横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

レーダーレベル計
お知らせ: 本製品は、2021年9月30日に販売終了しております。

代替機種はありません。
VEGA社製品については関西オートメイション株式会社様にお問い合わせください。

レーダーレベル計は測定面(主に液体、粉体、粒体)へ向けてレーダー波を発信し、反射して戻ってきたエコーを受信するまでの時間によりレベルを測定します。非接触のレーダー技術で、特に優れた測定精度を誇ります。
測定レベルに対応した4 ~20 mA DC 信号を発信・伝送します。レーダーレベル計は温度、圧力などの周囲環境や測定対象の密度、波立ちなどに影響されにくいため、従来は測定困難だったアプリケーションにも対応できます。非接触測定で可動部が無いため、メンテナンスの手間を低減できます。TIIS本質安全防爆仕様に対応したモデルもあります。
一体形設計と多様なプロセス接続により、さまざまなタンクやサイロに取付できます。液体測定用と粉体測定用をラインナップしています。

詳細

液体用

PULS64

PULS64 液面測定の決定版

測定対象 ★★★★★ 受信感度が向上し、これまで測定が難しかった物質や、結露・付着・泡の発生するアプリケーションでの測定が可能。液体測定にはまずPULS64をご検討ください。
設置の自由度 ★★★★★ 電波放射角が最小3°と狭いため、タンク内障害物や長いノズルの影響を受けにくい。
世界最小クラスの小型アンテナは、取付場所の確保が困難なタンクや小さなタンクに設置可能。
クランプ取付は衛生的な電解研磨仕上げのハウジングとともに、食品・製薬用途に最適。
最大測定距離 ★★★★☆ 30m。アンテナ近傍まで測定が可能。
電波放射角は3~14°
測定精度 ★★★★★ ±8mm
プロセス温度 ★★★★☆ -40/-20~80/130/200°C
プロセス圧力 ★★★★☆ -0.1~0.1/0.2/1.0/1.6/2/2.5MPa
防爆 準備中  
PULS62 幅広いアプリケーションに対応

PULS62 幅広いアプリケーションに対応

測定対象 ★★★★☆ 貯蔵タンクや反応タンクの液面測定に幅広く対応。
設置の自由度 ★★★★☆ 多様なアンテナ形状とプロセス接続で、さまざまなタンク形状に対応可能。
アンテナ:ホーンアンテナとパラボラアンテナは電波放射角を狭める効果がある。スタンドパイプアンテナはタンク内構造物や波立ちの影響を避けるときに使う。
プロセス接続:ねじ込み取付4種、フランジ取付12種。
最大測定距離 ★★★★☆ 30m。電波放射角はアンテナにより4~22°。放射領域内に不要な反射をもたらす障害物がある場合はスタンドパイプアンテナをご検討ください。
測定精度 ★★★★☆ ±10mm パラボラアンテナは±15mm
プロセス温度 ★★★★☆ -40/-20~130/200/250°C
プロセス圧力 ★★★★★ -0.1~0.6/4/10MPa
防爆 あり TIIS耐圧/本質安全組合せ防爆、TIIS本質安全防爆
PULS63 食品・薬品の測定や腐食性が強い測定対象に

PULS63 食品・薬品の測定や腐食性が強い測定対象に

測定対象 ★★★★☆ フッ素樹脂のフラットアンテナは、腐食性が強い測定対象や食品・薬品の測定に適する。
設置の自由度 ★★★★☆ フッ素樹脂のフラットアンテナは、衛生的で耐腐食性に優れる。フランジ取付12種。
最大測定距離 ★★★★☆ 35m。電波放射角はアンテナ径により10°または18°。
測定精度 ★★★★☆ ±10mm
プロセス温度 ★★★★☆ -40~200°C
プロセス圧力 ★★★★☆ -0.1~1MPa
防爆 あり TIIS本質安全防爆
PULS61

