横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

2線式液分析計 FLXA202

拡張性、機能性を追求し、省スペースを実現した2線式液分析計です。

FLXA202は、pH/ORP計、導電率計、電磁導電率計、溶存酸素計として幅広いアプリケーションに対応した、拡張性の高いモジュールタイプ2線式液分析計です。
pH/ORP測定、導電率測定、溶存酸素濃度測定では、2 本のアナログ検出器を接続することがき、高精度ながら設置コストの削減、省スペースを実現します。

pH/ORP測定、導電率測定では、従来タイプのアナログ形検出器との組み合わせや、SA11 SENCOMスマートアダプタと専用検出器によるデジタル検出器との組み合わせに対応しています。

各種測定においてのメリットはこちら

FLXA202の特長

  • 2本の検出器による高信頼性およびデジタル通信によるメンテナンス・計装工事費の削減
  • 検出器の自己診断機能等の進化した各種機能を搭載
  • 画面と対話しながら確実でやさしいオペレーション
  • さまざまなタイプのpH/ORP 検出器および導電率検出器、電磁導電率検出器、溶存酸素検出器と接続可能
  • デジタル検出器と接続可能:pH/ORP測定、導電率測定
    (SA11 SENCOMスマートアダプタと専用検出器による。)
  • 豊富な12言語対応:
    日本語、イタリア語、英語、韓国語、スペイン語、中国語、チェコ語、ドイツ語、フランス語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語
  • 計量法検定対応 (アナログ検出器)
  • 各種防爆に対応
    本質安全防爆:TIIS、ATEX、IECEx、FM、CSA、NEPSI、KOSHA、EACEx
    Type n防爆:ATEX、IECEx、CSA
    NI防爆:FM、CSA

文字が見やすいクリアなディスプレイ

FLXA202ディスプレイ例

大きなフォントを採用し、文字が見やすい
クリアなディスプレイを追求しました。
12か国語対応のユーザフレンドリーな表示です。

pH/ORP測定でのメリット

特長

高精度なpH 測定を実現

  • 校正標準テーブルを内蔵、温度補償機能、安定性チェック機能を備えています。
  • リアルタイムに検出器の状態をチェック・監視しています。
  • 温度や酸化還元電位(ORP)の測定もできます。

健康度チェックやメンテナンス時期予測によりメンテナンス工数を削減

  • 検出器のインピーダンス、不斉電位、スロープ等を常時測定し、電極の汚れ・破損、断線、測定液面低下など検出器の状態を連続的に自己診断します。
  • 最新の5 つの校正結果を保存することで、検出器の健康度や将来のメンテナンスや校正時期を予測できます。

TIIS防爆はじめ各種防爆に対応

 

仕様

測定範囲 pH :-2~16 pH(計量法検定付の場合は0~14pH)
ORP :-1500~1500 mV
rH  :0~100 rH 
温度 :Pt1000、Pt100、PTC500、6.8k、PTC10k、3k Balco; -30~140°C、NTC 8k55 ;-10~120°C
性能
(変換器単体の模擬入力での性能)
pH 直線性:±0.01 pH、繰返し性:±0.01 pH、精 度:±0.01 pH
ORP 直線性:±1 mV、繰返し性:±1 mV、精 度:±1 mV
温度 (Pt1000、PTC500、6.8k、PTC10k、NTC 8k55、3k Balco)
直線性:±0.3°C、繰返し性:±0.1°C、精度:±0.3°C
(Pt100) 直線性:±0.4°C、繰返し性;±0.1°C、精度;±0.4°C
性能
(pH検出器と組み合わせた場合)
繰返し性 ±0.05 pH
応答性 10秒(90% 応答時間、20°Cに温度平衡したpH検出器および標準液を使用し、十分に攪拌した場合)
精度 ±0.1 pH(PH8EFP、PH8EHPを使用した場合)
±0.15 pH(上記以外の弊社製標準検出器を使用した場合)

 

対応する検出器

アナログ検出器

アナログ検出器はFLXA202モジュールに直接接続します。

各検出器詳細については以下よりご確認ください。
→ pH検出器/ORP検出器

pH検出器/ORP検出器

SENCOMスマートアダプタ SA11 対応検出器

デジタル対応検出器として使用する際は、
SA11 SENCOMスマートアダプタと組み合わせて使用します。

Variopinコネクタ オプション付きの以下の検出器が対象です。
→ 一般用 pH検出器/ORP検出器 PH8EFP/PH8ERP
→ 純水用pH検出器 PH8EHP
→ pH/ORP検出器 FU20

