一般用 pH検出器/ORP検出器 PH8ERP, PH8EFP, OR8ERG, OR8EFG

当社のプロセスpH検出器およびORP検出器は、耐食性・耐熱性・機械的強度に優れたライトン製ボディーのpH検出器/ORP検出器です。

長年の実績と経験を基に開発された高性能で信頼性の高い検出器で、各種製造工程での品質管理や中規模排水処理装置、一般のpH/ORP制御システムの管理用など、幅広いアプリケーションで使用されています。
ガラス電極およびジャンクションは、それぞれ簡単に交換ができ大変経済的です。

従来アナログ検出器として使用しておりましたが、SENCOMスマートアダプタ SA11 を装着することで、デジタル検出器としての使用も可能になりました(Variopinコネクタ付き)。現場の用途や様々な組み合わせに対応するpH検出器です。

特長

  • 検出器ボディに、エンジニアリングプラスチックのライトンを使用
    耐食性・耐熱性でフッ素樹脂(PTFE)に匹敵、機械的強度に優れているため、幅広いアプリケーションで使用が可能
  • 使用するホルダおよび洗浄装置の有無にかかわらず、1種類の検出器ですべての用途に対応可能
  • 複合形pH検出器なので、標準液校正やメンテナンスが容易
  • pH検出器のガラス電極、ORP検出器の白金(または金)電極、およびジャンクションのみの交換が容易
  • TIIS 本質安全防爆対応(FLXA202/FLXA21と組み合わせ)
  • ラボでの校正データを保持するため、現場校正が不要(Variopinコネクタ+SA11アダプタ接続時)
  • SENCOMスマートアダプタ SA11 との組み合わせで、上位機種とのオープンな環境を提供するデジタル検出器に
    *詳細は → SENCOM スマートアダプタ SA11をご参照ください。

 

アプリケーション

  • 各種製造工程での品質管理用に
  • 各種排水設備、水処理設備に

仕様

pH検出器

  KCI拡散形 KCI補給形
PH8ERP PH8EFP
測定範囲 pH2~12 pH0~14
測定温度 -5~80°C -5~105°C
測定圧力 大気圧~50 kPa 大気圧~10 kPa
(一般用または
大容量タンク500 ml)
大気圧~500 kPa
(中圧)
温度補償センサ Pt1000 Pt1000
防爆 TIIS 本質安全防爆
デジタル通信機能対応

SENCOM4.0 対応
(Variopinコネクタ+SA11アダプタ接続時)

ORP検出器

  KCI拡散形 KCI補給形
OR8ERG OR8EFG
測定範囲 -1500~1500 mV -1500~1500 mV
測定温度 -5~80°C -5~105°C
(投げ込みの場合は-5~80°C)
測定圧力 大気圧~50 kPa 大気圧~10 kPa
(一般用または
大容量タンク500 ml)
大気圧~500 kPa
(中圧)
温度補償センサ なし なし
防爆 TIIS 本質安全防爆
 
*詳細は一般仕様書をご参照ください。
概要:

概要

半導体や光ファイバーケーブル等の製造工場をはじめとしてステンレス鋼二次加工工場やフッ酸製造工場(排ガス洗浄施設)など、フッ酸を含む廃水の処理施設は数多く存在します。これらの廃液処理施設における pH 測定には、フッ酸に侵されるため短寿命のガラス電極に代わってアンチモン電極が用いられています。しかし、アンチモン電極は安定性に問題があり、耐フッ酸性のあるガラス電極が待たれていました。
PH4FT 耐フッ酸 pH 検出器は、フッ酸の含まれる溶液での長寿命化を図った検出器です。当社製の一般検出器や他社のフッ酸用検出器に比べ、際立った耐フッ酸性(長寿命・長期安定性)を示します。PH4FTの採用で、良好な測定を維持するための保守工数が大幅に削減でき、寿命の点でも満足できる結果が得られています。

 