PULS61 小型タンクの液面測定をリーズナブルに

測定対象 ★★★☆☆ ねじ込みタイプのコーンアンテナは小型軽量で、小型タンクの測定に適する。結露が落ちやすい形状。
設置の自由度 ★★★☆☆ ねじ込み取付2種
最大測定距離 ★★★☆☆ 10m。電波放射角は22°
測定精度 ★★★★☆ ±10mm
プロセス温度 ★★★☆☆ -40~80°C
プロセス圧力 ★★★☆☆ -0.1~0.3MPa
防爆 あり TIIS耐圧/本質安全組合せ防爆、TIIS本質安全防爆
PULS65 波立つ液面に

PULS65 波立つ液面に

測定対象 ★★★☆☆ ロッドアンテナは電波放射角が広く、波立つ液面を広くとらえ平均化する。
設置の自由度 ★★★☆☆ ねじ込み取付4種、フランジ取付12種。
最大測定距離 ★★★★☆ 30m。電波放射角は24°
測定精度 ★★★☆☆ ±20mm。
プロセス温度 ★★★☆☆ -40~130/150°C
プロセス圧力 ★★★★☆ -0.1~0.2/1.6MPa
防爆 あり TIIS耐圧/本質安全組合せ防爆、TIIS本質安全防爆
PULS66 高温・高圧・防爆環境での液面測定に

PULS66 高温・高圧環境での液面測定に

測定対象 ★★★☆☆ 高温・高圧の厳しい環境に対応。6GHzのPULS66は26GHzのPULS62/63に比べ、表面に泡沫層のあるアプリケーションに適する。アンモニアの測定、スチームが多い場所での測定にはセラミックアンテナをご検討ください。
設置の自由度 ★★★★☆ フランジ18種
最大測定距離 ★★★★☆ 30m。電波放射角はホーンアンテナ径により14-38°。放射領域内に不要な反射をもたらす障害物がある場合はスタンドパイプアンテナをご検討ください。
測定精度 ★★★☆☆ ±20mm
プロセス温度 ★★★★★ -60/-40/-20~150/250/400°C
プロセス圧力 ★★★★★ -0.1~4/16MPa
防爆 あり TIIS耐圧/本質安全組合せ防爆、TIIS本質安全防爆

粉体用

PULS69

PULS69 粉体測定の決定版!

測定可能な粉体の種類 ★★★★★ これまで測定が難しかった樹脂ペレットやカーボン粉末なども測定可能に。砂糖のような微粉末の斜面もOK。
設置の自由度 ★★★★★ 電波放射角4°と狭いため、タンク内障害物や長いノズルの影響を受けにくい。
メンテナンス性 ★★★★★ 結露や付着に強い。フランジタイプにはエアパージ穴を標準装備。
最大測定距離 ★★★★★ 120m。さまざまな大きさの貯蔵タンク/サイロに対応可。
プロセス温度 ★★★★☆ -40~80/130/200°C
プロセス圧力 ★★★☆☆ -0.1~0.1/0.2/0.3MPa
防爆 準備中  
PULS68 高温・高圧・防爆環境での粉体測定に

PULS68 高温・高圧・防爆環境での粉体測定に

測定可能な粉体の種類 ★★★☆☆  
設置の自由度 ★★★★☆ 多彩なプロセス接続:ねじ込みタイプ、フランジタイプ、回り継ぎ手フランジタイプ
メンテナンス性 ★★★★☆ 非接触で可動部がない。
最大測定距離 ★★★★☆ 60m
プロセス温度 ★★★★★ -40/-20~130/200/250°C
プロセス圧力 ★★★★★ -0.1~0.1/0.6/4/10MPa
防爆 あり TIIS耐圧/本質安全組合せ防爆、TIIS本質安全防爆
PULS67 小型タンクの粉体測定に

