横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

機能性材料

非鉄金属は、サプライチェーンの下流において、さまざまな機能性材料や機能性製品に加工されます。このため、製造プロセスはもちろん、業務内容もさまざまです。結果、適切なシステム導入が困難な場合があります。YOKOGAWAはバッチ、成形、組立など非鉄金属のプラントに対応した柔軟なパッケージをご提供しています。スモールスタートではじめられる仕組みからローコードプラットフォームまで、さまざまなニーズにお応えします。また、生産管理や製造実行領域の業務に精通したコンサルタントによる、構想相談もお受けします。

加工プロセス向け製造オペレーションマネジメント

効率的な加工プロセス管理を実現する製造オペレーションマネジメントソリューションをご紹介します

加工プロセス向け製造オペレーションマネジメント

製造実行管理システム(MES)

幅広いプロセスに対応し、多彩なパッケージを用意した製造実行管理システム(MES)をご紹介します

製造実行管理システム(MES)

品質管理システム(LIMS/QMS)

試験計画から成績書発行までをシームレスに自動化。一元管理により品質管理業務の効率化と顧客満足に貢献します

品質管理システム(LIMS/QMS)

DXによるスマートファクトリー化

原料、設備、人、工程の外部変化に追従する柔軟な工場を目指します。データ統合とワイガヤ会議を通じた仮説検証プロセスで課題解決に貢献します

スマートファクトリー(DX)

カーボンフットプリントトレーサー

炭素国境調整メカニズム(CBAM)によるアルミニウムの輸出規制への対応とともに、温室効果ガス削減目標の達成を支援します

カーボンフットプリントトレーサー

 

非鉄金属のサプライチェーン

非鉄金属のサプライチェーン

スモールスタートではじめられる製造オペレーションマネジメント

YOKOGAWAは、幅広い非鉄金属の製造プロセスに対して、豊富な経験と革新的なソリューションを通じて、お客様の課題を解決し、競争力強化に貢献します。
非鉄金属の製造プロセスは多岐にわたり、マッチする製造実行管理システム(MES)が無いなどのお悩みをお聞きしております。
YOKOGAWAでは、パッケージ製品に拘らず、お客様のニーズや段階によって、柔軟なソリューション提供ができるよう、構想相談をお受けします。

スモールスタートではじめられる製造オペレーションマネジメント

詳細

加工プロセス向け製造オペレーションマネジメント

スモールスタートで製造オペレーションマネジメントを始めませんか?MES領域も含んだ、クラウド型の生産管理システムで、モジュールごとの導入やサブスクリプション形式での導入が可能です。リアルタイムでの情報共有や在庫の可視化、高いセキュリティ(Salesforce基盤)も実現します。これにより、製造プロセスの最適化と生産性の向上を実現し、競争力強化に貢献します。

以下のような課題はありませんか?

  • データが分散していることにより、情報が効果的に活用できていない
  • 在庫が見えていないことによる過剰在庫・欠品
  • 見積、受発注、生産管理のシステムが分散しており情報が連携できていない
  • 過去の製造履歴や品質データが散在しており活用できていない
  • 現場情報をリアルタイムに共有する仕組みがない
  • 実績データの入力・集計などに時間がかかっている
  • 業務の管理が属人化しており誤発注・重複作業が発生している

クラウド型の生産管理システム「 UM SaaS Cloud」は、お客様のニーズに応じて必要な業務モジュールを組み合わせることで、段階的な導入・拡張が可能です。

「UM SaaS Cloud」のカバー領域

「UM SaaS Cloud」のカバー領域

UM SaaS Cloudの特長

  1. リアルタイムな現場情報共有
    ・スマートフォンやタブレットからの入力・参照に加え、IoTやRFIDとの連携が可能です。
    ・実績収集や情報共有がリアルタイムに行えます。
  2. 多様な生産形態・方式への対応
    ・組立・加工・成形などの生産形態や、個別受注生産、受注生産、見込み生産など多岐にわたる方式に対応できます。
    ・製品やラインごとに異なる生産方式にも対応し、ハイブリッドな運用を実現できます。
  3. 在庫の見える化による過剰・欠品の防止
    ・在庫の状況をリアルタイムで可視化し、発注タイミングの最適化をサポート。
    ・過剰な在庫や欠品を防ぎ、必要な時に必要な量の在庫を確保できます。

リンク

製造実行管理システム(MES)

非鉄業種には、バッチ、成型、組立など多様なプロセスがあり、YOKOGAWAは製造プロセスや工場規模に応じた最適なMESソリューションがご提案できます。提案領域はISA-95のLevel1からLevel4までを網羅しているため、生産計画や品質管理、在庫管理との連携を実現します。プラント操業データと連携することで、バッチのスタート/エンドや製造状態の自動取得が可能となり、誤入力防止や省力化につなげます。ローコード開発プラットフォームにより、シンプルなドラッグ&ドロップ操作で柔軟なシステムを提供します。一方、生産管理の領域を幅広くスモールスタートできるパッケージや、MESを中核としたコンサルティングサービスのご用意もあり、お客様ニーズに応じたさまざまな切り口でのご提案が可能です。

製造実行管理システム(MES)

システム構想相談 システム企画・立案コンサルティング
製造実行管理 MESソリューション

 

