FlowCam Nanoは、300nmから2μmまでのサブミクロン粒子の画像撮影・計測をリアルタイムで行う次世代の画像解析装置です。
バイオ医薬品のQA/QC、バイオ医薬品の研究、製剤開発、ライフサイエンス研究、遺伝子治療における凝集体検出、バイオプロセスのモニタリング、素材の特性評価などに最適です。
特長
- 高解像度でサブミクロン粒子(300nm ~ 2μm)の撮影及び画像解析を実現
- 内蔵の統合型ソフトウェア VisualSpreadsheetで、装置のセットアップからデータ収集及び画像解析による特性評価までを簡単に実行可能
- 薬剤サンプルに含まれる内在性粒子、外来性粒子、固有粒子な どの不溶性微粒子の定量が可能
- 粒子の形態学的データを活用して、汚染物質の構造や性質を特定し、製品開発プロセスの改善が可能
仕様
- 観察粒子径範囲:300nm ~ 2µm
- 倍率:40X
- フローセル深さ:60 µm
- サンプル処理能力:20 µL/min
- 最小サンプル量:50 µL
- カメラ:高解像度(1440 x 1080ピクセル)CMOSセンサー、モノクロ
- フレームレート:最大130フレーム/秒
- ソフトウェア:VisualSpreadsheet
FlowCam Nanoは、油浸対物レンズを搭載し、サブミクロン粒子の撮影・画像解析を行うことができる世界初の粒子解析装置です。
バイオ医薬品分野を中心に、上水道、化学品、石油・ガス、バイオ燃料、食品・飲料、水質研究など、数多くの分野での活用が期待されます。
詳細
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関連情報
製造中の製剤原料および製品の微細粒子の検査にYOKOGAWAのFlowCamが使用されています。 FlowCamを用いることで、タンパク室凝集体の変化プロセスを正確に観察することができます。
第十八改正日本薬局方第二追補では、バイオ医薬品中の不溶性微粒子の評価法としてフローイメージング法(Fl法)が推奨されています。
電子部品や光学機器の製造においては、微細な汚染物質が品質や性能に大きな影響を与えるため、クリーンな環境の維持が不可欠です。そのため、製造過程での汚染物質のモニタリングと正確な定量化が、効果的な汚染管理における重要なステップとなります。FlowCamは、この課題に対応するための強力なソリューションです。
第十八改正日本薬局方第二追補では、バイオ医薬品中の不溶性微粒子の評価法としてフローイメージング法(Fl法)が推奨されています。
課題(従来の顕微鏡観察や粒度分布計)
・顕微鏡を通しての観察は時間がかかり、作業者に苦痛を強いる
・作業者によるばらつきが生じるために不正確
・粒子の形態情報を定量化することができない
ソリューション
・高速に大量のデータを速やかに得ることができる
・正確かつ統計的なデータを得ることができる
・粒子の形態情報を用いて分類ができる
動画
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