お客様の期待

  • フッ酸を含む廃液の pHを連続で長期間測定したい
  • ランニングコストを削減したい
  • 設備更新のイニシャルコストはミニマムに抑えたい

 

プロセス概略

半導体工場のフッ酸廃液には、濃廃液(間欠的に排出)と希薄廃液(常時排出)とがあります。廃液処理に当たっては、一旦、濃廃液と希薄廃液をそれぞれ貯槽に貯えます。
貯槽の濃廃液と希薄廃液は、それぞれ一定量が原廃水貯槽に送られます。ここで、均一に混合するためのエアバブリング攪拌を行なってから反応槽に送ります。反応槽では、消石灰を注入して十分に反応させ、CaF2 を生成させます。次の凝集槽では凝集剤を入れてフロック化し、沈殿池で懸濁物を沈殿除去します。処理水(pH 値:9 以上)は中和槽に送り、塩酸を加えて pH6 ~ pH8 に中和したうえで放流します。

 

YOKOGAWA のソリューション

測定システム

  • pH 検出器
    • 耐フッ酸 pH 検出器
      PH4FT-120-□□G(PH450Gの場合)
      PH4FT-120-□□E、または-□□F(FLXA202/FLXA21の場合)
  • 検出器用アダプタ
    • 付加仕様:/S3(ステンレス鋼)、/PP(ポリプロピレン)から選択
  • ホルダ
    • 潜漬形ホルダ PH8HS-PP- □□ -T-NN-NN * A
  • 中継端子箱(必要に応じて使用)
    • WTB10-PH1、WTB10-PH5(FLXA202/FLXA21の場合)
    • WTB10-PH3(PH450G の場合)
  • pH 変換器 /pH 伝送器
    • 4 線式 pH/ORP 変換器(4 線式 pH 計システム構築の場合)
      PH450G-A-J
    • 2 線式 pH 伝送器(2 線式 pH 計システム構築の場合)
      FLXA202、またはFLXA21
  • ディストリビュータ(2 線式 pH 計システムの場合)
    • 分析計専用ディストリビュータ PH201G-A □* B

ユーティリティ

  • 電源
    • 4 線式 pH/ORP 変換器:(PH450G 電源)
      90 ~ 264 V AC,50/60 Hz
      消費電力:約 15 VA
    • 2 線式システムの場合:(FLXA202/FLXA21 電源)
      16 ~ 40 V DC(負荷抵抗により異なります。)

留意点

  • PH4FT耐フッ酸検出器を使用する場合、超音波洗浄および
    ブラシ洗浄を行なうことはできません。(ジェット洗浄は可能です。)
  • PH4FTのケーブル接続部は、防水構造でありません。
    設置に際しては、雨水などが接続部内部に侵入することがないよう、配慮してください。

 

業種:
概要:

概要

メタン発酵バイオリアクタで使用する pH 計は、発生する硫化水素ガス(H2S)などによって検出器の劣化が早く、また、スライムによって液絡部に目詰まりも生じやすく、長期間、安定に運転することが困難でした。
PH4PT ポリマー電解質 pH 検出器は汚れに強い構造の液絡部を持っており、この PH4PTの採用によって、一般検出器では 1 ~ 2 週間が限度であった寿命が約 3 か月まで延び、電極洗浄・校正といった保守の周期も大幅に延ばすことができました。

 

お客様の期待

  • バイオリアクタの pH を連続で測定したい
  • ランニングコストを削減したい
  • 人手による洗浄をなくしたい
  • 設備更新のイニシャルコストはミニマムに抑えたい

 

プロセス概略

嫌気性菌体を用いたメタン発酵用バイオリアクタでは、微生物(メタン菌)によって廃水中の汚濁物質がメタンガスに分解されます。微生物の生成には pH の値が重要であり、pH 計での測定により pH7.0 ~ pH7.5 に制御されます。バイオリアクタで処理された廃水は、分離膜モジュールに送られ、きれいな水に変えられます。

プロセス概略

 