生産スケジューラ

YOKOGAWAの生産スケジューラ「ASTPLANNER」は、ERPから取り込まれる大まかな生産計画(大日程計画)から、要因、資材、工程のリソースを考慮した具体的な生産スケジュールを出力します。製造にかかわるリソース計画を効率的に管理し、製造プロセスを最適化します。また、MESとの連携により、生産指示が適切になり製造がスムーズに実行されます。さらに、製造結果をスケジューラに戻すことで、継続的な計画改善が実現できます。ASTPLANNERは、生産計画と製造実行の間のシームレスな統合を実現し、企業の生産性向上に貢献します。

ASTPLANNER

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品質管理システム(LIMS/QMS)

YOKOGAWAの品質管理システムLab-Aidは、検査業務の一般的な業務ワークフローを標準化し、ノンカスタマイズで、LIMSに必要な機能を十分に網羅し、業務の効率化・信頼性向上を支援します。国内販売25年以上の実績150社210サイト以上への国内最多の導入実績のなかで培った信頼があります。導入後も、安心してLIMSを用いた業務が行えるように支援します。

品質管理システム Lab-Aidの特長

  • 業務ワークフローの標準化
  • データの一元管理
  • 既存帳票フォーマットの有効利用
  • バーコード管理
  • 改ざん/入力ミスの防止
  • 分析計と自動接続
  • 事務作業削減
  • 進捗の見える化
業務ワークフロー標準化 データの一元管理 進捗の見える化
紙で対応している記録書の保管、押印などの 業務を廃止するとともに、業務ワークフローを標準化 構造化された数値データのみならず、レポート・写真・監査証跡などの非構造データも含め一元管理可能 依頼後の進捗ステータスが必要なタイミングで確認可能

品質管理システム(LIMS/QMS)

改ざん/入力ミスの防止 分析計と自動接続 既存帳票フォーマット有効利用
試験データのデータベース化
押印承認から電子承認へ
400種類を超える分析機器の自動接続実績あり Excelのセルにデータを直接出力できるため、ご使用の顧客別提出レポートをそのまま利用し、自動作成可能
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DXによるスマートファクトリー化

YOKOGAWAのスマートファクトリーは、プラント操業データなどを有効活用し、「原料 (Material)」、「設備 (Machine)」、「人 (huMan)」、「工程 (Method)」これら4Mの変化に追従する工場を目指します。仮説検証ワークショップを通じて部門をつなぎ、仮説を立て、理論とデータの両面から検証します。さらに、異なる形式のデータを容易に統合し、初心者でも扱いやすいデータ解析ツールを提供します。これにより、メンバーのディスカッションを促進し、課題解決のプロセスを企業文化に根付かせることを促進します。

データ利活用から課題解決するためのポイントは?

  • 【Point1】 「ヒト」をつなぐ:データだけをつないでも解決できない!ヒトとデータの両方をつなぎます。
  • 【Point2】 「データ」をつなぐ:問題を解く主役はお客様!問題を解くプロセスを自ら体感いただきます。
  • 【Point3】 「運転」に役立てる:データ利活用から解くプロセス/活動を企業文化に根付かせます!

スマートファクトリー

初心者でも使いやすい解析ツール

データを入れるだけで、 4M視点のグラフに自動で見える化。
品質が良い時と悪い時の違いが一目で分かる上、各ロットがどこにいるのかをトレースできるので、要因仮説の検証が驚くほど捗り、思いもよらない要因にも気付けます。

初心者でも使いやすい解析ツール

気づきを与える工夫

原理原則や経験的知識を数値化することで、要因分析のスピード・精度をさらに向上させます。表計算ソフトだと大変な、トレンドとロットの紐づけや特徴量抽出、トレンド重ね合わせも、本ツールなら直感的な操作で簡単に行えますので、データを用いた仮説検証のスピードが格段に上がります。

気づきを与える工夫

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カーボンフットプリントトレーサー

欧州連合(EU)の炭素国境調整措置(CBAM)は、環境負荷を考慮して関税を課す制度です。対象製品には、水素、電気、セメント、肥料、鉄鋼、アルミニウムが含まれます。非鉄金属であるアルミニウム製造業者は、2026年から実績ベースでのカーボンフットプリントの報告が必要であり、不備があると罰金が科される可能性があります。

カーボンフットプリントトレーサー導入のメリット

  1. 【法規制への適合】CBAM対応で、実績ベースの製品CO2排出量値が算出できます。
  2. 【競争力の向上】正確な製品CO2排出量をEU企業に報告することで、競争力を高めることができます。
  3. 【省人化】製品CO2排出量の計算を自動化することで、労力を削減できます。

カーボンフットプリントトレーサーの特長

  • 既存の基幹業務にCO2管理を追加できます。特に自社がSAPを利用している場合は、財務会計や管理会計などの業務に製品CO2排出量管理を追加できます。
  • 基幹業務システムにエネルギーデータ(時系列データ)を蓄積することで、エネルギーデータと生産実績データを統合することができ、品種別に製品CO2排出量が計算できます。
  • Agentと呼ばれる認証機能により、セキュアにLevel4環境下に電力などの時系列データを蓄積できます。

カーボンフットプリントトレーサー

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