SENCOMスマートアダプタ SA11 対応検出器

導電率/抵抗率測定でのメリット

汎用性が高くかつ高精度な測定を実現

  • 温度補償機能や校正標準テーブルを内蔵、セルの汚れ具合をモニタリングすることでより高い精度の導電率測定ができます。
  • セル定数は0.005~50 cm-1に対応しています。
  • 2電極式および4電極式検出器のどちらも使用できます。
  • 5種類の温度検出器に対応しており、正確な温度補償(直線温度補償/マトリクス温度補償)を行います。

純水や厳しい基準のWFIモニタリング対応(USP項目<645>)

  • 脱塩水や蒸気、凝縮液、ボイラ水の分析においては純水補償を行います。
  • 製薬工業における純水のモニタリングの基準となる、USP(米国薬局方)項目<645>(USP23条の項目645参照)指針(アメリカ合衆国薬局方指針)の水質基準に従ってプロセス液の水質をモニタリングします。

TIIS防爆はじめ各種防爆に対応

 

仕様

入力仕様 2電極式または4電極式測定、矩形波励磁、セル定数範囲0.005~50.0 cm-1
当社製検出器の場合SC4AJ、SC210G、SC8SGがあります。
表示範囲 導電率: 0.000 μS/cm~5000 mS/cm
抵抗率: 0.000 kΩ・cm~1000 MΩ・cm
性 能
(変換器単体の模擬入力での性能)
導電率(2 μS × K cm-1 ~200 mS × K cm-1 の場合):
  直線性:±0.5%F.S.、繰返し性:±0.5%F.S.
導電率(1 μS × K cm-1~2 μS × K cm-1 の場合):
  直線性:±1%F.S.、繰返し性:±1%F.S.
抵抗率(0.005 kΩ/K cm-1 ~0.5 MΩ/K cm-1の場合):
  直線性:±0.5%F.S.、繰返し性:±0.5%F.S.
抵抗率(0.5 MΩ/K cm-1~1 MΩ/K cm-1 の場合):
  直線性:±1%F.S.、繰返し性:±1%F.S.
温度(Pt1000, PB36 NTC, Ni100):
  直線性;±0.3°C、繰返し性;±0.1°C、精度;±0.3°C
温度(Pt100, 8.55kΩ NTC):
  直線性;±0.4°C、繰返し性;±0.1°C、精度;±0.4°C
(注) F.S.とは設定レンジの最大値を示します。Kはセル定数であり、弊社ではK=0.01~10 cm-1の検出器を用意しています。
温度補償: NaCl;±1%、マトリクス;±3%
ステップ応答: 7秒以内(90%応答時間、測定値が2桁変動の場合)

 

対応する検出器

アナログ検出器

アナログ検出器はFLXA202モジュールに直接接続します。

各検出器詳細については以下よりご確認ください。
→ 導電率検出器

pH検出器/ORP検出器

SENCOMスマートアダプタ SA11 対応検出器

デジタル対応検出器として使用する際は、
SA11 SENCOMスマートアダプタと組み合わせて使用します。

Variopinコネクタ オプション付きの以下の検出器が対象です。
→ 導電率検出器 SC8SG
→ 導電率検出器 SC4AJ

SENCOMスマートアダプタ SA11 対応検出器

電磁導電率測定でのメリット

強酸、強アルカリも測定、幅広いアプリケーション対応で安心の高精度測定

  • 非接触測定のため、酸、アルカリ溶液から含塩溶液まで測定対象です。
  • 強酸、強アルカリの溶液を正確に分析するためのマトリクス補償、出力直線化機能を備えています。
  • 化学工業における濃度監視、食品および薬品工業、メッキおよび表面処理工業、紙・パルプ工業等、幅広いアプリケーションの電磁導電率の測定を高精度に行います。

出力機能

  • 記録、表示、制御用に4 ~ 20 mA出力が1点装備しています。
  • 測定パラメータは、導電率、濃度または温度から選択します。
  • 検出器は1本のみ接続が可能です。

TIIS防爆はじめ各種防爆に対応

 