PULS67 小型タンクの粉体測定に

測定可能な粉体の種類 ★★★☆☆  
設置の自由度 ★★★☆☆  
メンテナンス性 ★★★★☆ 非接触で可動部がない。
最大測定距離 ★★★☆☆ 15m
プロセス温度 ★★★☆☆ -40~80°C
プロセス圧力 ★★★☆☆ -0.1~0.1/0.2MPa
防爆 なし  

特長

非接触測定・優れた耐環境性

  • 伝播媒質の温度、圧力、蒸気、ガス層の影響をほとんど受けません。

初期・メンテナンスコスト低減

  • 小形・軽量化や配線口方向の回転機構により取り回し性が改善されました。
  • 2 線式は配線コストが低減できます。
  • 非接触測定で可動部が無いため、保守性に優れトータルコストが低減できます。
  • PULS64、PULS69は結露や付着に強いため、清掃の頻度やエアパージの圧縮空気を低減できます。また、電波放射角が狭いため攪拌機などのタンク内構造物に影響を受けにくく、設置時の調整が簡単です。

高性能の実現

  • 受信感度が向上し、劣悪な環境下や従来測定困難だったアプリケーションにも対応できるようになりました。特に PULS64は結露する環境や泡の発生するアプリケーション、PULS69 は、樹脂ペレット、カーボン粉末、砂糖などの微粉末の斜面などを測定できるようになりました。

操作性の向上

  • 日本語(カタカナ)表示に対応した操作・表示器(PLICSCOM)は見やすいフルドットマトリックス液晶を採用し、タンクのイラスト表示やエコーカーブ表示ができるようになりました。セキュリティーも万全です。
  • 調整用ソフトウェア DTM-PACTware™ を使ってパソコン画面上から各種設定ができます。
    図示表示が多く、最小限の専門知識で最適な設定が可能です。

