情報を連携し、研究・開発、試作部門から製造部門へ、スムーズに評価・試験データを共有することで、「開発期間の短縮」を実現します。

エンジニアリング開発業務における評価・試験データ情報の共有

  • ペーパーレスおよびワークフローにより、業務の時間短縮を実現します。
  • 履歴データの再利用により、試作回数を低減します。
  • 個人の専有情報をナレッジ情報として共有化を実現します。

リアルタイム情報の共有によるエンジニアリング開発業務の可視化

  • 業務仕掛分布の把握を可能にします。
  • 個別業務・全体業務のタクトタイムやボトルネックを早期に発見します。
  • 業務の進捗管理・実績管理をリアルタイムに行えます。

コスト削減

  • 実験・試作回数やデータ計測回数の削減により、「コスト削減」に寄与します。

エンジニアリングコラボレーション環境の実現

  • 開発メンバー間の情報連携を実現します。
  • 地理的距離を解消する「仮想プロジェクト室」を実現します。

 

設備投資の最小化

お客様の投資コストを最小化し、最適な研究・開発ラインが最大パフォーマンスを発揮できるようご支援いたします。

♦ソリューションのご提案

調節計や記録計を組み合わせ、お客様のコストに見合う最適な構成をご提供します。
また、次フェーズへの移行も既設の調節計や記録計を流用し、データロガーやPLCなどを拡張することによって投資対効果の向上を実現いたします。

♦導入効果

“迅速な運転条件の解析” が可能な簡易制御・監視をご提供します。

投資に見合う最小限の設備

試作・パイロットライン向けソリューション

概要研究所・試験設備向けDCSスムーズな移行の実現装置・設備データの評価・解析

 

概要

試作・パイロットライン向けソリューション

研究所・試験設備向けDCS

フィルム製造の小規模な工程でも、制御システムが適材適所を実現します。

♦ソリューションのご提案

研究所や試験設備でも、多くの場合、プロセス特性上は DCS がフィットしており、量産ラインへもスムーズにノウハウを移行できます。

研究所・試験設備向けDCSシステム

♦導入効果

  • 製造工程全体の操作監視が可能です。
  • 運転帳票を作成できます。
  • 運転データの長期保存が可能です。
  • 運転パラメータを管理します。

 

スムーズな移行の実現

研究・開発や試作など散在しているデータを統合し、マトリクス相関による歩留まり向上に効果的な相関因子の絞り込みやトレーサビリティのための可視化ソリューションをご提供します。

♦ソリューションのご提案

研究・開発で得られたレシピデータや生産条件データを、試作・パイロットラインに活用することで、ラインの立上げがスムーズに行えます。
データロガーや PLC を拡張する以外は、研究・開発に用いた調節計やシステムをそのまま流用することにより、投資を抑えた試作・パイロット・量産ラインを実現いたします。

ライン全体の操業状態を計装システムで監視し、問題点を迅速に把握することができます。
秤量・調液・混合などコーティング材料の前工程の制御はもとより、後工程のラインドライブ・空調・物流・回収まで、全ての工程の操作・監視を行なうことができます。
また、上位生産情報管理システムによる銘柄管理機能との連携、レコーダや各種制御装置など現場情報の一元管理、さらに、作業指示・操作支援による手投入工程の標準化が可能となります。
管理室から現場調節計を操作/監視・可視化し、操業全体をダイレクトに最適化します。

♦導入効果

手動の生産設備を、自動化/半自動化することにより、増改造などの改善活動が自部門で容易に行え、エンジニアリング効率が向上します。
プログラミングなしでエンジニアリングできるツールの使用により、銘柄追加・工程追加を行えるため、費用の低減を実現します。

現状の設備

“迅速な運転条件解析” が可能な簡易制御・監視を提供 

試作ラインへ拡張

incline

最適運転条件を試作評価へスムーズに反映させたフレキシブルな実証検証が可能

拡張後の設備

 

装置・設備データの評価・解析

解析エンジニアは高精度のデータを取得できるようになりましたが、「個々のデータを連結する手法がない」、「解析すべきものを探すのが困難」など、新たな課題が出てきています。
そのような課題解決に向けて、膨大な評価・検査データの中から良品・不良品の傾向を可視化するソリューションをご提供します。

♦ソリューションのご提案

  • 解析エンジニアの近年の課題
    • 散在するデータの収集
    • Excel などへのデータの入力
    • 品質に関与するパラメータのデータ相関把握
    • 解析対象を絞込むための大まかな傾向分析
    • 詳細解析の実施

<img src="/chem/solution/film/img/visible_quality.gif" alt="解析エンジニアの近年の課題" width="479px" height="232px">

膨大な評価・検査データの中から必要なデータを連携させ、「大まかな傾向」を把握し、詳細解析対象の効率的な絞込みを実行します。解析エンジニアの評価・解析作業を簡素化することが可能です。

生産情報管理システムとの連携により、入力作業の低減を実現いたします。
また、Web サーバーを実装することにより、生産工場以外でも場所を選ばずに評価解析や結果の参照、結果データのダウンロードが可能になります。

♦導入効果

  • 膨大な評価・検査データの中から、必要なデータを連携します。
  • 「大まかな傾向」の把握が可能となります。
  • 詳細解析対象の効率的な絞込みを実現します。