YOKOGAWA のソリューション

測定システム

  • pH 検出器
    • ポリマー電解質pH 検出器
      PH4PT-120-□□G(PH450Gの場合)
      PH4PT-120-□□E, または-□□F(FLXA202/FLXA21の場合)
  • 検出器用アダプタ
    • 付加仕様:
      /S3(ステンレス鋼)、 /PP(ポリプロピレン)、または /PV(硬質塩化ビニル)
  • ホルダ
    • 流通形ホルダ
      PH8HF-PP- □□□ -T-NN-NN * A
  • 中継端子箱(必要に応じて使用)
    • WTB10-PH1、WTB10-PH5(FLXA202/FLXA21の場合)
    • WTB10-PH3(PH450G の場合)
  • pH 変換器 /pH 伝送器
    • 4 線式 pH/ORP 変換器(4 線式 pH 計システム構築の場合)
      PH450G-A-J
    • 2 線式 pH 伝送器(2 線式 pH 計システム構築の場合)
      FLXA202
      FLXA21
  • ディストリビュータ(2 線式 pH 計システムの場合)
    • 分析計専用ディストリビュータ
      PH201G-A □* B
  • 安全保持器 (本質安全防爆システム構築の場合)
    BARD-800 * A

ユーティリティ

  • 電源
    • 4 線式 pH/ORP 変換器:(PH450G の電源)
      90 ~ 264 V AC,50/60 Hz
      消費電力:約 15 VA
    • 2 線式システムの場合:(FLXA202/FLXA21 の電源)
      17 ~ 40 V DC(負荷抵抗により異なります。)

留意点

  • PH4PTポリマー電解質pH検出器を使用する場合、超音波洗浄およびブラシ洗浄を行なうことはできません。(ジェット洗浄は可能です。)
  • PH4PT のケーブル接続部は、防水構造でありません。
    設置に際しては、雨水などが接続部内部に侵入することがないよう、配慮してください

 

業種:
概要:

概要

メッキ工場などから出るクロム系廃液には、クロム酸塩または重クロム酸塩などの有毒な6価クロムが含まれています。排水に当たってはこれらを還元処理しますが、還元反応における酸化還元電位 (ORP) や反応が完結するまでに要する時間は pH 値の影響を大きく受けます。したがって、ORP 計と pH 計とを使用して、還元処理の適正化(還元剤の注入量など)が図られます。
測定システムとして 2 線式と 4 線式のいずれも適合します。クロム系廃液の場合は、ORP 検出器の指示極には金電極を用います。

 

お客様の期待

  • クロム系廃液の pH/ORP を連続で測定したい
  • ランニングコストを削減したい
  • 設備更新のイニシャルコストはミニマムに抑えたい

 

プロセス概略

クロム酸塩や重クロム酸塩の形で存在している有毒な 6 価クロムの処理は、まず、3価のクロムに還元して、次にこれを水酸化物として沈澱除去する方法で行なわれます。還元剤には、硫酸第一鉄、メタ重亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄などが用いられます。

プロセス概略

 

YOKOGAWA のソリューション

測定システム

2 線式、または 4 線式 pH/ORP 計システム

  • 検出器
    KCl 補給形 ORP 検出器
     OR8EFG-AU- □□ -TT1- □* A
    KCl 補給形 pH 検出器
     PH8EFP- □□ -TN—TT1-N- □* A
  • ホルダ
    潜漬形ホルダ
     PH8HS-PP- □□ -T-NN-NN*A
  • 中継端子箱(必要に応じて使用)
    WTB10-PH5(2 線式システムの場合)
    WTB10-PH3(4 線式システムの場合)
  • 変換器/伝送器
    2 線式伝送器(pH/ORP 共通)
     FLXA21-D-P-S-AA-P1-NN-A-N-LA-J
    4 線式 pH/ORP 変換器
     PH450G-A-J
  • ディストリビュータ(2 線式システムの場合)
    PH201G-A □* B

