TDLS200SJ による塩ビモノマープロセスのO2濃度測定 ―汚れに強く、連続監視―

概要

塩ビモノマープロセスにおけるオキシ塩素化反応工程では、反応器入口・出口ガス中の O2 濃度は、反応の制御・原料ガスの比率を調整する重要な指針であり、また爆発防止の点からも重要な測定項目となっています。
従来はサンプリング装置を介して磁気式酸素濃度計で測定していますが、センサが汚れた場合に交換が必要になるなど、メンテナンスの点で問題になっています。それらの問題を解決するのが「TDLS200SJ レーザガス分析計」です。

 

お客様の期待

  • メンテナンスコストの削減
  • TIIS 防爆
  • O2 濃度制御に反映可能
  • 連続監視
  • 耐ダスト、耐食

 

プロセス概略

塩ビモノマープロセスにおけるオキシ塩素化反応工程では、反応器入口・出口ガス中の O2 濃度をサンプリング装置を介して磁気式酸素計で測定しています。この O2 濃度測定は、製品の品質、また爆発防止の点からも重要なものです。プラントによっては二重化されている所もあります。そのため防爆規格を取得した高信頼の O2濃度測定が必要になります。

塩ビモノマープロセスにおけるO2濃度測定

 

YOKOGAWA のソリューション

従来はフィルターを介しても測定ガスでセンサが汚れる場合がありました。その際にはセンサ交換が必要になり、メンテナンスの点で問題になっています。レーザガス分析計はフィルターを介した測定ガスなら問題なく測定することができます。またフローセルを使用することで、センサは測定ガスと非接触となります。そのため、もし汚れが付着したとしても、接ガス部(フローセル)の窓ガラスを清掃すれば問題なく測定を続けることができます。

YOKOGAWA のソリューション

測定システム構成例

  • TDLS 本体(O2 計、TIIS 防爆)
    TDLS200SJ-B-X1-N-N-PA □□ -PB □□ -N
    注:□□にはパージ配管長(m)を指定してください。
  • モジュール間ケーブル(発光部-受光部間)
    WT200SJ-PA-0 □□ -N
  • モジュール間ケーブル(発光部-内圧監視ユニット間)
    WT200SJ-PB-0 □□ -N
    注:□□にはケーブル長(m)を指定してください。
  • フローセル
    K9745DD(モネル製)

留意点

  • 電源:100 V AC、50/60Hz
  • 内圧パージガス:N2
    流量は 6L /min 以上
  • 必要に応じてサンプルライン、フローセルはスチームトレースなどで加熱保温施工をしてください。
  • 腐食性ガスを含む場合、モネル製フローセルの使用を推奨します。

業種

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