メリット

  •  既存の解析システムをリプレースするのではなく、補完し合うものとしてご使用できます。

 YOKOGAWAがご提供する解析システムの考え方

一般的な解析システムとの違い

一般的な品質解析システム 項目 YOKOGAWA のソリューション
歩留まり低下の“原因”の特定 目的 歩留まり低下の“傾向”の発見
専門知識を有する品質担当者 対象ユーザ 限定せず(現場・品質担当者/経営者..)
多種多様な統計解析 解析機能 相関関係などに限定
3D表示など他種類のグラフィック表示 表示機能 ポータルサイトとして“見やすさ”を追求
統計知識が必要 操作方法 ポータルサイトとして“使いやすさ”を追求
追加オプション 解析レポート 標準サポート
費用
イメージ
深く、狭く ×n
イメージ
備考
イメージ
早く、広く

 

♦量産ライン向けソリューション

概要生産情報の管理生産ラインの安定稼働評価匠の技継承支援品質管理の業務効率向上リアルタイムデータの収集・解析ラインドライブの可視化多軸モータ制御のネットワーク化

 

概要

量産ライン向けソリューション概要

 

生産情報の管理

生産情報、プロセス情報、欠点情報を統合的に管理・分析し、P・D・C・Aサイクルを回すことにより生産の歩留まりを改善します。また、原料から製品までのロットトレースにより、トラブル時の迅速な原因究明を支援します。

♦ソリューションのご提案

  • 在庫シミュレーション
    在庫シミュレーションにより、在庫の推移、発注時期の予測が可能となります。シミュレーションと実在庫推移から、仕掛り在庫の低減を実現します。
    在庫シュミレーション

    在庫シミュレーションは、製造指図データと連携することにより最適な在庫を予測します。また、出荷計画から、原料の在庫推移の可視化を実現します。
    各製造工程・基本処方に定義された投入原料に対する製造量・製造日ごとの原料使用量を明確にし、原料購入予定と併せることで、マイナス在庫発生点を判定します。

  • 巻取り管理
    段取替え時間の短縮、歩留まり向上などの効率的な生産が可能となります。プロファイルや操業実績データを基に歩留まり要因を解析し、操業パラメータへ反映することにより、巻取りロールの品質向上を実現します。
    操業オペレータのノウハウを形式化・標準化し、安全・安心・安定品質の操業を実現します。
  • スリットプロセス管理
    原料から製品までをロットトレースすることにより、迅速な原因究明が可能となります。ロールごとのプロファイルデータを基に、最適なスリット計画の立案を実現します。これにより、仕掛り在庫の削減を実現します。

♦導入効果

生産情報管理の業務と生産の効率化を実現します。

  • テンプレート
    生産管理テンプレートを用いることによって、短期間でシステムを導入できます。
  • モジュール
    お客様のニーズに応じて必要なモジュールを選択し、最適なシステムを構築します。
  • Excelアドイン
    生産情報や生産実績情報はExcel への出力が可能であり、帳票として利用できます。また、Excel データは、生産管理の内部データの更新や専用のデータテーブル構築などに使用できます。
  • ロットトレースト
    ロットを指定することにより、「原料から製品まで」と「製品から原料まで」のロットトレースが可能になります。また、ロット情報(指示、実績)の階層化表示は視覚的に分かりやすく表示されるため、ロットトレースが容易に行えます。
  • 在庫削減
    一般的に、工場はプッシュ型とプル型の混合型モデルとなっており、プッシュ型とプル型の間の検反工程とスリット工程間には中間在庫が存在します。この中間在庫と製品在庫の生産計画を可視化することで、受注決定の有無・納期回答など迅速に対応し、更に死蔵在庫の低減を実現します。
    在庫削減

 

生産ラインの安定稼働評価

最新のパターン認識技術を駆使し、プロセスデータのバランスから品質特性を推定してリアルタイムに表示します。異常と推定される場合には、工程の異常要因を判別してバラツキを表示し、生産ラインの安定稼働を支援します。

♦ソリューションのご提案

コスト競争の激化や原材料価格の変動など、環境の変化へ対応してゆくには更なる歩留まり向上が求められます。
お客様の生産ラインの安定稼働を支援し、歩留まり向上に貢献するソリューションをご提供します。

歩留まり向上

  • 解析支援サービス
    お客様のプロセスデータを元に、独自の運転解析手法で要因を解析し、レポートを作成します。
    解析支援サービス 
  • システム開発サービス
    お客様に適合した、品質特性リアルタイムモニタリングなどのシステム開発サービスを行います。
    システム開発サービス
    画面イメージ
    ※ 画面はイメージです。

♦導入効果

生産ラインの評価を行い、安定稼動を実現します。

  • 解析支援サービス
    品質が最良だと想定される試作・製品製造ロットを基準とし、ご提供いただいた様々な情報を独自の手法を用いて解析し、影響を及ぼす因子や相関などの影響度やその他の課題をまとめたレポートを作成します。解析支援サービス
    • ライン構成
    • 時系列データ(因子毎)
    • 基準ロット情報
    • 品質規定情報
    • など
      解析支援サービス
    • 受領データの確認
    • 問題点と目的の確認
    • 独特の手法による解析
    • 結果の考察・解釈
    • など
  • システム開発サービス
    解析サービスで得られた情報をもとにシステムを構築し、お客様の生産ラインの影響因子、影響度、警告メッセージなどをリアルタイムに表示します。
    これにより、改善アクションを迅速に実施することができ、試作・製品の品質安定化に貢献します。 
    システム開発サービス

 

匠の技継承支援

運転手順書と熟練運転員のノウハウをモデル化することで、熟練運転員の知識技能の継承を支援するソリューションをご提供します。

♦ソリューションのご提案

熟練運転員の運転ノウハウ・運転レベルを標準化・自動化することにより、運転効率の向上を実現します。

熟練者の運転ノウハウがシステム化できます!