ユーティリティ

  • FLXA21
    電源:16 ~ 40 V DC(ディストリビュータより)
  • PH450G
    電源:90 ~ 264 V AC,50/60 Hz
    消費電力:約 15 VA
  • PH201G ディストリビュータ
    電源:100V 仕様:20 ~ 130 V DC/80 ~ 138 V AC,47 ~ 63 Hz
       220V 仕様:120 ~ 340 V DC/138 ~ 264 V AC,47 ~ 63 Hz
    消費電力:24 V DC:約 200 mA
         100 V AC:約 7 VA
         220 V AC:約 11 VA

 

 プロセス対応事項

1.ORP 計チェックの基準

チェック液(キンヒドロン溶液/鉄溶液)の酸化還元電位
ORP 検出器が正常かどうかのチェックは、チェック溶液を使用して行います。チェック液には、キンヒドロン溶液と鉄溶液の 2 種類があります。

  • キンヒドロン溶液:酸化還元電位 約 200 ~ 300 mV
  • 鉄溶液:     酸化還元電位 約 420 ~ 520 mV

「 チェック液 」 は、pH 標準液のように常に一定の基準値を示すことはありません。したがって、検出器の良否は測定値が許容範囲内にあるか否かによって判定します。

チェック液の調製(250 ml の場合)

  • キンヒドロン溶液:下記の試薬を純水で溶き、250 mlにします。
    キンヒドロン試薬: P/N K9024EC
  • 鉄溶液:下記の試薬を 2 mol/l 硫酸で溶き、250 ml にします。
    鉄試薬: P/N K9024ED

2.ORP 検出器の指示極には金電極を選択

クロム系廃液の ORP 測定を行なう場合は、指示極に金電極を使用します。

プロセス対応事項

業種:
概要:

紙パルプ工場では多量の水が使用されます。したがって、廃水の処理は、環境保全のうえからも大変重要になっています。
廃水処理において、廃液中の SS 分は凝集沈降槽で凝集剤によって沈澱分離させますが、このとき適正な pH 値を維持する必要があります。この pH のコントロールに使用する pH 計は、電極に廃液中の繊維分やコーティング剤が付着するため頻繁に保守しなければなりませんでした。
「超音波+エアジェット」洗浄器付き潜漬形ホルダ(特注品)による連続洗浄を採用したところ、これまでは1日1回行なっていた人手による保守が、1~2か月に1回に軽減されています。

業種:
概要:

亜鉛製錬においては、高品位の製品が得られることや原料に混入している有価金属を回収できることなどの特長を持つ湿式製錬が、最も多く採用されています。湿式製錬には、原料の亜鉛精鉱を焙焼し、その後、硫酸に溶解して不純物を取り除くプロセス(「浸出」という)があり、ここで浸出液の pH 管理が行なわれます。
浸出液には石膏などが含まれており、電極に付着するスケールが安定な pH 測定を妨げます。したがって、1週間に1回以上の洗浄作業が必要でしたが、空気ジェット洗浄付き pH 計を採用、連続洗浄を行なうことによって、1~2か月に1回まで人手による洗浄作業を減らすことが可能になりました。

概要:

概要

メッキ工場や一部の化学工場から出るシアン系廃液は有毒です。排水に当たっては、シアン濃度が法律で規制されている許容値以下となるよう塩素または塩素化合物を使用した酸化分解反応によって処理されます。
この酸化分解反応は pH 値の影響を大きく受けるので、反応の完結を確認するための ORP 計とともに pH 計が使用されます。分解反応に必要な薬品(塩素など)の過剰消費を防ぐためにも、ORP 計 /pH 計は必要です。
測定システムとして 2 線式と 4 線式のいずれも適合します。シアンが含まれる溶液の場合は、ORP 検出器の指示極には金電極を用います。

 

お客様の期待

  • シアン系廃液の pH/ORP を連続で測定したい
  • ランニングコストを削減したい
  • 設備更新のイニシャルコストはミニマムに抑えたい

 