仕様

入力仕様 ISC40GJ 電磁導電率検出器(弊社製)、内蔵温度素子:30 kΩ NTC またはPt1000
測定範囲 導電率: 0~ 2000 mS/cm(基準温度25°Cのとき)
温 度: -20~140°C
ケーブル長: 延長ケーブルも含め最長50 m、例えば固定検出器ケーブル(10 m)+WF10J延長ケーブル(40 m)
  ケーブル長の影響は、空気校正を行うことで調整します。
性 能
(変換器単体の模擬入力での性能)
導電率 直線性 : ±0.4% F.S. ±0.3 μS/cm
繰返し性 : ±0.4% F.S. ±0.3 μS/cm
温 度 直線性 : ±0.3°C、繰返し性 : ±0.1°C
精度:±0.3°C
温度補償 NaCl :±1%、マトリクス : ±3%

 

対応する検出器

アナログ検出器

アナログ検出器はFLXA202モジュールに直接接続します。

各検出器詳細については以下よりご確認ください。
→ 導電率検出器

電磁導電率検出器

溶存酸素濃度測定でのメリット

高機能、高信頼性、および メンテナンス削減を実現したプロセス分析計
厳しい環境条件下で使用でき、現場設置に最適

  • ガルバニ電池式、ポーラログラフ式どちらの検出器も使用できます。
  • 表示単位は mg/L、ppm および%飽和度です。
  • 標高等によって異なる気圧、水中の塩分、および温度の変動に対して補正を行うので、厳しい環境下でも高精度に測定できます。
  • 記録、表示、制御用に4~20 mA出力を1 点装備しています。
  • 濃度、温度または2つの検出器の演算値、さらに、以下の出力機能も設定可能です。      
    • ホールド機能: 出力信号を直前の測定値または固定値に保持(ホールド)
    • バーンアウト機能: 故障時にバーンアップ(22.0 mA)やバーンダウン信号(3.6 mA)を出力

 

仕様

入力仕様 溶存酸素検出器により発生する電流を測定します。
入力レンジは、ポーラログラフ式検出器の場合で0.0~1000 nA、ガルバニ式検出器の場合で0.0~50 μAです。自動温度補償のための温度測定には、Pt1000およびNTC 22kのいずれかを使用します。
測定範囲 DO30G
溶存酸素濃度: 0~50 mg/L(またはppm)
温度: -20~150°C(DO30Gの温度範囲は0~40°C)
性能
(変換器単体の模擬入力での性能、温度25°Cの時)
溶存酸素濃度 直線性 : ±0.05 mg/L あるいは  0.8%F.S. の大きい方
繰返し性: 0.05 mg/L あるいは 0.8%F.S. の大きい方
精度    :  0.05 mg/L あるいは 0.8%F.S. の大きい方
温度 (Pt1000、NTC 22k)
直線性 :  0.3°C、繰返し性 :  0.1°C、精 度 :  0.3°C

 

対応する検出器

アナログ検出器

アナログ検出器はFLXA202モジュールに直接接続します。

各検出器詳細については以下よりご確認ください。
→ 溶存酸素検出器

電磁導電率検出器
概要:

電解プラントでは、pH 計・ORP 計・導電率計・密度計などのプロセス分析計が使用されます。これらは、各工程における溶液の濃度管理などで重要な役割を担いますので、長期間安定に動作することが要求されます。しかしながら、電解プラントでの測定液は、腐食性が強い、液温が高い、検出器を汚すといった分析計にとって非常に厳しい性状を持ちますので、機種の選択には慎重さが必要です。
横河電機の分析計(検出器)には、電解プラントでの実績を積み重ねてきたものがあります。例えば、pH 測定のための“PH4C、PH4CT 化学プロセス用検出器“、塩酸・硫酸・苛性ソーダの濃度管理に使用する “ISC40GJ 電磁導電率検出器” などです。

業種:
概要:

AN 10B01N01-03

業種:
アプリケーションノート
業種:
アプリケーションノート
横河技報
1.1 MB
温度素子が仕様温度範囲にあれば検出器の接続は可能です。 ただし、接続方法や耐ノイズ性能など、個々に注意すべき点があります。
FLXAの端子台はM4座金付きですので、M4の丸端子・フォーク端子、またはピン端子を組合わせることができます。
使用できません。検出器のリプレースをお願い致します。
ピン端子、丸形端子、フォーク端子(Y端子)が使用できます。 ただし、ステンレス製ハウジングのケース外部の接地端子には丸形端子を使用してください。 ピン端子:最大径:1.9 mm 丸形端子・フォーク端子:最大幅:7.8 mm ...
ブレインターミナルは接続できません。 FLXA202/FLXA21にブレイン通信機能はありません。
HART通信をマルチドロップモードに設定すれば、最大15台までの機器の調整・設定、プロセス変量を見ることができます。 検出器2本を接続したFLXA202/FLXA21を15台接続した場合は、30台の検出器のプロセス変量を見ることが可能です。 ただし、電源の容量、ループの組み方、ケーブルの仕様などの条件で、接続できる台数が変わります。 ...
出荷時のネットワークアドレスは、0となっています。ネットワークアドレスは、0~15の範囲で設定することが可能です。 マルチドロップ接続で使用する場合は、1~15のアドレスを設定してご使用ください。 ...
HART5に対応している必要があります。 また、FLXA202/FLXA21の機器設定を行なう場合は、DD(Device Description) のインストールが必要です。
FieldMate では、PV、SV、TV、FV の4つのプロセス変量を見ることができます。 たとえば、pH検出器を2本接続したときのFLXA202/FLXA21の設定で、PVに検出器1のpH値、SVに検出器1の温度値、TVに検出器2のpH値、FVに検出器2の温度値に設定することで、それぞれの値をFieldMateで見ることができます。 FLXA202/FLXA21の設定で、PV、SV、TV、FVに割り付けた値がFieldMateで見ることができます。 FieldMateは機器調整・設定用のソフ...
センサモジュールを交換して測定種類を変更する場合は改造になります。 サービス員が改造作業を行いますので、特注処理が必要です。
センサモジュールを追加して2検出器タイプに変更する場合は改造になります。 サービス員が改造作業を行いますので、特注処理が必要です。
pH計/ORP計の防爆について
(an-ph-orp-17-explosion-proof)
防爆形のpH計としては、「FLXA202/FLXA21」を使ったシステムが用意されています。 「FLXA202/FLXA21」の防爆構造は、「本質安全防爆構造」ですので、0種場所、1種場所および2種場所の危険場所に設置することができます。 システム構成および仕様の詳細は、FLXA21 2線式液分析計 (GS 12A01A02-01) 、2線式液分析計 FLXA202(GS 12A01A03-01JA)を参照してください。 なお、「PH8HFF 防爆形超音波洗浄付流通形ホルダ」および「P...
pHではスロープ・ゼロを用いてセンサの寿命予測を行います。 校正時の補正値を保存し、校正の履歴はログブックに保存できます。 ログブックには、1つのモジュールあたりすべての種類の保存データを、最大で100データ保存できます。2つのログブックに50データずつ分けて保存され、合計で100データとなります。 ...
FLXA202は、IECEx、ATEX、FM、CSA、NEPSI、KOSHA、EACEx、および TIIS に対応しています。 FLXA21は、IECEx、ATEX、FM、CSA、NEPSI、KOSHA、およびEACExに対応しています。
あります。
デジタル通信により現場まで出向かずにデータの取得、設定変更を行なうことができるためメンテナンス性が向上します。 また、FLXA202/FLXA21では(ISCを除き)、2センサ入力でかつデジタル通信を用いることで、今まで2台使用していた伝送器を1台にできるため、経費の削減になります。 ...
デジタル式タッチパネルを採用しており、位置ずれはなく調整は不要です。
購入できます。 ただし、モジュールの交換は、弊社もしくは関連会社が主催するサービス講習会を受講したお客様のみ可能です。
液晶の交換は通常必要ありません。
HART通信によるパラメータ設定はできます。
pH計ではインピーダンスチェック、導電率計では分極チェック、電磁導電率計や溶存酸素計では校正履歴データなどを参考に予測計算をします。
FLXA202/FLXA21は、接点入力機能はありません。
