EJA117J サニタリ用ダイアフラムシール付差圧伝送器は、ISO 規格に準拠した構造で、“食品衛生法第 16 条の規定”も考慮してあります。プロセス接続口は ISO 規格を採用しています。
機器調整・設定・管理ソフトウェア FieldMate などとの相互通信により、リモート設定、モニタリングなどを行うことができます。
About OpreX
OpreXは、YOKOGAWAのテクノロジーとソリューションの卓越性を集約した、制御事業の包括ブランドで、カテゴリーとその配下のファミリーから構成されています。本製品はOpreX Measurement配下のOpreX Field Instrumentsに属します。
詳細
特長
高性能
精度±0.2%(ISO101.6クランプ取付)です。
高温洗浄対応
150°C、60分(封入液シリコンオイル)、
150°C、30分(封入液プロピレングリコール)
1台2役、マルチセンシング
静圧測定精度±0.2%です。
シリコンレゾナントセンサの進化により、差圧と静圧を同時に測定できます。オリフィス式流量計測における流体密度補正目的としての高圧側静圧や、タンクの液位計測での内圧(低圧側静圧)を、内蔵指示計または通信を介してモニタリングできます。
折れ線近似機能
最大10分割による折れ線近似ができます。
キャピラリ封入液の密度補正機能
内蔵温度センサを使用し、周囲温度変化によって発生した温度変化分の密度変化を補正することができます。
詳細仕様につきましては、一般仕様書をご参照ください。
Mカプセル | Hカプセル | |
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測定範囲 | -100~100kPa | -500~500kPa |
スパン設定可能範囲 | 2.5~100kPa | 25~500kPa |
保証精度 | ±0.2% | ±0.2% |
精度保証最小スパン | 20kPa | 100kPa |
保護等級 | IP66/IP67 | |
防爆構造 | TIIS耐圧防爆、TIIS本質安全防爆 | |
出力信号 | 4~20mA DC 2線式(BRAIN通信形、HART通信形)、FOUNDATION™ フィールドバス通信形 | |
電源電圧 | 10.5~42V DC(内蔵アレスタ付の場合は 10.5~32V DC) | |
周囲温度 | -10~60°C | |
接液温度 | -10~120°C(洗浄時は150°C) | |
最高使用圧力 | 1MPa(クランプ最高使用圧力による) | |
取付方法 | 伝送器本体:2Bパイプ取付 ダイアフラムシール部:ISO101.6クランプ取付(クランプ材質はSUS316) |
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接液材質 | SUS316L | |
カバーフランジ材質 | SUS316 | |
伝送部ケース | アルミニウム合金鋳物、ウレタン硬化タイプポリエステル樹脂粉体塗装 |
機器調整・設定ツール FieldMate
FieldMateは、伝送器、流量計 および その他フィールド機器の調整・設定を行うためのツールです。機器の初期設定や管理、機器故障時の交換作業等を、分かりやすい画面と直感的な操作で、簡単に行うことができます。また、写真や動画を含めた記録や管理、報告書の自動作成機能などによって、日常の保全作業をサポートします。FieldMateは、メーカや通信規格を問わず、プラントで使用する主要なフィールド機器に対してご使用いただけます。
FOUNDATION™フィールドバス対応モデルでは、標準化された4種類の診断結果にアラームを分類することで、異常発生時の機器の状態と対応方法の確認をし易くし、メンテナンスの効率化に貢献します。(NUMUR NE107に準拠)
ドキュメント&ダウンロード
カタログ
- 差圧圧力伝送器 (6.9 MB)
取扱説明書
- EJX/EJA-Jシリーズ スタートアップマニュアル (8.1 MB)
- EJX117J, EJX213J, EJA117J, EJA213J サニタリ用液位・差圧伝送器 ※変更票20-14 (7.5 MB)
- EJX, EJA-Jシリーズ 差圧・圧力伝送器 HART 5/7 通信形 (8.0 MB)
- 変更票 20-14 (257 KB)
- EJX, EJA-Jシリーズ 差圧・圧力伝送器 フィールドバス通信形 (3.8 MB)
一般仕様書
技術情報
- 差圧・圧力式レベル伝送器のラインアップ (115 KB)
- Functional Safety Manual (730 KB)
- Functional Safety Manual exida Certification (436 KB)
動画
需要予測に基づいた、最適で高効率な自動操業に加え、おいしさも含めた品質の追求をお手伝いし、人手を介さずに成長していく自律した操業を実現します。
全ての生産活動から得られる情報を解析・コントロールするとともに作業者の安全に配慮し原料品質、設備劣化、技術伝承、製造環境整備の課題解決を実現します。
本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください
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