関連情報

タンク、ピット内の液体や粉体のレベルを測定したり、河川・湖水の水位を測定する機器です。測定値を現場で表示したり、電流出力でデータを伝送する機能があります。
何の目的で何を測定するのか、必要とする情報は何で、それをどのように処理して利用したいのかを明確にして下さい。コスト等との兼ね合いも重要な条件です。様々な条件が明確になれば、自ずとレベル計の選択肢は狭まります。 当社ではレーダー式、超音波式、ガイドパルス式、圧力・差圧式の 4 種類からお客様にベストなソリューションを提案しています。当社営業にお問い合わせ下さい。 アプリケーションから考えると、レーダー式は環境が厳しいところで各種薬品、溶剤、熱水、粉体などの測定に適します。超音波式は水や廃水を中心...
カタログ、一般仕様書、取扱説明書、外形図、技術情報などがダウンロードできます。 レベル計全般的には、社団法人 日本計量機器工業連合会が編集発行した「レベル計」-原理・機器選定からトラブルシューティング- という本が参考になります。 (入手先 http://www.keikoren.or.jp) ...
同一型式にて、アンテナ口径が大きい程、放射角が狭くなります。設置が可能な限り大きめのアンテナを選択してください。ホーンアンテナやパラボラアンテナは放射角を狭め、測定距離を向上させる効果があります。フラットアンテナとカプセルアンテナは、結露や付着が付きにくい衛生的な材質と形状です。コーンアンテナは結露が落ちやすい形状です。ロッドアンテナは小さなノズルへの取り付けに適します。また電波放射角が広く波立つ液面を広くとらえます。狭い場所や波立ちの強い場所には PULS62 / 66 のスタンドパイプ形をご...
長いノズルに設置するとき、ホーンアンテナの先をノズルから 10 mm 以上突出させるためにプロセス接続部からホーンアンテナの取り付け位置までを延長します。組み合わせるホーンアンテナの大きさは、PULS62, PULS68 ではφ 75 mm 以上、PULS66 では φ 146 mm 以上を推奨します。 ...
FFKM は、パーフロロエラストマーと分類される高分子材料で、優れた耐熱耐薬品特性を持ちます。 FKM は、フッ素系ゴムで同じく耐薬品特性を持ちます。 FFKM は高温用、FKM は通常温度用です。 ...
スタンドパイプとは防波管のことです。下記のような場合に使用する金属管です。 タンク内部に多くの障害(構造物)がある。 液面に強い波立ちがある。 測定対象の誘電率が低い。 詳細は、一般仕様書の設置条件をご覧下さい。 ...
ホーンアンテナの径が小さいと、放射角が広くなるため受信レベルが低くなってしまいます。スタンドパイプで、放射角の広がりを抑えてます。
ホーンアンテナは取り外せます。レベル計本体を取付場所にねじ込んだあとホーンアンテナを再装着してください。詳細は取扱説明書をご参照下さい。
フランジタイプは取合いフランジとの接合面、ねじ込みタイプはねじのシール部です。ただし、単体およびループ取付タイプはアンテナカバー先端からそれぞれ 15 mm (PULS67)、6 mm (PULS64、69)奥が測定基準面になります。 ...
表示器 PLICSCOM を付ける場合は、周囲温度範囲が - 20 〜 70 °Cまでとなります。
当社ではレーダーレベル計と呼んでいます。PULS60 シリーズが該当します。センサ部のアンテナから放射した電波が被測定物質で反射し再度センサにまで戻るまでの往復時間から距離(レベル)を求めます。 ...
レンジなどの簡単な変更ならば、表示・操作モジュール PLICSCOM で可能です。 調整用ソフトは、DTM-PACTware になり、パソコンにインストールして使用します。パソコンとセンサはモデム (CONNECT) を介して接続します。 ...
積分時間の考え方はその通りです。
PULS60 シリーズレーダーレベル計のアンテナシール材質等によりプロセス温度(例:- 60 〜 250 °C )は変わりますが、本質安全防爆仕様では被測定物温度が最高130 °C までになります。 ...
2 線式 / 4 線式のどちらも型式で選択できます。切り替え器はお客様にてご用意して頂く事になります。消費電力は 2 線式は 34.6 〜 792 mW、4 線式は 4 VA, 2.1 Wです。一般仕様書も参照下さい。 ...
フランジ面に PTFE のガスケットが接合されています。この面でシールされることになります。
当社ビジネスパートナー経由で対応します。 測定ポイントは試験成績表と同一になります。 詳しくは当社ビジネスパートナーまたは営業にお問い合わせ下さい。 ...