pHまたは溶存酸素(DO)では差分と平均、導電率(SC)では差分、平均、比率、通過率(%)、除去率(%)、偏差(%)、pH校正(VGB)の演算ができます。ユーザのカスタム演算機能はありません。 ...
切り換わりません。 自動切り換えは検出器1→2のみです。バックアップ機能を使用する場合は、検出器1をメインにしてください。
出力することは出来ません。 FLXA202/FLXA21は2線式伝送器のため、アナログ出力は1つです。
FLXA202/FLXA21とのHART通信を行なうためには、HART通信機能をもった携帯型の通信ターミナル(HARTコミュニケータ)や同等の機能を持つパソコン(パソコン、HARTモデム、ソフトウエア)またはDCS(制御システム)が必要です。 弊社では、下記の製品をご用意しています。 →ノートパソコン上で動作する設定・調節ツール FieldMate →プロセス制御システム CEMTUMシリーズ など ...
pHとpH、導電率(SC)と導電率(SC)というように、同一種類の検出器を2本接続できます。 ただし電磁導電率(ISC)は1本のみです。 PHモジュール、SCモジュールなどモジュールに対応したセンサのみ接続可能です。 ...
HART通信機能を使用することにより、対応可能です。
2入力の場合,それぞれの入力の情報が上下に並んで表示されます。 第1入力を上側に表示することもでき、下側に表示することもできます。 検出器1・2の測定値だけでなく、演算結果なども表示できます。 また、2入力でもシングル表示もできます。 ...
引き取りもしくはサービスマンによる変更作業となります。
PH201Gの出力1と出力2は同じ出力信号です。 したがって、FLXA202/FLXA21の検出器1と検出器2のどちらかの信号しか出力できません。
PH201G通信とHART通信です。 PH201G通信とHART通信を同時に使用することはできません。
HART通信とは何ですか?
(an-flxa-comm-04-hart-communication)
アナログ出力にデジタル信号を重畳させる通信方法でHART協会の規定するHARTプロトコルを使用した通信のことです。 デジタル信号に検出器測定値、温度測定値、シリアル番号などの機器情報などを載せることができます。 HART通信の詳細は、HART協会のホームページ を参照してください。 FLXA202/FLXA21は2線式のHART通信(HART5)をサポートしています。 ...
表示や出力にかかわらず、健康度チェックは2つの検出器とも常時行っています。
PH202と同じことができます。 FLXA202/FLXA21もPH201Gとの通信が可能で、異常(FAIL)・洗浄(WASH)・ホールド(HOLD)の状態出力をします。 PH201Gは異常時接点出力、ホールド接点出力、洗浄時接点出力が各1つずつしかありません。 洗浄機能を使用する場合は、検出器1もしくは検出器2のどちらかに接続するか、両方を洗浄時接点出力に接続してご使用ください。 なお、HART通信との併用はできません。 ...
温度補償はあります。従来機種(EXA202、EXA450シリーズ)と同等です。
検出器1の表示画面に検出器1の健康度が表示されます。検出器2も同じです。 検出器1と2の両方を表示する画面設定では、それぞれの検出器の表示範囲に、それぞれの健康度が表示されます。 ...
トレンドは画面表示の機能です。 分析計には測定値の出力機能はありませんので、アナログ出力やHART通信を上位機器で記録してください。
新しい機能です。FLXA202/FLXA21は搭載しています。 過去の校正データからスロープやゼロ点が変化していく傾向を算出し、直近の校正時点からの経過時間で今時点でのスロープ、ゼロを予測してpH値を補正する機能です。 ...
エラー内容にもよりますが、エラーは自動復帰します。エラー履歴はログブック機能で確認できます。
可能です。 ただし、検出器を外す際には、タッチパネルから切断操作を行ってください。
HART通信は可能ですか?
(an-sencom-comm-01-hart-communication)
SENCOM検出器を接続した時でも、FLXA202/FLXA21はHART通信可能です。 ただし、PH201Gの接点出力を使用される場合は専用のデジタル通信を行うため、HART通信はできません。
出荷時、校正済みですので、校正しなくても使用できます。 測定自体は、設定不要ですが、出力レンジの設定をした上でご使用ください。
可能です。 従来のpH検出器と同じ操作で行えます。
2線式伝送器とは、電源ラインと出力信号ラインとで同一のケーブルを使用する伝送器です。 一般的に大規模計装で使用され、DCSとの接続に使われます。使用できる電力が限られているため、機能が限定されます。 4線式変換器とは、電源ラインと出力ラインとで別々のケーブルを使用する変換器です。 通常の場合こちらを使用し、AC電源もしくはDC24V(機種限定)電源を供給します。 2つの出力信号が取れる、接点出力があるなど機能が充実しています。 ...
