サウジアラビアの大型複合火力発電所向け制御システムを受注

2013年1月31日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)の子会社であるヨコガワ・ミドルイースト(本社:バーレーン 社長:小川 朗)は、サウジアラビア電力公社が同国紅海沿岸ジッダ南部のシュアイバに建設するシュアイバII発電所向けの制御システムと運転訓練シミュレータを、韓国プラントメーカの大林産業から受注しました。

 シュアイバII 発電所は、60万キロワットの発電ユニット2基(ガスタービン10台、蒸気タービン2台で構成)から成る、総出力120万キロワットの複合火力発電所です。プラントの運転開始予定は2013年6月です。

 今回当社は、統合生産制御システム「CENTUM® VP(センタム ブイピー)」、およびプラントの運転状況を正確に再現し、通常運転、起動・停止、異常発生など実際の運転に近い訓練ができる運転訓練シミュレータを納入します。CENTUM VPは、ガスタービン、排熱回収ボイラ、蒸気タービンを統合して複合火力発電所の発電設備全体の制御を行います。今回のプロジェクトのエンジニアリング、機器据付、試運転を含むプロジェクト全体の遂行は、ヨコガワ・ミドルイーストと子会社のヨコガワ・サウジアラビアが協力して行います。

 YOKOGAWAグループが、外資系制御メーカとしてはいち早くエンジニアリングと保守サービス機能を備えたヨコガワ・サウジアラビアを2006年に設立し、現地の若いエンジニアの育成や雇用の創出を支援、同国政府の進める産業現地化プログラムでトップクラスの実績を重ねていることが、本プロジェクトの受注にあたって高く評価されました。また、豊富な経験を通して培った優れたエンジニアリング能力があり、同国内でエンジニアリングを実施できることや、グローバルに連携してプロジェクトをきめ細かくサポートする体制を構築していること、制御機能テストからオペレータ教育まで対応できる高性能なシミュレータを提供できることも評価され今回の受注に至りました。

 世界最大級の石油埋蔵量、生産量及び輸出量を誇るエネルギー大国サウジアラビアにおいて、当社は大手の石油会社や石油化学会社などに多くのシステムを納入してきました。今回の受注を弾みに、電力も含むサウジアラビアのエネルギー産業全体における制御ビジネスの拡大を目指します。

※ 大林産業(Daelim Industrial Co., Ltd):
大林グループのプラントエンジニアリング専門会社。1966年に韓国で初めて海外進出を果たし、現在は中国、東南アジア、中東で石油石化から発電プラントに至るまで幅広くプラントエンジニアリングの実績を有している。

以上

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