生産工場ラインのスタートアップやシャットダウン、品種切替えなどは、オペレータのスキルによって運転品質にムラが生じる手動操作中心の運転領域です。 匠の技継承支援ソリューションにより、知識・技能継承を支援いたします。

匠の技を忠実に再現
匠の技を忠実に再現
匠の技を忠実に再現

♦導入効果

  • 理論をベースにした応用のきく技術伝承が可能です。
  • 日々変動するプラントでの最適運転条件をご提供します。
  • プラント内部の現象と一歩先の稼働状況を可視化します。

 

品質管理の業務効率向上

品質管理業務に求められる、高品質な評価結果や業務の迅速性・正確性、コストダウンなどの課題を解決し、業務の効率化とデータの精度向上を実現します。

♦ソリューションのご提案

計画・依頼から成績表発行、出荷判定まで、品質管理部門の業務をサポートするだけでなく、データの自動収集、規格値・統計値との自動判定、レポートの自動発行など業務の効率化とデータの精度向上を実現します。

また、分析計の校正管理や年間トレンド、管理図など細部にわたり、品質管理業務の効率化・標準化を支援いたします。

業務効率向上ソリューション

♦導入効果

品質管理業務の効率化を実現します。

  • 品質管理業務の標準化支援
    業務をシステム化することにより、業務の標準化が図れることにより、業務の効率化、ヒューマンエラーの防止を図ることができます。
  • 分析機器からのデータ自動収集
    分析機器からデータを自動収集することにより、今まで必要であった「手入力」、「データの読み合わせ確認」、「規格チェック」などの作業が不要となり、分析・試験業務の迅速化・効率化を図ることができます。

分析機器のパラメータ設定を行うことにより、様々な分析機器と親和性の高い接続を実現します。

以下にその一例を示します。
分光光度計、原子吸光度計、ICP 計、水分測定装置、電子天秤、色彩色差計、PH 計、電量滴定装置、X 線計、微量硫黄分析計など

  • 規格値、統計値 (3δ) との自動判定
    分析機器から自動収集したデータを、規格値・統計値 (3δ) を自動判定することにより、分析・試験業務の迅速化、効率化を図ることができます。
  • 顧客ごとの規格値管理や報告書式への対応
    同じ品目でもお客様により要求規格が異なる場合があります。出荷するお客様の規格に合わせた製品出荷することができます。

 

リアルタイムデータの収集・解析

現場のデータを収集し傾向を分析することにより、故障回数の低減を実現します。

♦ソリューションのご提案

制御システムの操業データを最適な形に加工・蓄積し、上位基幹業務へ提供することによって間接業務の工数を削減し、製造現場と基幹業務のデータをシームレスに連携します。
生産ライン制御を行う DCS・PLC といった制御システムから PIMS、ERP といった基幹業務システムまで、全社統合ソリューションを一貫したコンセプトでご提供いたします。 

リアルタイム操業データの収集・解析

♦導入効果

  • データを集める
    制御システムのデータを、OPC インターフェースを介してリアルタイムデータベースに収集します。
  • データを加工する
    リアルタイムデータベースに蓄積されたデータにより、時間締め・日締め・月締めデータなどを生成し、更に上位システムで扱える生産データへ加工が可能です。
  • データを貯める
    リアルタイムに「集めた」データや「加工した」データを、ヒストリアンデータとして長期間保存します。ヒストリアンデータは各種外部メディアに保存することができるため、半永久的にデータを保存することができます。
  • データを見せる
    専用クライアントを使用することにより、グラフィックやトレンド形式でデータを表示することができます。また、Excelアドインで Microsoft Excel のスプレッドシート上にデータを貼付けたり、OLE DB インターフェースを介して 3rd パーティソフトウェアにデータを提供することができます。

これにより、インターネットやイントラネットに接続された環境でプロセスデータを様々に活用することができます。

 

ラインドライブの可視化

ラインドライブの回転状況・速度・異常などをリアルタイムに監視します。また、ドライブ調整を統合管理し、メンテナンスの作業効率を向上するソリューションをご提供します。

♦ソリューションのご提案

PLC で収集したラインのドライブ状況のデータを、タッチオペレーションパネルなどでトレンド表示することにより、各ドライブの回転状況や速度などを可視化します。また、回転状況の異常は外部へアラーム通知を行うことにより、作業員の負荷を軽減します。

