シナリオアンバサダーは、YOKOGAWAが2021年4月に立ち上げた「未来共創イニシアチブ」で中心的な役割を担うメンバーです。各部門より選抜された、20代後半から40代前半のミレニアル世代に当たる若手社員24名で構成されたシナリオアンバサダーは、Yokogawa’s Purpose「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす。」の体現を目指します。
未来共創イニシアチブは、未来志向で、変化に対する適応力・俯瞰力・共創力を備えた次世代のリーダー育成の一環として、社長直轄の組織横断バーチャルチームとして運営されています。自らが共創的に作成した<未来シナリオ>をあらゆるステークホルダーとの信頼構築と長期的価値創造の対話ツールとして活用し、組織や業界の垣根を超え、主体的に活動を推進しています。
未来共創イニシアチブ プロジェクトリーダー
玉木 伸之
未来共創イニシアチブの統括推進責任を担う。これまで生産管理システム構築・新事業開発・経営企画・IA事業戦略・マーケティング・事業変革推進のグローバル組織横断PJT企画・推進など、手掛けた業務は多数。社外では多くのシナリオプランニングPJTでファシリテーションを経験。2019年よりHR部門でシナリオプランニングを活用した次世代リーダー育成プログラムを開発・実施。2021年より社長直轄組織横断の未来共創活動を発足。豊富な実績と経験を生かし、若手社員との共創に社会的使命感を持つ。本活動の価値は、未来志向で社外と「緩くて広い信頼の絆」を形成し、若手主体の共創プロセスを通した「組織・個人の学習と変革」を促すことと確信。
人事
佐々木 史子
CHROのスタッフ兼秘書業務に従事。国内のDE&I推進に関わった経験から、クロスファンクショナルなチーム活動に関心を持ち、未来共創イニシアチブに参加。主に、社外の有識者と協働する実践的な未来志向のトレーニングプログラム企画・運営、およびプロジェクト事務局を担当。本活動により、世界は広く、未知のことがあふれていると気付く。未来志向で考えて行動し成長できれば、自らのウェルビーイングが向上すると感じる。現在、組織・人財開発の観点から、柔軟なつながりと学びの輪を多様な方向へ展開できるように、精力的に活動中。
R&D、事業開発
中林 暁男
AI・機械学習の製造業向け応用技術開発、バイオエコノミー向けバイオインフォマティクスや物理シミュレーションを用いた基盤技術の研究開発等に従事。技術中心だった視野を広げ、多様な人々と関わり合う活動を求めて、未来共創イニシアチブに参加。主に次期シナリオプランニングプロジェクトの企画・推進を担当。本活動で得た知見から、未来を起点にバックキャストして技術を用いる研究を企画し、多くの人々が共感できることを実感。現在、企画段階で終わらせることなく技術の実体を作り込み、価値証明をしつつ新事業につなげるよう挑戦中。
システムコンサルティング、経営変革推進
清武 康平
人財・知恵・データをつなぎ、変化に適応したものづくりを実現するためのコンサルティングに従事。顧客への提案領域を拡大するべく、社外の経営者や異業種に関わる人々との接点が持てる未来共創イニシアチブに参加。主にグローバルトレンドのリサーチを担当。未来志向の対話で得た長期的な視野や異なる視座を社内に還元することで、業務課題を解決する一助に。本活動を通じて、顧客や自社事業が抱える課題や取り巻く環境を多面的に捉えられ、世界観も大きく変化。未来シナリオを見据えた対話を重ね、思考がさまざまに広がることを楽しむ。
製品開発、コーポレートコミュニケーション
高畑 智夏
制御システムのOS周辺ソフトウェア開発に従事。コミュニケーションの可能性や重要性を探求したいと考え、シナリオを通して未来志向で対話し、あらゆる垣根を超えたつながりが生まれる未来共創イニシアチブに魅力を感じ、参加を決意。主にマーケティングコミュニケーションを担当。本活動を通じ、人を知ることは自分を知ることであり、社会を想うことは自分の人生を大切に生きることと実感。人を想うことを重視した社会は必然的に持続可能になるとの想いから、「より良い社会とは何か」を模索しながら、多くの方々と対話して自分の認知・感覚を磨いている。
カスタマーサービス
野田 基公
プラントの操業基盤を支える制御システム・安全計装システムの販売促進に従事。より豊かな未来を目指し、出会いと対話を通じて組織・業界を超えたネットワークを築くコンセプトに共感し、未来共創イニシアチブに参加。本活動では、主にマーケティングコミュニケーションを担当。多様なメンバーとの創造的なコンテンツ制作を経て、一人で抱え込みがちな自分が他者との共創を重視するように。Yokogawa’s Purposeの実現に向け、マーケティング部門のブランドプロモーションチームと連携し、社会に好影響をもたらす取り組みに挑戦中。
人事
大崎 昇吾