プロセス概略

シアン化合物の分解反応処理は 2 段に分けて行います。第 1 段の 1 次反応では、高アルカリ性の条件下でシアン化合物を酸化してシアン酸塩の形にします。第 2 段の 2 次反応では、中性に近い条件にしてさらに酸化を進め、無害な炭酸ガスと窒素ガスに変えます。

プロセス概要

 

YOKOGAWA のソリューション

測定システム

2 線式、または 4 線式 ORP 計システム
2 線式、または 4 線式 pH 計システム

  • 検出器
    KCl 補給形 ORP 検出器
     OR8EFG-AU- □□ -TT1- □* A
    KCl 補給形 pH 検出器
     PH8EFP- □□ -TN-TT1-N- □* A
  • ホルダ
    潜漬形ホルダ
     PH8HS-PP- □□ -T-NN-NN*A
  • 中継端子箱(必要に応じて使用)
    WTB10-PH5(2 線式システムの場合)
    WTB10-PH3(4 線式 pH 計および ORP 計システムの場合)
  • 変換器/伝送器
    2 線式伝送器 (pH/ORP 共通)
     FLXA21-D-P-S-AA-P1-NN-A-N-LA-J
    4 線式 pH/ORP 変換器
     PH450G-A-J
  • ディストリビュータ(2 線式システムの場合)
    PH201G-A □* B

ユーティリティ

  • FLXA21
    電源:16 ~ 40 V DC(ディストリビュータより)
  • PH450G
    電源:90 ~ 264 V AC,50/60 Hz
    消費電力:約 15 VA
  • PH201G ディストリビュータ
    電源:100V 仕様:20 ~ 130 V DC/80 ~ 138 V AC,47 ~ 63 Hz
       220V 仕様:120 ~ 340 V DC/138 ~ 264 V AC,47 ~ 63 Hz
    消費電力:24 V DC:約 200 mA
         100 V AC:約 7 VA
         220 V AC:約 11 VA

 

プロセス対応事項

1.塩素によるシアン化物の測定曲線

[pH9 の条件で、金電極(指示極)と 4mol-Ag/AgCl 電極(対極)を用いて測定 ]
Cl2 による CNの酸化反応は、右図のような特性となり、理想的な測定曲線は示されません。
これは、過剰な塩素によって中間生成物である塩化シアンの電位平坦部が 500 ~ 600 mV に押し上げられること、また、同時に CNOへの第 2 段目の酸化反応が始まり、ClOが減少して電位の上昇を止めてしまうことによります。

2.ORP 電極の指示極には金電極を選択

シアン化物の酸化においては、白金電極を使用すると、約 200 mV 以下の電位で電極表面に白金の触媒作用による水素が発生します。そのため、シアン化物の反応に無関係な電位が生じ、測定値に影響します。
したがって、シアン化物の ORP 測定を行なう場合は、指示極に金電極を使用します。

プロセス対応事項
業種:
概要:

概要

回分槽では溶存酸素(DO)計や酸化還元電位(ORP)計、MLSS計などの分析計が使用されますが、保守頻度を低減するためには、検出器に付着する汚れに対して対策を講じる必要があります。また、回分槽の水位は大きく変動するので、検出器の設置においても留意しなければなりません。

 

お客様の期待

  • 汚れの多いところでも連続で安定した測定をしたい
  • ランニングコストを削減したい
  • 人手による洗浄をなくしたい
  • 設備更新のイニシャルコストはミニマムに抑えたい

 

プロセス概略

回分式とは、1 つの反応タンク (回分槽)で汚水の受け入れ・曝気・沈澱・排水の一連の工程を繰り返して行なう、間欠的な汚水処理方法です。回分式には、

  • 汚水量に変動があっても安定に処理できる。
  • 沈澱槽が不要なので施設がコンパクトになる。
  • 有機物のほか、窒素・りんも除去できる。

といった特長があります。

プロセス概略

 

フィールドデータ

DO 計の場合の洗浄効果テスト(洗浄無しの場合と水ジェット洗浄を行なった場合の出力信号比較)

留意点

 