ラインドライブの可視化

♦導入効果

  • ドライブの調整
    ラインドライブコントローラはもとより、その先に接続されたモータドライバやインバータなどのパラメータの調整・設定まで、タッチパネルを使用したメンテナンス作業が可能となります。それにより調整作業も少人数で行うことができ、作業効率が向上します。
  • ドライブのメンテナンス
    専用ツールにより、ラインドライブコントローラからラダー制御までのメンテナンスの作業効率が向上します。また、表示器と組み合わせることで、更に作業効率の向上が可能となります。

 

多軸モータ制御のネットワーク化

1台のコントローラで装置・設備内に複数ある多軸モータを統合制御することにより、コストの低減を実現します。

♦ソリューションのご提案

装置・設備状況に合わせたフレキシブルな構成により、制御性向上、タクトタイム短縮、生産性向上を実現します。
また、最新の MECHATROLINK-III ネットワークへ対応することにより、省配線でシンプルな構成によるコストの低減を実現します。

[MECHATROLINK-IIIについて]

  • マルチベンダのオープンモーションネットワーク
    標準化団体 MECHATROLINK 協会が仕様を策定・公開している、Ethernet ベースの新しい高性能・高機能ネットワークです。
  • 各社の機器、MECHATROLINK-III に対応
    ステッピングモータ、入出力機器、インバータなども今後対応予定です。

♦導入効果

  • 高速・大容量通信により、高速・高精度な位置決め制御に対応します。
  • 同時に最大 8個/軸のモニタ情報の読出しが可能で、装置の詳しい稼働状況をモニタで表示します。
  • モータの性能 (高速回転、高分解能) をフル活用できます。
  • 最大15軸の直線補間動作、任意の軸を組み合わせた直線補間動作の複数起動、動作中の速度変更/目標位置変更などにより、多様な位置決め制御を可能とします。
  • カスケード接続・スター接続を可能とし、局間 100m に対応します。

プラントオペレーション高度化

STEP1:現状課題の把握STEP2:真のプロセス情報の追求STEP3:更なる高度安定化STEP4:非定常運転の自動化|STEP5:設備の監視と安全強化

STEP1. プラントオペレーションの現状課題の把握

課題

DCS による CRT オペレーションが定着する一方、プラントオペレーションにおいては、アラームの多発や頻繁な手動介入が新たな課題となっています。 原因の一つとして、アラームの設定値、PID 等のチューニング常数が初期値のまま使用されている事もあげられます。

解決のアプローチ

これらに対する解決の最初のアプローチとして、アラームや手動操作回数の多いループのワースト10 をリストアップする事により、課題を抽出する方法が取られております。 具体的には、アラーム解析ツールExaplog(横河電機) やアラーム解析パッケージ (三菱化学エンジニアリング社) を用い、DCS 内のヒストリカルデータをパソコンで解析することができます。
下図の様に、アラームや手動操作頻度をグラフ化することで、現状の課題が一目瞭然に把握できます。

イベント解析パッケージ Exaplog

イベント解析パッケージ Exaplog

Exaplog 解析画面例

  • PL (Process Log) View画面例
    Exaplog 解析画面例
     
  • EBT (Event balance trande) 画面例
    EBT (Event balance trend) パターン例

STEP2. 真のプロセス情報の追求

課題

プロセス制御においては、製品の性状や品質などを直接知ることができないため、流量、圧力、温度などを制御しています。
運転指標である製品の性状や品質の変化を早く知るために、アラームの設定幅を狭くしたり、監視用のセンサーの数を増やして対応しています。 製品の性状や品質データを直接測定しようとしても、従来は、分析に時間がかかる、オンライン分析計がない等の理由から困難でしたが、今日の技術の発展で可能になってきています。


解決のアプローチ

その代表的なものとして、プロセスガスクロマトグラフ、近赤外分光分析計などがあります。 また、モデリング技術等を利用して、これまで測定できない製品の性状や品質を推定することも可能になってきています。 最近話題になっている方法として、 フーリエ変換近赤外分光分析計 NR800 による製品の性状・品質のリアルタイム測定やニューラルネットワーク Exaneuroによる製品の性状・品質の推定があります。
これらの方法は、従来の分析方法と異なり、時間遅れ無しに結果がわかるため、制御ループに組み込むこにより直接製品の品質制御が可能となりました。
 

フーリエ変換近赤外分光分析計 NR800
フーリエ変換赤外分光分析計
NR800

プロセスガスクロマトグラフ GC1000
プロセスガスクロマトグラフ
GC1000 MarkII

活用例の紹介

  • ニューラルネットワークによる性状推定例
    ニューラルネットワークの活用例(蒸留塔の性状推定)をご紹介します。


製品一覧

  • プロセスガスクロマトグラフ GC1000 MarkII
  • フーリエ変換赤外分光分析計 NR800
  • 性状推定パッケージ Exarque

STEP3. 定常運転における更なる高度安定化

課題

プラント運転の更なる安定化を進めていく上で高度制御等の導入も検討に入れる必要があります。


解決のアプローチ

プロセス制御の更なる安定化や製品品質の直接制御を目指し、横河電機は高度制御エンジニアリングをご提供します。
高度制御 (Advanced Process Control) の導入にあたり、フィージビリティー・スタディから高度制御パッケージの導入のエンジニアリング、導入後の保守サービスまでをトータルサポートいたします。