中継端子箱の役割は?
(an-ph-orp-22-relay-terminal-box)
中継端子箱は変換器と検出器の距離があり、途中のケーブル配線が難しいときに使用します。 ただし、中継端子箱を使用した場合でも、ケーブルの長さはトータルで20mが最長です。 ...
ORP(酸化還元電位)とは、Oxidation(酸化)とReduction(還元)が起こる際、電子の移動で生じたPotential(電位)のことをいいます。 Redox(還元酸化電位)と逆によぶこともあります。 プロセスでは種々の化学反応を利用して、精製、除害、分離等の操作が行われ、その一つに酸化還元反応があります。 ORPの測定は、反応の終点検出等プロセスの管理のための有効な指標となります。 主なアプリケーションはメッキの廃水処理、塩素ガスの除害処理、下水処理などがあります。 ...
調製済みの標準液の有効期限は未開封で購入後1年です。 開封後は1週間程度で使い切るようにしてください。 また、標準液用粉末の有効期限は購入後3年です。
pHとORPの同時測定はできますか?
(an-ph-orp-20-simultaneous-measurement)
下記の検出器と変換器(または伝送器)の組み合わせで、pHとORPの同時測定ができます。 用途にあわせて、組み合わせの選択をしてください。 FU20  pH/ORP検出器 FU20F  pH/ORP SENCOM検出器 PH450G  4線式pH/ORP変換器 FLXA21  2線式液分析計 FLXA202  2線式液分析計 ...
現場でのpH計のチェック方法
(an-ph-orp-18-operation-check)
プロセス用pH計が正しく測定しているかどうかのチェックには、弊社の「PH71 パーソナルpHメータ、PH72 パーソナルpH/ORPメータ」が便利で最適です。あらかじめ標準液校正した「PH71 パーソナルpHメータ、PH72 パーソナルpH/ORPメータ」をプロセス用pH計が設置されている現場に持ち込み、同じ測定場所を同時に測定し、合っているかどうかを確認します。 測定液を実験室などに持ち帰って、ラボ用pH計で確認する方法は、現場の測定液と温度などの条件が異なり正しい結果を出すことができません。...
SDSとは?
(an-ph-orp-16-sds)
SDS(Safety Data Sheet)制度とは、「特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善に関する法律」(PRTR法)に基づき、対象化学物質または当該化学物質を含有する製品を事業者間で取引する際、その性状および取扱いに関する情報(SDS)の提供を義務づける制度です。 SDS制度により、SDSの提供を受ける事業者は、PRTR制度に基づく届出でに必要な情報を得ることができます。また、事業所における適切な化学物質の管理を促進し、環境の保全上の支障を未然に防止することが可能になります。 S...
この標準液はJIS Z8802に従って調製した標準液です。ただ、これには証明書が添付できません。証明書付きの標準液が必要な場合は試薬メーカから直接ご購入ください。
他社製のpH検出器と接続したい場合に問題になるのは、pH検出器の温度センサの仕様です。 組み合わせできるpH検出器の温度センサは下記です。 FLXA21/FLXA202 : Pt1000Ω, Pt100Ω, 500ΩPTC, 6.8kΩPTC, 10kΩPTC, 8.55kΩNTC, 3kΩBalco PH450G : Pt1000Ω, Pt100Ω, 350ΩPTC, 3k...
メンテナンス性向上と保守コストの削減が期待できます。 現場では、コネクタの簡単な脱着により検出器の交換作業のみとなり、メンテナンス作業を大幅に削減します。 PC専用ソフトウェアSPS24で、室内で4本同時の校正作業が可能になります。 PC専用ソフトで、最大100本のSENCOM検出器の履歴を一元管理できます。 ...
3、5、10、20 mからお選びいただけます。
pH計の校正証明書は、下記製品について発行できます。 PH71 パーソナルpHメータ、PH72パーソナルpH/ORPメータ:   指示部(本体)のみ。検出部は対応できません。 プロセス用pH計:PH100, PH201G, PH202G, PH202SJ, PH400G, PH450G  変換器(または伝送器)およびデイストリビュータ 校正証明書の種類としては、下記の4種類が用意できます。 国家標準との関係を自己宣言したもの 社内トレーサビリテイの仕組みを示すもの 納入...
WU11ケーブルの特長は何ですか?