事業部のヒト・組織における人事施策の立案と実施に従事。人事としての心がけは「Unleash your potential.(潜在力の解放)」。無形資産が一層注目される中、未来からバックキャストした人材戦略や人事施策を立案したいと思い、本活動に参加。同じ志や価値観を持つ社内外のメンバーと対話し、より高次な視野・視座・視点を養える場となっている。本活動が「Unleash next Gen. potential(次世代の潜在力解放)」となるよう、(1)「意義」に共感したメンバーが組織の垣根を越えて集い、未来志向で知見を深め、(2)「文脈やつながりを問いかけ「意味」付けし、(3)自分のやりたい「意志」を形成する情熱を注ぐ。これら3つの「意」(意義・意味・意志)を育む場にしたいと情熱を注ぐ。
製品開発
高畑 圭輔
プラント向けセンサーの開発に従事。一人で将来の展望を考えることに限界を感じ、より広い視野を求めて未来共創イニシアチブに参加。社内外の多様な声に耳を傾けることで視界が開け、「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす。」というYokogawa’s Purposeに共感するとともに、パーパス実現に向けた具体的アクションを起こしたいと思うようになる。また、そのためには未来を見据えた組織横断的アプローチが不可欠との考えに至る。現在は、個々の行動が大きな変化を生み出す力を持つと信じ、既存の組織文化の強みを活かしながら、組織をより共創的な場とするために挑戦中。
UXデザイン
小林 惇
製品やプラント制御室の人間中心設計、ユーザーリサーチに従事。未来の製品を描くプロジェクトを推進する中で、提案に説得力を持たせたいと考えていた時に未来共創イニシアチブと出会う。様々な立場の人々と未来について語り合う機会を求めて、本活動に参加。シナリオプランニングを通じて、大規模な課題もチームで協力すれば魅力的な提案に変えられることを実感する。他者との関わり合いの中でアイデアを育てる楽しさを知り、仕事への取り組み方の幅が広がった。現在は、組織や専門性の垣根を越えてつながる仲間と共に、人の想像力をかき立てるようなデザインに挑戦している。
研究開発
千代田 真一
植物工場や農場での環境制御・最適化に関するアルゴリズムの研究開発に従事。研究テーマに直結する世界的な人口増加や、気候変動による食料危機を含めた未来の世界動向を広く理解したいと考え、未来共創イニシアチブに参加。シナリオプランニングでは、チームのメンバーと共に考え、対話を通じて長期かつ俯瞰的に世界の変化を認識できるようになったと実感している。現在は、食料生産に関する社会問題で自分に何ができるかを考え直し、アルゴリズムの検討にとどまらず、農業関係者との対話にも積極的に参加。食料問題全体を俯瞰し、あらゆる可能性からの事業化仮説の立案にも取り組んでいる。
研究開発
茂木 豪介
バイオプロセスの研究企画・技術開発に従事。持続可能なバイオエコノミー社会を実現するための研究を企画する上で、同質的な環境では狭まりがちな視野を広げるべく、未来共創イニシアチブに参加。多様なメンバーとの議論で視野が広がり、有識者との対話を通じて視座が向上したことを実感する。本活動で得られたことを踏まえて未来からバックキャストし、自身の研究テーマや業務価値を再定義できた。現在は将来の変化要因を念頭に、社会課題に先手を打つ使命感を持って研究開発を開始。本活動の価値は、不確実性の高い環境下で未来への視点を持つことにより、現行業務の価値の確実性を高められる点だと考える。
製品開発
乘附 諒
プリント基板設計に従事。休日に自然の中でスキーや風景撮影などの創造的活動を楽しむ中で、地球温暖化や少子高齢化の深刻な影響に危機感を抱く。変わりゆく未来 をどう生きるかを考える ため、未来共創イニシアチブに参加。シナリオプランニングを通じ、正解のない世界で生きるには既成概念にとらわれない創造性が必要で、多様な個の価値観を尊重する社会づくりが重要だと実感。現在は、多様な価値観を持つ人々が共生する社会とは何かを模索中。社内外の異なる業界・職種・世代の人々と対話を重ね、長期的な視点で地球規模の課題を捉えることで自身の価値観の変化を感じながら、本活動に意欲的に取り組んでいる。
システムコンサルティング、経営変革推進
清水 香織
製造業向け生産管理関連のDXコンサルティングに従事。VUCA時代に顧客が持つ潜在的なニーズを探るためには未来志向が必要だと感じ、未来共創イニシアチブに参加。組織の壁を越えた社内外の方々との意見交換を通じて、社会で起こっている出来事を構造的に俯瞰する重要性を感じるとともに、相互理解を深めるために必要な知覚力と思考力を磨くことができた。個を尊重し、多様性に富んだ環境の中で、社会課題の解決という共通の目標に向かうことができるのが、本活動の大きな価値だと思っている。現在は自分の業務内外を問わず、未来を見つめて持続可能な社会に貢献できる道を模索している。
マーケティング戦略
伊藤 晶彦