  • 多変数モデル予測制御

多変数モデル予測制御は、従来のシングルループ制御と異なり、プロセスユニット単位の複数の入出力を制御します。 また、制御アルゴリズムとしては、プロセスの応答特性モデルを持ち、将来を予測した操作出力を決定します。

多変数モデル予測制御

  • 制御性改善フィージビリティー・スタディ

手動操作の削減や多変数モデル予測制御の導入においては、既存ループ構成の見直しや PID の最適チューニングが不可欠です。この様な制御性の改善を行う事だけでも、運転効率をあげ、直接の利益の向上が期待できます。
横河電機では、プロセスの制御性改善支援として、お客様に代わってアラームや操作頻度の解析を行い、プラント運転の問題点の抽出と整理を行い、その結果を基に制御性の改善提案を行います。

事例

日本海石油株式会社 様 導入事例-原油蒸留プラントへの適用

STEP4. 非定常運転の自動化

課題

非定常運転は、運転員が主体で運転されており、これがプラントの安定化,省人化のボトルネックになっています。


解決へのアプローチ

熟練運転員の非定常運転のノウハウを自動化できれば、運転の効率化 (コスト改善) に大きく寄与します。非定常運転の自動化に対し、横河電機は運転効率向上支援パッケージ Exapilot をご提案します。


主な非定常運転

  • スタートアップ
  • シャットダウン
  • 銘柄変更
    生産量変更

解決へのアプローチ

一般的にバッチプロセスでは、バッチ開始から終了までの工程の自動化が進んでおります。しかし、連続プロセスにおいては、頻度の低い非定常運転は手動運転を前提とした設計になっているために、リモート化されていないセンサや操作端も多く、バッチプロセスで実現されているような自動運転の実現を困難にしています。

一方、定修期間の延長による非定常運転の機会の減少、熟練運転員の減少の中で、非定常運転の自動化と安全運転確保の必要性が近年益々高まっております。
運転効率向上支援パッケージ Exapilot は既存 DCS に容易に接続可能で、オンラインSOP (Standard Operation Procedure) による非定常運転の自動化と運転支援を実現します。

これにより

  1. 工程ロス・ミニマムによる生産性の向上
  2. 運転レベルの均一化
  3. 熟練運転員のノウハウ継承

が可能となります。

運転効率向上支援パッケージ Exapilot

STEP5. 設備の監視と安全強化

課題

近年、ダイオキシン、環境ホルモン等、社会的な環境・安全問題について関心が高まっています。 このような状況の中で、以前にも増してプラントの安全運転が重要視されております。
具体的な対策として、

  1. プラント設備の監視・管理
  2. プラント異常時の安全確保
  3. プラントの監視

が重要になってきています。


提案

  1. プラント設備の監視・管理
    プラントの高稼働率と安全運転維持のためには、設備異常の早期発見が重要です。 このため、オペレータは定期的にフィールドを巡回・点検し、プラント設備の異常発見に努めております。 プラント設備の異常発見には、様々なフィールドデータの蓄積と傾向管理が必要です。巡回・点検時のフィールドデータ収集作業の負担の軽減、均質化、データベース化のために横河電機では巡視点検支援システム IPPAT をご提案します。
     
  2. プラント異常時の安全確保

    定常・非定常運転の自動化のためのシステムの高度化に伴い、ますます異常時における安全確保のシステムが必須となります。このための ESD (緊急シャットダウンシステム) はより高信頼性が要求されます。
    近年、従来のリレーによる ESD から安全計装システムよる、よりフレキシブルで信頼性の高い ESD の構築が検討されております。グローバルな環境問題への関心の高まりの中で、IEC による「国際安全標準規格」に対応して、日本でも JIS 規格化の動きがあります。
    YOKOGAWA ではこのような御要求にお応えできるソリューションとして、30 年以上にわたる豊富な実績を持つ安全計装システム ProSafe をご提案いたします。

    解決へのアプローチ

  3. プラントの監視
    工場の合理化、計器室の統合が進むにつれてカメラによるプラント監視が求められております。横河電機では小型高機能の工業用 CCD 防爆カメラを用意しております。
    特にパンチルト式防爆型カメラは他社に比べて群を抜く軽さ (18kg)です。

高度制御ステーション(APCS)

概要

Advanced Process Control Station(以下APCSと記載)は、高度制御や高度演算、効率改善などを実現するために、CENTUM CS 3000システムにラインアップしました新しいステーションです。
CS 3000システムだけでなく、既存のCENTUM CS、CENTUM-XL、CENTUM-Vシステムにも接続が可能です。また、APCSのハードウエアは、汎用のPC-Serverを用い、安価にシステム構築することができます。

特長

APCSには、以下の特長があります。

  1. 豊富な標準機能ブロックを搭載
    CENTUM CS 3000システムの制御ステーションに搭載している、豊富な制御・監視等の機能ブロックを搭載しています。
  2. ユーザにてアルゴリズムを構築可能なユーザカスタムブロックを装備
    ユーザにて、入力演算や制御演算、出力演算など、汎用のVisual C++言語を用いて様々なアルゴリズムを構築可能なブロックです。
  3. PC単体で実現可能なシミュレーションテスト機能を装備
    PC単体にて、APCSとFCS(CS 3000の制御ステーション)とを組合せた、総合的なデバッグテストを実現可能です。
  4. CS 3000のヒューマンインタフェイス(HIS)にてオペレーションの一元化を実現
    APCSで実現する高度制御や高度演算等は、FCS側のレギュラトリー制御の各タグと同じように、CS 3000のヒューマンインタフェイスステーション(HIS)にて、監視操作が可能で、オペレーションの 一元化を実現致します。