(an-sencom-cable-01-feature)
SENCOM検出器とFLXA202/FLXA21のデジタル通信専用ケーブルです。 検出器とのコネクタ部は、IP67に適合しています。
SENCOM PCソフトウエア SPS24をインストールしたPC、またはFLXA202/FLXA21と接続して行います。 FLXA202/FLXA21は1対1接続ですが、PCは1度に4台まで接続可能です。 どちらも対話方式で作業できます。 SPS24専用ソフトウェアの使用で、最大100本分のSENCOM検出器のデータが同時に一元管理できます。 データはいつでもファイル保存できるので、寿命で未使用となった検出器のデータを保存したり、現在使用している検出器のデータをバックアップさせる目的でもファイル...
FLXA202/FLXA21のSENCOMタイプに接続可能です。
SENCOMの特長は何ですか?
(an-sencom-01-feature)
SENCOM は、CPU、メモリ、AD変換などの電子回路を搭載した、横河で初めてのデジタル検出器です。測定値や校正データは、デジタル通信で変換器に送られます。
pHとは何ですか?
(an-ph-orp-01)
pHとは、水溶液の性質(酸性、アルカリ性)の程度をあらわす単位です。水溶液の酸性、アルカリ性は、水溶液中の水素イオン(H+)の濃度で決まります。 水はH2Oという分子式で表されますが、実際にもそのほとんどがH2Oという安定した分子状態で存在しています。ところが、ごく一部が水素イオン(H+)と水酸イオン(OH-)というイオンの形で存在していて、水素イオンが多い場合は酸性、水酸イオンが多い場合はアルカリ性になります。 温度が一定であれば、どのような水溶液でも水素イオン(H+)と水酸イオン(OH-)...
一般のpH測定においては、温度による測定液のpH値の変化を補正することは行いません。しかし、純水測定の場合には、pH検出器の温度補償とは別に測定液自身の温度補正を行うことがあります。 純水用pH計では、pH検出器に組み込まれている測温体で温度を測定し、検出器の発生起電力の温度補償と測定液の温度補正を同時に行うことができます。 ...
pH計のアルカリ誤差について
(an-ph-orp-06-alkaline-error)
pH10以上のアルカリ領域では、ガラス電極の起電力が直線からの偏りを生じてきます。これをアルカリ誤差と呼びます。 アルカリ誤差は、ガラス膜の組成によって大きさが異なりますので、アルカリ領域で使用する場合は「高アルカリ用ガラス電極」を使用することを推奨します。 ただし、アルカリ誤差がなくなることを保証するものではありません。 例えば「高アルカリ用ガラス電極」として「PH8EFP..../HA」があります。 ...
pH計の温度補償について
(an-ph-orp-04-temp)
pH検出器の発生起電力は、測定液の温度によって変化します。これは、pH検出器のガラス膜の発生電位が、ネルンストの式で示されるように、絶対温度Tに比例するためです。 温度補償とは、この温度による起電力の変化をpH変換器(またはpH伝送器)で温度に無関係になるように補償することです。ここで、誤解しないように注意しなければならないことは、温度による測定液のpH値の変化とは全く無関係だということです。 横河電機のpH計は、pH検出器に組み込まれている測温体で温度を測定し、自動的にpH検出器の発生起電力...
ガラス電極によるpH測定の原理について
(an-ph-orp-03-measurement-principle)
ガラス電極によるpH測定法は、ガラス電極と比較電極の2本の電極を用い、この2本の電極の間に生じた電位差を測定することで、測定液のpHを知る方法です。 特殊なガラスの薄膜の両側にpHの異なった溶液があると、ガラスの薄膜部分に両方の溶液のpHの差に比例した起電力が発生します。 実際の形としては、下図のように薄いガラス膜で作られた容器Gの中にpHのわかっている溶液Bを入れ、これを測定液Aの中に浸すと、ガラス膜の両側に起電力が生じます。従って、2つの溶液AおよびBに適当な電極E1およびE2を浸して、その...
pHの測定方法は、その発展の過程で各種の方法がありますが、現在では「ガラス電極法」がいろいろの分野で最も多く用いられています。 指示薬による方法 リトマス試験紙やメチルオレンジ溶液およびフェノールフタレイン溶液などの試薬を用いる測定法です。歴史が古く、簡便ですが、種々の誤差があり、精度は期待できません 水素電極を用いる方法 水素電極とは水素ガスを十分に吸着させた白金電極で、これを測定液に浸すと、液の水素イオン濃度(正確には水素イオン活量)に対応した電位を発生します。 水素電極法は、...
pH計/ORP計の酸誤差について
(an-ph-orp-07-acid-error)