YOKOGAWA のソリューション(ホルダ一覧を以下に示します)

DO402 溶存酸素濃度計

回分槽に適合する DO 計用検出器ホルダとして、水ジェット洗浄器付き投げ込み式ホルダ(特注品)、垂直形フロート式ホルダ、投げ込み形ガイドパイプなどが挙げられます。
水ジェット洗浄器付き投げ込み式ホルダおよび垂直形フロート式ホルダは、保守性に優れています。(回分槽に蓋がある場合は、垂直形フロートホルダを用います。)

水ジェット洗浄器付き投げ込み式ホルダ 垂直形フロート式ホルダ 投げ込み形ガイドパイプ
水ジェット洗浄器付き投げ込み式ホルダ 垂直形フロート式ホルダ 投げ込み形ガイドパイプ

構成機器

  • DO 検出器:DO30G-NN-50- □□ -PN
  • ホルダ:(特注品)
  • 変換器:DO402G-1- □ -J
  • 電磁弁:PH8MV-W- □□ 0- □ 0*D

構成機器

  • DO 検出器:DO30G-NN-50- □□ -PN
  • ホルダ:PB360G-PV- □ 5-NN
  • 変換器:DO402G-1- □ -J

構成機器

  • DO 検出器:DO30G-NN-50- □□ -PN
  • ホルダ:PH8HG-PV*A
  • 変換器:DO402G-1- □ -J

PH450G pH/ORP(酸化還元電位)計

回分槽に適合する ORP 計用検出器ホルダとしては、水ジェット洗浄器付き投げ込み式ホルダ(特注品)、潜漬形ホルダなどがあります。潜漬形ホルダを使用する場合は、汚れに強いキセロライト ORP 検出器を組み合わせます。なお、キセロライト ORP 検出器は、超音波洗浄を行なうことはできません。また、ケーブルコネクタ部が非防水構造なので、投げ込み式ホルダは使用できません。

SS400 MLSS 計

回分槽に適する MLSS 計用検出器ホルダには、ジェット洗浄器付き引き上げ形ホルダ、垂直形フロート式ホルダなどがあります

水ジェット洗浄器付き投げ込み式ホルダ 潜漬形ホルダ ジェット洗浄器付き引き上げ形ホルダ
水ジェット洗浄器付き投げ込み式ホルダ 潜漬形ホルダ ジェット洗浄器付き引き上げ形ホルダ

構成機器

  • ORP 検出器:OR8EFG-AU-0 □ -TT1-N*A
  • ホルダ:(特注品)
  • 変換器:PH450G- □ -J
  • 電磁弁:PH8MV-W- □□ 0- □ 0*D

構成機器

  • ORP 検出器:HA485-120/ □□ /PP:
  • ホルダ:PH8HS-PP- □□ -T-NN-NN*A
  • 変換器:PH450G- □ -J

構成機器

  • MLSS 検出器:SS300G-NN- □□ -PN/JTJ
  • ホルダ:HH350G-NN- □ 0-JT-JP
  • 変換器:SS400G-N- □ -J
業種:
概要:

石灰石膏法の排煙脱硫装置では、脱硫剤(石灰)の消費量管理をオンライン pH 計を使用して行なっています。このとき問題になるのが、石灰によって pH 電極が著しく汚れることです。一定レベル以上の測定精度を維持するには酸を用いた電極洗浄を頻繁に実施する必要があり、大きな保守工数がかかってしまいます。
酸洗浄を自動化した 「EXA AUTO CLEAN 薬液洗浄装置」の採用によって、大幅に省力化が図れたばかりでなく、pH 測定精度を維持した状態での長期運転が可能となり
ました。