<システムの構成例>
高度制御ステーション(APCS)システム構成例

ニューラルネットワークによる性状推定例

本例は2段の蒸留塔の温度、圧力、流量から2段目の性状予測した例です。

当社のニューラルネットワークパッケージ(Exarqe)を使用し蒸留塔の性状を予測しています。予測データ(上段の青線で示されたデータ)と、オンライン分析計の出力データ(中段の赤線で示されたデータ)を重ねてみると推定結果と分析データが非常に良く一致しています。 ニューラルネットワークを利用した場合の特徴は、

  • サンプリングや分析の遅れがない
  • 機器故障がない(少ない)
  • 非線形モデルなので数式等による従来推定法と比べ、高精度が期待できる。

などがあります。このような特徴を利用して、分析計のクロスチェックや 直接性状制御への応用が考えられます。

ニューラルネットワークによる性状推定例

電解槽温度制御への多変数モデル予測制御の適用

概要

電解プラントの制御において、電解槽の負荷変動や電解電流の変化に対し、温度,圧力,苛性ソーダの濃度等のバランスをとる制御が難しく、運転員の負荷が高いとされています。ここでは、電解プラントのシフト運転(夜間電力を用い低コスト生産による負荷変動)時の電解槽温度制御に多変数モデル予測制御を導入し、効果が得られた事例を紹介します。

電解槽の温度は、イオン交換膜の効率と膜寿命に大きく影響する為、一定の幅に管理されております。
シフト運転の負荷変動時にも、この管理幅と温度配を一定に管理する必要があり、その運転には、数十回の手動操作と、高い運転技術が必要とされています。

電解槽温度制御への多変数モデル予測制御の適用

制御上の問題点

  1. 操作量である苛性ソーダ温度、塩水温度に対する電解温度の応答が遅い。
  2. 外乱となる電解電流の電解槽温度に対する影響が非常に大きい。
  3. 電解槽温度を制御する操作量が、苛性ソーダ温度と塩水温度の2箇所あり、優先度を考慮する必要がある。
  4. 電解電流によってプロセスの動特性が大きくかわる。

導入効果

これに対し、PID制御の組み合わせでは、対応が難しく多変数モデル予測制御を適用し、以下の効果を得ました。

  1. 電解槽温度は、ほぼ管理範囲内に制御できた。
  2. 電解電流の変化に伴うプロセス動特性変動に対しても安定に制御できる。
  3. 従来シフト運転時に手動で行っていてた十数回の操作がまったくなくなり、オペレーターの負荷が軽減された。
  4. 人的ミスがなくなり、確実な温度管理が行えるようになり、イオン交換膜の寿命においても効果が期待できる。

制御性改善

導入した各種ツールを活用して、お客様自身がPDCAサイクルを回し、改善活動を継続できるようサポートします。

 

1.PIDチューニング

既設のDCSループ機能を有効活用します。プラントの問題点の把握や、 品質向上のヒント発見にプロセスデータの活用は欠かすことができません。 PIDチューニングには、各種トレンドの解析ツールなどと共に、以下の ような機能が用意されています。

プロセスの同定

プロセスの同定 多変数モデル予測制御パッケージExasmoc画面例

多変数モデル予測制御パッケージ Exasmoc画面例

プロセスを最適に維持するための変数調整をオペレータの判断だけで 行うのは非常に困難です。Exasmocは、各変数間に拘束条件や経済効果 などの相互関係を与えることで、最適運転と経済運転を同時に満足し、 プロセスの安定化と効率化を実現します。

PIDチューニング

PIDチューニング トレンド表示・解析パッケージ Tri-TREND解析画面例

トレンド表示・解析パッケージ Tri-TREND解析画面例

プロセスデータの表示期間を設定するだけで、トレンドグラフを表示します。 異なる時刻のトレンドの重ね合わせ表示も可能で、グラフの比較が容易に できます。また、データの解析やPID制御のシミュレーションにも活用できます。

 

2.DCS手動操作削減、アラーム削減

手動操作項目を抽出し、制御面での課題解決策を示します。

alt="DCS手動操作削減、アラーム削減 イベント解析パッケージ Exaplog 画面例"

イベント解析パッケージExaplog画面例

DCS のイベントログから、生産プロセスの様々な問題点を定量的、 視覚的に究明し、運転効率の改善と継続的な向上を支援します。

<某化学会社様 導入事例>
10日間の解析で、DCS イベント全体の 約45% を改善(削減)
導入前:約 5,800 イベント/日→導入後:約 3,000 イベント/日

無線緊急遮断ソリューション

法的基準を満たす災害対策として、 YOKOGAWA ではプラントワイドフィールド無線によるバルブ緊急遮断ソリューションを提供しています。無線でバルブを遠隔操作できるため、安全面・コスト面で大きなメリットがあります。