PULS60 シリーズが最低必要とする比誘電率は「 1.2 」です。一般仕様書も参照下さい。 物質の誘電率 (ε) と真空の誘電率 (ε0) の比 ε / ε0 = εr を比誘電率 (εr) と呼びますが、比誘電率の単位は無次元量です。稀に、比誘電率を単に誘電率と呼ぶ場合があります。 ...
付加仕様コード /K1, /K5 をご指定ください。
基本的には、放射角が小さいものを選択してください。放射角内に構造物が入ると不要な反射の影響で安定な測定が阻害されることがあります。
測定対象物が液体であれば、まず PULS64 をご検討ください。その中で、耐食性が必要なものはカプセルアンテナ、それ以外はフラットアンテナを使い分けます。ともに結露や付着が付きにくい衛生的な材質と形状です。 測定対象が粉体粒体であれば、PULS69 をご検討ください。フラットアンテナは付着が付きにくい材質と形状です。 ロッドアンテナは、PULS65 で選択できます。電波放射角が広いので波立ち・泡立ちが多い液面を広くとらえます。耐食性があります。 コーンアンテナは、PULS61 で選択できます。取...
Service メニューの中に、Simulation の項目があります。模擬出力を出したいパラメータを選択し、数値を入力してください。詳細は DTM60 の取扱説明書を参照ください。
2 線式計器へ直流電源 (24 V DC) を供給する場合は精密抵抗 (250 Ω) を入れ、その両端から 1 〜 5 V を取り出して下さい。また、信号を絶縁する場合にはアイソレータを入れる必要があります。一方、信号ディストリビュータから電源を供給する方法があります。こちらの方が簡便で絶縁もされています。 ...
F の" φ 50 mm スタンドパイプ付き"とは一般仕様書の外形図にあるようにホーンではなく筒を取り付けたタイプです。A の"アンテナなし、スタンドパイプ用"とは、その筒をお客様ご自身で用意する場合に使います。 ...
ホーンアンテナの径が小さい程電波放射角が広くなり、タンク内構造物の影響を受けやすくなります。スタンドパイプを使うことによりそれらの影響を避けることができ、安定した測定ができるため推奨しております。 ...
PULS66 で良いです。ただし、アンテナシールは GH または GS のグラファイトシール/セラミックアンテナにする必要があります。
出力ホールド機能はありませんが、シミュレーション機能で設定した値の電流を出力させることができます。
他機種と考え方は同じですので、基本的にはホーンアンテナをノズルより突き出すようにして下さい。 突き出させるために、アンテナエクステンションの付加仕様からアンテナを延長させてください。 ...
長いノズルに設置するとき、ホーンアンテナの先をノズルから 10 mm 以上突出させるためにプロセス接続部からホーンアンテナの取り付け位置までを延長します。組み合わせるホーンアンテナの大きさは、PULS62, PULS68ではφ 75 mm 以上、PULS66 では φ 146 mm 以上を推奨します。 ...
付属の逆止弁の動作圧力は 50 kPa です。タンク内の圧力よりも+ 50 kPa でエアパージが可能となります。
1 〜 5 V 出力仕様はありません。4 〜 20mA 信号を250 Ω の精密抵抗を使って、1 〜 5 V に変換して下さい。
PULS64 では標準仕様から選択できます。
JF3 は安全保持器が内蔵されていますので、別途ご用意の必要はありません。
PULS60 シリーズレーダーレベル計や SUN60 シリーズ超音波レベル計で測定可能です。PULS64 をお勧めします。表面が滑らかでないと反射波が弱くなることがあります。最大測定距離の大きめのセンサを選択して下さい。 ...
測定物に対して直角に照射されるようにご注意下さい。PULS69 レーダーレベル計で実績があります。
PULS61 のアンテナ径に対し防波管の径が大きい場合、この差が測定に影響する心配があります。防波管の径はアンテナ径と合わせるようにして下さい。また、防波管は必ず金属製を使用して下さい。 ...
液体であれば PULS64、粉体であれば PULS69 が付着・結露に強い機種となっております。PULS69 の金属フランジには、さらにパージ穴が標準装備となっております。ご検討ください。
PULS69 の回り継手フランジをご検討ください。最大 9 度傾けられ、さらに 360 度回転しますので、任意の場所のレベルを測定可能です。
PULS64 をご検討ください。クランプ接続および電解研磨ハウジングをご選択いただけます。
PULS64 をご検討ください。アンテナ近傍まで短いレンジの測定が可能です。また、小さいアンテナは設置場所の確保が難しい小型タンク上部にも設置することができます。
