品質を保ちながら操業コストを改善
DDMOnEX 最適操業支援サービスは、目標品質を保ちつつ生産コストを最小化できるプラントの操業バランスを探し、その操業の実現と継続を支援します。操業バランスの探索はプラントモデルを使ったシミュレーションを行います。お客様と弊社で共創したモデルを用いて最適化操業の効果を定量的に確認しながら、必要なサービスを段階的に提供します。
モデル作成には YOKOGAWA 独自の統計モデル作成手法 DDMO (*1) を使います。短時間で高精度のモデル作成・チューニングが可能です。
*1: DDMO (Data Driven Modeling for Optimization) の略
プラントの運転データから設備モデルを作成する、データ駆動型のプラント最適化モデリング技術
詳細
改善効果を持続させる YOKOGAWA のサービス
操業データの解析と運転ノウハウのヒアリングから「プラントモデル」を作成します。
- ・Plan
- 改善効果(ポテンシャル)を定量的に提示
- ・Do
- ベストバランス操業を実現
- ・Check
- ベストバランス操業の継続性を確認
- ・Action
- モデルチューニングで改善効果を持続
操業改善の課題
お客様は、プラントの操業改善に関して様々な課題を抱えています。
- ・“見える化”だけでは、直接的な効果が出ない
- 具体的な効果が出ない”見える化”にあまりは価値を感じない
- ・予算承認されづらい
- 生産性向上のための設備改造などの予算は通り易いが、省エネや操業改善などの投資は後回しにされがち
- ・お守りが大変で現場の負担となる
- 導入当初は効果が出たとしてもその効果を維持するためのモデルのチューニングが大きな負担となる
定期シャットダウンメンテナンスや経年変化によりモデルと実体がズレてくる - ・効果が出ているのか?効果が出るのか?
- 第三者が納得できる形で、効果を定量的に表現することが難しい
成果を測る 「ものさし」 がないと社内を説得できない
横河のソリューション (解決方法)
最適操業支援サービス「DDMOnEX」は、下記のプロセスでプラントの最適操業の実現を進めます。
- 操業支援システムにより、品質・コストのベストバランス操業を支援
- 成果シェア型により、投資リスクを削減
- モデルチューニングサービスを提供
- ベースライン基準で信頼性の高いポテンシャルを提示
システム構成
ニュース
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プレスリリース 2022年3月25日 再生水の飲用利用に向けて、米国での下水処理施設の運転を最適化する実証試験に成功
~米国再生水学会より「変革をもたらすイノベーション」賞を受賞~
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プレスリリース 2018年5月21日 横河ソリューションサービスの成果シェア型最適操業支援サービス「DDMOnEX」が日本製紙石巻工場に採用
~生産効率向上とエネルギーの有効活用による最適操業を支援~
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プレスリリース 2017年9月11日 【横河ソリューションサービス】データ駆動型のモデリング技術による、成果シェア型の最適操業支援サービス「DDMOnEX」を提供開始
~品質を確保しながら生産コストを最小化~
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