pH3以下の領域で生じる酸誤差も、ガラス膜の組成や酸の種類によって大きさが異なります。また、いったん酸誤差を生じたガラス電極は、中性溶液に浸しても元の状態に戻るにはかなり時間を要します。しかし、酸誤差はその大きさがアルカリ誤差に比べて小さく、実用上ほとんど問題になりません。 ...
pH計の標準液校正について
(an-ph-orp-08-calibration)
pH測定を行う場合は、必ず標準液によるpH計の校正を行わなければなりません。校正の方法としては、2種類のpH標準液を用いて行う「2点校正」が一般的ですが、簡易的な方法として、1種類のpH標準液だけで行う「1点校正」もあります。 pH標準液は緩衝溶液(buffer solution)とも呼ばれるように、外から酸や塩基を加えても溶液自体のpHが変わりにくいという性質(緩衝作用)をもっています。pH標準液の種類と各温度におけるpH値はJIS Z 8802「pH測定方法」に定められています。 ...
pH標準液の保存方法と保存期間
(an-ph-orp-12-preservation)
調製pH標準液は、上質の硬質ガラスまたはポリエチレン製のびん中に密閉して保存します。調製pH標準液は、長期間の保存によってpH値が変化する(注)ことがありますので、調製後長期にわたるものは新しく調製した標準液と比較して、pHの値が同一であることを確認した上で使用しなければなりません。 また、一度大気中に開放放置されたpH標準液は使用してはいけません。 (注)例えば、ほう酸塩pH標準液および炭酸塩pH標準液は、二酸化炭素などを吸収してpH値が低下します。 ...
pH計の測定液の条件について
(an-ph-orp-13-conditions)
測定液温度の範囲および測定液圧力の範囲は、pH検出器の種類、ホルダ形式およびホルダ材質で異なります。 下記資料を参照してください。 一般仕様書:pH検出器およびORP検出器 [GS 12B07B02] 技術資料:pH計/ORP計 セレクションガイド [TI 12B07A03-03] ...
計量法について
(an-ph-orp-14-measurement-method)
取引や証明に使用する政令で定められた計量器は、計量法に基づく検定を受けて合格したものでなければなりません。ガラス電極式pH計は、計量法施行令第2条で検定の対象となる特定計量器に指定されています。 pH計は、取引用にはあまり使われませんが、証明行為には広く用いられています。計量法上の証明行為とは「公に、または業務上他人に、一定の事実が真実であることを表明する行為」と定義されています。例えば、行政機関が河川水のpHを測定してその値を公表したり、ある工場が排水のpHを測定して行政機関に報告したり、環...
pH標準液の種類と組成について
(an-ph-orp-11-type-composition)
pH標準液の種類と各温度におけるpH値はJIS Z 8802(1984年改正)に規定されています。JIS Z 8802(1984年改正)では、改正時に国際的な状況に対応して新たに定めた標準液(規格pH標準液と呼ぶ)と改正前の旧規格に定められている標準液(調製pH標準液と呼ぶ)の両者が使用できるようになっています。一般には、長い歴史があり、実用上も問題がなく、使用者が調製できる「調製pH標準液」が使用されています。 調製pH標準液は、次の5種類が規定されています。 標準液の名称と組成(JIS Z...
実際のガラス電極では、各種のばらつきや経年変化などの影響で、単位pHあたりの起電力の値が理論値と一致しません。このため、pH4標準液(フタル酸塩pH標準液)またはpH9標準液(ホウ酸塩pH標準液)を用いて理論電位勾配との相違を補正します。これをスパン校正といいます。 ...
ガラス電極の内部にはpH7の溶液が満たされています。いま、電極をpH7の液に浸した場合、電極膜の内側も外側もpH7ですので電位差は0になるはずですが、実際にはガラス加工時のひずみ、形状およびガラスの組成などにより電位差が発生します。これを不斉電位といいます。 不斉電位はガラス電極だけでなく、比較電極の内部液の汚れやジャンクション(液絡部)の乾燥や目詰まりなどによっても発生します。この不斉電位を取り除くために、pH7標準液(中性リン酸塩pH標準液)を用いてゼロ校正を行います。 ...
それぞれの端子に適合するpH変換器(pH伝送器)は、下記のとおりです。 ピン端子:FLXA21, PH202G, PH202SJ 丸形端子:PH400G, PH450G, PH202G-E-□/TB, PH202SJ-1-□/TB フォーク端子:PH100, PH400G, PH202G-E-□/TB, PH202SJ-1-□/TB ...

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