PULS64 で実績があります。電波放射角が小さく、フラットアンテナを採用しておりますので、ボールバルブの上にも設置可能です。
PULS69 をご検討ください。粉塵が舞っていても粉体面を測定することができます。セメントなども同様に測定が可能です。
レベル計には多くの測定原理があります。社団法人 日本計量機器工業連合会が編集発行した「レベル計」という本によれば、レベル計の種類は大分類で 15 種類、中分類で 37 種類ありますのでそれぞれの原理については、この冊子が参考になります。 当社が扱うレベル計には主に差圧式、レーダー式、超音波式、ガイドパルス式があります。 レーダー式はセンサーから被測定物にむけて放射した電波の往復時間 (t) と電波の速度 (c) から距離 (L) を求めます。 距離 L = ( t × c ) / ...
レーダー式レベル計の特長は、距離測定に使用している電波の速度が高温・低温・温度変化の激しいところや、高圧・真空下でも比較的安定しているので、環境条件の厳しいところでも精度の良い測定が可能です。 ガイドパルス式レベル計はワイヤへの付着が少なければ、湯気や粉塵が舞ったり、波・泡立ちのある比測定物でも比較的安定な測定が可能です。また、水と油などの界面測定も可能です。 超音波式レベル計の特長は、測定対象の粘性、付着性、密度変化、導電性、誘電率の影響を受けずに測定できることです。 60 / 80 シ...
電波を利用し液面や粉体面のレベルを測定し、そのレベルを表示したり電流出力( 4 〜 20 mA )で伝送する計測器です。
センサ部のアンテナから放射した電波が被測定物質で反射し再度センサに戻るまでの往復時間 (t) と電波の速度 (c: およそ 30 万km / sec)から距離(レベル)を求めます。被測定物質までの距離 (L) は L = ( t × c ) / 2 となります。 ...
電波を使って距離を測定しますので、この原理から次の特長が得られます。 非接触測定なので、被測定物の付着性、腐食性、粘度、密度変化の影響を受けにくい。 伝播媒体の温度、圧力、ガス組成、湯気、粉塵の影響が少ない。 可動部がなくメンテナンス性に優れている。 ただし、国内電波法の規制を受けるので電波の漏れない場所で使用して下さい。電波法対応についてはお問い合わせください。 製品としての特長は、 2 線式にも対応しているので既存の配線が使える。 表示器はバックライト付のフルドットマ...
測定対象物が液体であれば、「PULS64」、測定対象物が粉体であれば、「PULS69」をまずはご検討ください。 上記 2 機種が温度、圧力、測定レンジ、規格、材質など仕様条件に合致しない場合は、用途に応じてそれ以外の機種から選定してください。 レーダーレベル計の測定対象は電波を反射する物質です。電波を反射しやすい物質と反射しにくい物質があります。物質の比誘電率と電波の反射率には関係があり、比誘電率が高いほうがよく電波を反射します。PULS64 / 69 は比誘電率が 1.2 より大きい物質を測...
カタログ、一般仕様書、取扱説明書、外形図、技術情報などがダウンロードできます。
PLICSCOM とは表示・操作モジュールで、本体脱着可能な表示器になります。設定や測定データ表示が可能です。これが無い場合の設定は PC から行います。この場合は設定ソフト DTM-PACTware™ 及びインターフェースコンバータ CONNECT が必要になります。 ...
新しい表示モジュールと交換することができます。表示モジュール (PLICSCOM) は特注にて手配できます。
対応しておりません。
「超音波レベル計」は水、廃(排)液測定を中心に温度や圧力変化が少ないなど容易な環境下で使用されます。 「レーダーレベル計」は環境が厳しいところで、薬品、溶剤、熱水、粉体などあらゆる物質の測定に使用されます。 「ガイドパルスレベル計」はワイヤへの付着が少ない対象ならば、環境を問わず液体、粉体の測定が可能です。また、界面測定も可能です。 ...
直撃雷からの保護は難しいと考えられます。 電源/信号ラインへの誘導雷対策には、アレスタ(避雷器)を設置することをお勧めします。 レベル計専用アレスタ(USB)がラインアップされています。 ...
レーダーレベル計 PULS64 は不感帯がありません。アンテナ近傍まで測定できます。
CONNECT 本体、ケース、USB ケーブル(パソコンへ接続)、I2C バスケーブル、2 線信号ケーブル接続線と接続用クリップです。
当社のレベル計は、一度設定した値は変更しない限りメモリに保持されます。消えることはありませんのでご安心下さい。
