ベトナムの火力発電所向け制御システムを受注

2010年12月1日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)の子会社であるヨコガワ・エンジニアリング・アジア(本社:シンガポール 社長:黒須 聡)は、丸紅株式会社からベトナムの火力発電所向け制御システムを受注しました。この発電所は、ベトナム国営のベトナム電力公社(EVN)が、同国北部タインホア省ギソン地区に新設するギソン第1火力発電所(30万キロワットの発電ユニット2基)で、当社はボイラ、タービン、およびその付帯設備向けの制御システムを納入します。ベトナムにおける火力発電所向け制御システムの受注としては、1998年のファライ第2火力発電所、2009年のブンアン第1火力発電所に次いで3件目となります。

 ギソン第1火力発電所は、近年工業地域として発展してきているギソン地区で最大規模の発電所となります。建設費用には、日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款が活用されています。(第一期分円借款209.43億円、2007年3月調印) 操業開始は2014年を予定しており、ギソン地区内の工業団地およびベトナム北部地域へ電力を供給します。

 今回受注したのは、ボイラ、タービンおよびその付帯設備の制御を行う統合生産制御システム「CENTUM®VP(センタム ブイピー)シリーズ」、およびプラント情報管理システム「Exaquantum®(エグザカンタム)」で、これらの納入、エンジニアリング、機器据付、試運転、オペレータトレーニングサービスも含まれます。

 このプロジェクトを受注できた主な要因としては、(1) ヨコガワ・エンジニアリング・アジアの優れたエンジニアリング能力、(2) ファライ第2火力発電所およびブンアン第1火力発電所等 の同国における発電所向け制御システムの実績がユーザから高く評価され、信頼を得ていることがあげられます。

 ベトナムでは、産業の発展や人口の増加とともに電力需要が高まっており、同国の電力市場は今後も拡大することが見込まれています。またギソン地区には、今後もギソン第2火力発電所や石油精製施設の建設が計画されています。当社は今回の受注を弾みに、同国での電力プラント向け制御ビジネスの一層の拡大を目指します。

以上

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※ ベトナム電力公社(EVN)
ベトナムの電力を統括することを目的として1995年に設立された国営の電力会社。

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