ガラス電極および液絡部は、購入後1年以内を目安にお使いください。 ガラス電極は湿った状態であればそのまま使用してください。もし乾燥状態で保管されていた場合は、使用する前...
pH検出器は1ヶ月に1度の清掃・校正をお奨めしています。 ただし、アプリケーションによりこの周期は異なりますので、検出器の汚れ具合や指示の変化を確認し周期を決めてください。 ...
以下の表をご参照ください。 なお、これらはあくまでも目安ですので、検出器選択については弊社営業にお問い合わせください。 ORP検出器 OR8ERG, OR8EFG OR4P OR4C アプ...
pH検出器を長期間使用しない場合は、電極の先端を 3.3 mol/L KCl溶液やpH4標準液で濡れた脱脂綿が入った保護キャップ(L9901BY)などで保護し、ガラス電極や液絡部が乾燥しないように保管...
KCl 補給形pH検出器(PH8EFP)と組み合わせて使用するKCl リザーブタンクは、下記の3種類が用意されています。中圧用KCl リザーブタンクが必要ない場合は、補給の頻度が少ない大容量 (500mL...
食品などでpH測定をしている場合、KClが混入しても安全かという問い合わせがあります。KClは減塩醤油にも使われているくらいですから、多量に摂取しない限り安全です。 しかし、昨今...
pH検出器のケーブルの長さについて
(an-ph-detector-10-cable-length)
一般用pH検出器(PH8EFP, PH8ERP, PH8EHP)のケーブルは、検出器ボディと一体になっており、分離することはできません。 ケーブルの長さは、3m、5m、7m、10m、15mおよび20mが用意されて...
一般用pH検出器には、内部液としてKCl溶液が使われています。KClとは塩化カリウムのことで、食塩に似て水によく溶けます。内部液(KCl溶液)の濃度は、検出器の種類により異なります...
pH検出器の洗浄方式と選定基準について
(an-ph-detector-13-cleaning-selection)
pH検出器の汚れを取り除く方法は、下記のように種々用意されています。 選択に当たっては、測定液の状況や汚れの種類などを勘案して、比較検討することが重要です。 超音波方式: ...
一般用pH検出器には、接地極が組み込まれています。 接地極は、測定液中に存在するノイズがガラス電極および比較電極に侵入しないように、測定液と大地(アース)間のインピーダン...
pH検出器のケーブルは高絶縁を保つため特殊なケーブルを使用し、端末も特殊な加工をしてあります。 ケーブル長を延長したいときには、弊社が供給している中継端子箱を使用するか、...
一般用pH検出器に組み込む「ジャンクション」は、用途により下表から選択して用います。 液絡部材質テフロンのジャンクションは、し尿処理施設や下水処理施設などの汚れの多い用途...
pH検出器のガラス電極の種類と使い分け
(an-ph-detector-04-glass-electrode)
一般用pH検出器に組み込む「ガラス電極」は、用途により下表から選択して用います。 種類 部品番号 ガラス膜 Oリングの材質 一般用 K9142TN 一般用 フッ素ゴ...
pH検出器のKCl拡散形とKCl補給形の違いについて
(an-ph-detector-02-kcl-diffusion-supply-type)
横河電機のpH検出器は、ガラス電極とジャンクション(液絡部)が一体となっている、いわゆる複合形の検出器です。測定中は、ジャンクション(液絡部)から常時KCl溶液が流出してい...
pH検出器の保存方法と保管期間について
(an-ph-detector-03-preservation-storage)
pH検出器を保存する際は、ガラス電極のガラス膜が乾燥によって性能が劣化するのを防ぐため、KCl溶液入りのキャップを被せて保護します。 保管期間は約1年ですが、これは保証するもの...
pH検出器の種類と使い分け
(an-ph-detector-01-distinguish-usage)
A1 プロセス用pH計は広範な分野で使用されるため、測定液の組成や条件もいろいろです。 横河電機では、幅広い用途に対応するため、各種pH検出器を用意しています。 一般用として、 K...
それぞれの端子に適合するpH変換器(pH伝送器)は、下記のとおりです。 ピン端子:FLXA21, PH202G, PH202SJ 丸形端子:PH400G, PH450G, PH202G-E-□/TB, PH202SJ-1-□/TB フォーク端子:PH100, PH400G, PH202...
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