CONNECT は付属されていません。別途ご購入ください。
パソコンにインストールして使用する「操作・調整用ソフトウェア DTM60 」 パソコンの USB インターフェイスと各センサーをつなげる「インターフェースコンバータ CONNECT 」が必要になります。 ...
最低動作電圧が 20 VDC 以上必要になります。特注で当社の JUXTA シリーズ VJA1/Z(内部抵抗 100 Ω、4 ~ 20 mA)をご使用下さい。ただし、この場合は通信による「操作・調整用ソフトウェア DTM60」の接続が出来なくなります。 ...
本質安全定格の合致するバリアを選定してください。
IP66 と IP68 の両方に対応しているという意味です。IP の等級規格は試験内容が異なっている為です。(水没できるから IP66 にも耐えられるということにはなりません。)
ディスタンスはセンサー(測定基準面)から液面までの距離、ハイトとはレベルの事で、設定したゼロレベルからの高さの表示です。
ありません。ただし、シミュレーション機能で短時間一定出力を出すことは可能です。また、機器に不具合が発生した際の出力値を選択可能です。この中にホールドする項目があります。 ...
アクティブ端子からは一般的な 4 線式の 4 ~ 20 mA 出力が出ます。受信機器が電流だけを入力する場合に使います。これに対して、パッシブ端子には 9 ~ 30 VDC が印加されていないと 4 ~ 20 mA 出力が出ません。既設の受信機器がディストリビュータ等の電源内蔵の場合に使います。 ...
粉体測定で粉塵が多いところでの測定では PULS69 を推奨します。付着にも強いレベル計です。
レーダーレベル計や超音波レベル計では電波や超音波が広がり、そこに配管があると安定な測定が困難です。ガイドパルスレベル計 FLEX80 シリーズはガイドワイヤ周りに配管がなければ使える可能性が高いと思います。また、4 m 以内であれば同軸チューブが有効です。これであれば周囲環境に邪魔されることなく測定できます。 ...
PULS69 レーダーレベル計を推奨いたします。最大測定レンジは 120m です。
超音波レベル計では塩素による腐食が心配です。タンク材質が GL (金属タンク内をガラス樹脂でコーティング)であれば PULS64 または PULS63 をご検討下さい。樹脂製タンクの場合は電波が透過しますので、PULS64 でタンク外から測れる可能性があります。当社営業にご相談ください。 ...
泡の種類や状態(厚さや密度)により測定できたりできなかったりしますので、基本的にはフィールドテストが必要です。 泡の状態によっては測定可否の判断は難しいのですが、PULS66 で泡面を測定したことがあります。PULS64 で泡の下の液面を測定した実例があります。 ...
粉体のレベル測定には PULS69 レーダーレベル計をお勧めします。PULS69 紹介ビデオも参照して下さい。
付着に強いのは PULS64 です。泡が特に多いとのことですので、フィールドテストをお願いします。
微弱無線設備性能証明が得られた機種をお奨めします。当社営業にご相談ください。
レベル計の出力は全て 4 ~ 20 mA です。接点出力が必要な時には、分離形変換器 MET625 、または、JUXTA の警報設定器(VJHK)や指示警報計(UM33A)を使用して下さい。
粉体の測定には、PULS69 を推奨しています。安息角への合わせ込みが可能な、回り継ぎ手フランジも選択いただけます。

ドキュメント&ダウンロード

カタログ

動画

概要:

レーダーレベル計 PULS 69
小さなタンクの測定(日本語吹き替え版)

概要:

レーダーレベル計 PULS 69
ノズルのあるタンクへの設置(日本語吹き替え版)

概要:

レーダーレベル計 PULS 64
泡の影響のあるタンクへの測定(日本語吹き替え版)

概要:

レーダーレベル計 PULS 64
ガラスを通しての測定

概要:

レーダーレベル計 PULS 64
ボールバルブのあるタンクへの設置

概要:

レーダーレベル計 PULS 69 ノズルへの設置

概要:

レーダーレベル計 PULS 69 付着

概要:

レーダーレベル計 PULS 69 微細な粉体

概要:

レーダーレベル計 PULS 69 反射が小さい被測定物

概要:

レーダーレベル計 PULS 69 狭い電波放射角

概要:

レーダーレベル計 PULS 69 狭い電波放射角 日本語吹き替え版

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