[燃焼制御] 加熱炉内の燃焼ガス濃度をリアルタイムに制御し、環境負荷の低減と生産効率の向上を実現

石油精製や石油化学プラントのさまざまなプロセスで使われている加熱炉。燃焼ガス中のO2 とCO濃度の精細な制御が、環境負荷の低減や生産効率の向上の要であることは広く知られています。
しかし、発熱量が逐次変化する副生ガスを燃料に使用する難しさや、不均一な炉内の燃焼状態をリアルタイムで計測する汎用技術がなかったなどの理由から、長年、加熱炉の最適燃焼制御への取り組みは進まず、安全マージンを大きくとった運転にせざるを得ないケースが多く見受けられました。

このような加熱炉に関する課題解決をワンストップで提供するのが、横河電機の加熱炉最適燃焼制御ソリューションです。キープロダクトにTDLSシリーズを用い、大きな炉内を横切るレーザで燃焼ガスの平均濃度をリアルタイムに直接測定できるようになったことが新たな道を開きました。これに安全面を強化した最適燃焼制御ロジックと、より安定した制御をもたらす現場計測ソリューションを組み合わせ、運転条件が逐次変化する不安定な状態においても常に最適な燃焼ガス濃度を維持した運転を可能にしました。

加熱炉内の燃焼ガス濃度をリアルタイムに制御し、環境負荷の低減と生産効率の向上を実現

 

TDLS導入によるメリット

燃焼効率をアップし、燃料消費量と排出量(CO2とNOx)を低減します。
安全性を維持するためにAPI-556に準拠。
燃焼バランスの正常化は可用性を向上させます。

 

横河からのご提案

専門知識の豊富なコンサルタントが、現地で直接調査

お客様の具体的な課題を発見するため、計測、制御および加熱炉プロセスの豊富な経験と知識を持つ弊社コンサルタントが、直接プラントをご訪問。ご提供いただく加熱炉の設計図書を元に、コントロールルームでの運転状態、現場の設備などを調査します。

燃焼最適化の戦略立案と、数字によるベネフィットの提示

調査結果をもとに制御戦略や、既存計器の改善や追加などを計画。同時に、期待される効果の試算を具体的な数字でご提示します。

お客様の設備に合わせた計器の設計を提案

TDLSをはじめとする計器の測定箇所、取付け方法や必要数量など、実際の加熱炉に則したご提案を行います。

多様な加熱炉の運転に適応する新しいスタンダード

横河電機の加熱炉最適燃焼制御ソリューションは、石油精製に使われる蒸留装置、接触改質装置、水素化脱硫装置、アロマ製造装置などに導入されています。その結果、加熱炉運転の安全性や燃焼効率が向上し、年間5%前後の燃料削減を達成した実績も多数有しています。
横河電機は、環境保全と生産効率、両方の課題を一度に解決する加熱炉最適燃焼制御ソリューションを、新たなスタンダードとして提供していきます。

業種

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