 

緊急遮断対応の必要性

法的基準により、危険物施設は震災等対策ガイドラインに基づいた対策が必要です。
[対象となる通達(抜粋)]

  • 平成17年1月 消防危第14号「危険物の規制に関する規則の一部を改正する省令等の施行について」
    • 液面揺動が生じて浮き屋根上に貯蔵危険物が滞油した場合、排水設備を介して外部に漏えいすることを防止するため、流出するおそれが生じた場合に速やかに流路を遮断することができる等の機能を有すること。このため弁を設ける場合にあっては、非常の場合に自動又は遠隔操作によって閉鎖する機能を有すること。
  • 平成24年8月 消防危第197号「危険物施設の地震・津波対策に係る予防規程の策定について」
    • タンク底板から3メートル以上の津波浸水が想定された特定屋外貯蔵タンクにあっては、配管を通じた当該タンクからの危険物の流出を防止する措置について予防規程に定める必要があること。

出展:消防庁ホームページ(http://www.fdma.go.jp/)

 

概要

低コストでスピーディーな導入が可能

フィールド無線用電磁弁操作モジュール FN910 とフィールド無線用通信モジュール FN110 と組み合わせることで、空気式バルブの無線遠隔操作を実現しています。有線ではないため、防爆仕様のケーブルや配線設備・工事などが不要です。それにより導入コストが抑えられ、工期も短縮できます。

外部電源不要で、災害時に強い

無線通信やバブル開閉の電源は電池です。(電池寿命10年/条件依存) そのため、災害時による電源喪失の影響を受けることなくバルブを遠隔操作できます。さらに、一度設置すればメンテナンスはほぼ不要で、ランニングコストも低く抑えられます。

緊急遮断弁操作モジュールの特長

  • TIIS 防爆対応
  • 無線機器間で最大 500m 程度の通信距離があるため、無線中継により最長 2km 離れた場所でも遠隔操作が可能
  • 操作指示から最短 5秒でバルブが動作を開始
  • 管理ステーション1台あたり最大 250台のバルブを一元管理可能
  • バッテリー交換: 汎用電池を使用しており、防爆エリアでもお客様による電池交換が容易 (電池の寿命は約10年)

緊急遮断ソリューション概要図

緊急遮断ソリューション概要図

電磁弁内蔵 DI/O ボックスの構成例

  • フィールド無線用電磁弁操作モジュール FN910
  • フィールド無線用通信モジュール FN110
  • ラッチ型電磁弁 1台
  • 空気配管
  • 圧力スイッチ
  • リミットスイッチ
  • 防水鋼板製ケース
  • 保護等級 IP67 に準拠したボックスの作成が可能

*以下の条件で内部への侵入がないこと
塵埃試験: 8時間/浸水試験: 水深1m 30分間

電磁弁内蔵 DI/O ボックスの構成部例

 

対象業種と設置例

石油・化学・鉄鋼・ガス・電力・紙パルプなどの業種に適応します。

プラント(石油・化学)
プラント(石油・化学)

排水設備
排水設備

焼却場
焼却場

井戸元
井戸元

パイプライン
パイプライン

海上プラットフォーム
海上プラットフォーム

タンクヤード
タンクヤード

発電所
発電所

 

概要:

硝子・化学品大手製造のセントラル硝子株式会社では、硝子業界特有の業務を新システムへ徹底的に落とし込んで開発。国内全4工場にPIM-Aidを統一プラットフォームとして展開し、ERPシステムに接続。日次、月次業務の合理化から報告のスピードアップによる迅速な意思決定を支援。

概要:

高度な分析管理システムを保有している株式会社三井化学分析センター。eMethodフレームワークによるLab-Aid/Plusで販売業務管理システムを再構築し、業務プロセスのスピード向上を実現します。

概要:

変化のスピードが速く、回路の小型集積化や高性能化が急激に進む半導体業界。微細加工技術はナノメートルという領域で日々進化を続けている。半導体製造に不可欠な化学薬品 フォトレジストにも、この微細加工技術に対応した高性能高品質の製品が求められている。半導体製造メーカーからフォトレジストメーカーへの要求は日々高度化し、製品の性能や品質のみならず、今や医薬品製造にも劣らない製造工程のトレーサビリティが求められるようになってきている。
東京応化工業株式会社 (TOK) は、最高品質のフォトレジストを製造するために、台湾の苗栗縣銅鑼に最新鋭の製造設備と製造実行システム (MES: Manufacturing Execution System) を兼ね備えた銅鑼工場を設立した。MES の導入により、作業工程を徹底的に標準化した。銅鑼工場は操業開始直後から常に安定した高品質のフォトレジストを製造、顧客からの信頼を勝ち得ている。

概要:

YOKOGAWAの物流システムは、幅広い業界へ261サイトの導入実績を持ち多くのお客様から信頼を頂いてます。物流ソリューションパッケージ MaterialStreamリプレース事例をご紹介します。

概要:

大塚グループ企業の一つで、化学品の製造販売を手掛けています。eServ導入により、すべての設備情報が一元化され、生産機会損失の原因が明確になり対策の進捗まで全員でフォローできるようになりました。

概要:

ERPシステムだけではカバーできない現場業務を国内全5工場へのPIM-Aidを展開することで全社共通MES基盤を整備。ERPとのデータ連携と操業現場業務の効率化を実現します。

概要:

新居浜地区・大江地区・菊本地区の3地区を基礎化学部門の中心とする愛媛工場。 工場操業実績管理パッケージPI(パイ)の導入により、コンセプトである見える化、IT化で業務のスピードアップを実現します。

概要:

株式会社プライムポリマーは、三井化学株式会社と出光興産株式会社の包括的提携の一環として2005年に設⽴されました。目指すのは製品や技術、サービスを安定的・持続的に提供し、お客様から最も信頼されるパートナー「プライムソリューションパートナー」となることです。

概要:

プロセスの合理化、省エネルギー化など常に最適な工場運営を目指しさらなる製品の高機能化、高付加価値化への取り組みなど、ERPとの親和性の高さを実証するLab-Aidがサポートします。

概要:

業種:     化学
製品:     コリオリ式質量流量計 ROTAMASS3 シリーズ
キーポイント: 直管部無しでの流量測定

概要:

業種:     化学/食品
製品:     2線式電磁流量計ADMAG AXR
キーポイント: 可動部のない2 線式電磁流量計でメンテナンスを大幅削

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564 KB
概要:

業種:     化学
製品:     コリオリ式質量流量計 ROTAMASS3 シリーズ
キーポイント: 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)密度測定

アプリケーションノート
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概要:

業種:     化学/石油化学
製品:     コリオリ式質量流量計 ROTAMASS3 シリーズ
キーポイント: 高圧ガス個別認定品

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608 KB
概要:

業種:     化学/石油化学
製品:     コリオリ式質量流量計 ROTAMASS3 シリーズ
キーポイント: 断熱箱仕様による溶融硫黄(溶解金属類)測定

概要:

水酸化マグネシウム法の排煙脱硫装置では、脱硫剤[Mg(OH)2]の消費量管理をオンラインpH計を使用して行なっています。このとき問題になるのが、水酸化マグネシウム(スラリー)によってpH電極が著しく汚れることです。一定レベル以上の測定精度を維持するには酸を用いた電極洗浄を頻繁に実施する必要があり、大きな保守工数がかかっていました。
酸洗浄を自動化した[EXA AUTO CLEAN 薬液洗浄装置]の採用によって、大幅に省力化が図れたばかりでなく、pH測定精度を維持した状態での長期運転が可能となりました。

概要:

電解プラントでは、pH 計・ORP 計・導電率計・密度計などのプロセス分析計が使用されます。これらは、各工程における溶液の濃度管理などで重要な役割を担いますので、長期間安定に動作することが要求されます。しかしながら、電解プラントでの測定液は、腐食性が強い、液温が高い、検出器を汚すといった分析計にとって非常に厳しい性状を持ちますので、機種の選択には慎重さが必要です。
横河電機の分析計(検出器)には、電解プラントでの実績を積み重ねてきたものがあります。例えば、pH 測定のための“DPA405、DPA406 化学プロセス用検出器“、塩酸・硫酸・苛性ソーダの濃度管理に使用する “ISC40GJ 電磁導電率検出器” などです。

アプリケーションノート
アプリケーションノート
概要:

 

アプリケーションノート
アプリケーションノート
概要:

A 社様は自動車をはじめ建築用など様々な分野で活躍する塗料メーカーです。Microsoft Dynamics AX を中心に基幹システムを刷新し、内部統制の強化と経営情報の可視化、早期判断への基盤作りを実現しました。

概要:

B 社様は連続プロセス、バッチ製造と両方の生産方式を扱う化学メーカーです。Microsoft Dynamics AX を全社システムとして導入し、業務の効率化と標準化を実現。リアルタイムにデータ提供できる環境を構築しました。

アプリケーションノート
概要:

石灰石膏法の排煙脱硫装置では、脱硫剤(石灰)の消費量管理をオンライン pH 計を使用して行なっています。このとき問題になるのが、石灰によって pH 電極が著しく汚れることです。一定レベル以上の測定精度を維持するには酸を用いた電極洗浄を頻繁に実施する必要があり、大きな保守工数がかかってしまいます。
酸洗浄を自動化した 「EXA AUTO CLEAN 薬液洗浄装置」の採用によって、大幅に省力化が図れたばかりでなく、pH 測定精度を維持した状態での長期運転が可能となり
ました。

アプリケーションノート
アプリケーションノート
アプリケーションノート
アプリケーションノート
アプリケーションノート
アプリケーションノート
概要:

バスバーまたはバスダクトの温度を正確に把握することができれば、過熱の発生箇所を特定し、破損や焼損を未然に防ぐことができます。YOKOGAWAのDTSXは、強電界下でも電磁ノイズの影響を受けない 『光ファイバケーブル』 を使用しているため、温度分布を1メートル単位で素早く正確に測定できます。また、連続的なバスバーの温度監視によって、過熱が起こっている箇所すなわちボルトの増し締めなどの保守作業が必要な箇所を特定することができます。

製品概要

    概要:

    広大なプラントのオート監視における技術面、コスト面の課題をDTSX光ファイバ温度センサが解決します。

本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください


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