オシロスコープなどの電気測定器の商品企画に従事。パラダイムシフトを迎えた時代に、これまでの思考の枠を超え、俯瞰的に考えた事業戦略や商品のアイデアを生み出すきっかけを求めて、未来共創イニシアチブに参加。未来志向の方々とコミュニケーションを図る中で自分の知識不足を痛感し、年間5冊程度だった読書量が10倍以上に増えたことで、“インクの切れたペンでは文字が書けない”と思い知らされる。この感覚を社内外の関係者に伝え、高い視座で物事を考える仲間を増やすことが、持続可能な社会の実現への小さな一歩と信じて活動している。
海外営業
友野 弥生
光通信ネットワークの敷設および保守に使われる測定器の商品企画を経て、現在は国内外のお客様を対象とした営業に従事。同部署の先輩から前身となるProject Lotus活動に誘われ、そこで従来の仕事のやり方では特定の市場しか見えなかったことを痛感。仕事の幅を広げることで自己成長を期待し、未来共創イニシアチブに参加。通常業務と異なる視座・時間軸で繰り広げられる議論に圧倒されつつも、数年前の自分と比べて関心の方向性が多岐にわたっていることに気付く。より良い未来の社会の実現に向けて、YOKOGAWAの企業価値を向上するべく、日々奮闘中。
事業開発
坂下 浩史
ライフサイエンス部門の細胞画像撮影装置や細胞画像処理のソフトウェア開発に従事。機械学習・深層学習を製品にいち早く取り入れたことをきっかけに、変わりゆく未来に興味を持ち、未来共創イニシアチブに参加。本活動でさまざまな分野での読書や議論を重ねた結果、技術面に偏っていた視野が広がり、社会的な視点からも課題を捉えられるなどの大きな変化を感じる。本活動の価値は未来を語り合える仲間ができたことと実感。現在は事業部の中堅チームとしてオーナーシップを取り、シナリオプランニングによる事業戦略立案・共創活動にも挑戦中。
マーケティング戦略
二木 佐知子
食品・医薬製造業の顧客向けプロモーション企画や、社内の事業ビジョン推進などを担当。目に見えない価値や、未来の姿に共鳴し合う瞬間をもたらすコンテンツ制作・イベント企画を手掛ける。未来共創イニシアチブ活動はまさにそのような瞬間の連続であり、グラフィックレコーディングの手法でアイデアやコンセプト創出に貢献。曖昧でつかみどころのないものに形を与え、色付けすることでエネルギーが流れ出し、未来を共創していく貴重な体験を重ねる。現在は新事業企画も担当し、実際に未来を創造していることを実感しながらやりがいを感じている。
事業企画
早川 徹
YOKOGAWAの主力製品である制御システム関連アフターサービスを中心とした事業企画に従事。既存事業の盤石化と新事業探索を両輪で進める必要性を感じ、未来共創イニシアチブに参加。産官学連携の共創プラットフォーム立ち上げを担当。多様な業界のパートナーとフラットな関係で対話を重ね、共通の社会課題を探索する場を体感。以前は目前の業務で精一杯だったが、長期的な視野を持ち、全体を俯瞰することを意識するように。現在は長期的な価値を創造する組織風土を醸成すべく、社外との共創や新事業を探索するチームづくりに挑戦中。
海外営業
古屋 佑樹
従来型火力発電や再エネ発電(バイオマス・廃棄物発電)および脱炭素向け水素ビジネスの推進・企画・営業支援業務に従事。エネルギー業界を取り巻く事業環境の不確実性が増す中、視野や思考を広げ、新たな事業を考える糸口を求めて未来共創イニシアチブに参加。主にエネルギー関連のグローバルなトレンド収集や対話に向けたシナリオの練り上げを担当。本活動では、本業以外に幅広く将来の外部環境変化を俯瞰し、未来志向で事業を考える重要性を学ぶ。日夜変化する環境下で自身の思考を更新し、エネルギー業界でのYOKOGAWAの貢献領域を探索中。
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未来共創イニシアチブメニュー
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インタビュー
「未来共創イニシアチブ」に関わる社内外の関係者が、対話を通じ、多様な視点で語る活動の価値や意義
活動概要
シナリオプランニングを活用した次世代リーダー育成と、境界を超えた共創ネットワーク構築を目的とした活動の紹介
活動への想い
「正解のない時代」に生まれた、活動発足の背景や志
未来シナリオ
未来を担う若手社員たちが、シナリオプランニングと共創的な対話で描いた「未来シナリオ」
シナリオアンバサダー
YOKOGAWAの各部門から選ばれたミレニアル世代中心のシナリオアンバサダー紹介と成長や学び
未来共創ネットワーク
YOKOGAWAグループ内外のサポーターやパートナー、個社と緩く繋がり、産官学連携で築くネットワーク
Sponsor Article
米国発テックカルチャー・メディア『WIRED』に掲載された、「未来共創イニシアチブ」の英文記事
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