工場エネルギー操業支援システム「EnerizeE3」発売のお知らせ

2009年9月15日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀周造)は、工場の生産情報とエネルギー情報を統合し、工場のエネルギーに関する操業指標を明らかにすることで工場全体のエネルギー最適化を支援する新しいコンセプトの工場エネルギー操業支援システム「Enerize™ E3(エネライズ イースリー)」を開発、9月16日から発売します。
 国家資格を保有する"省エネ診断士"が、Enerize E3を用いて工場のエネルギーに関する操業指標を見出し、エネルギー管理手法を提案、工場全体のエネルギー最適化を支援します。

開発の背景

 改正省エネ法の施行や国内クレジット制度(国内排出削減量認証制度)の開始など日本の温暖化防止施策が加速し、工場はさらなる対策が求められています。そのうえ、温室効果削減の中期目標が引き上げられる可能性も出てきています。工場における主要設備ごとの省エネルギー化が進んでいる日本で、工場全体の省エネルギー化を実現するためには、電力や蒸気、冷温水といった工場で使用するエネルギーの利用情報と、品目、生産量、スケジュール、生産工程などの生産情報とを統合させて、製品の品質を保ち、生産効率を向上させつつエネルギー効率の最適化を実現する操業指標を明らかにする必要があります。
 当社は、石油、石油化学、化学、鉄鋼など各産業分野で、生産制御システムをはじめ生産効率化を支援するソリューションを提供し、その成果として省エネルギー実現に貢献してきました。これらの制御ビジネスを通して培った生産工程や設備に関するノウハウを活かして、生産工程上で省エネすべきポイントを明らかにできる工場エネルギー操業支援システム「Enerize E3」を開発しました。

製品の特長

  1. 生産情報とエネルギー情報の統合
    生産情報とエネルギー情報を同一システム上で統合して管理できるようになったことで、使用したエネルギー量や二酸化炭素排出量を製品1個単位やロット単位でリアルタイムに管理できるようになります。生産設備を連携させた複雑なエネルギー管理も容易になり、工場全体のエネルギー最適化を支援します。
  2. エネルギー最適操業のための目的別画面
    現場の担当者や経営者が、それぞれの観点で必要な情報を集めた管理画面を作成できるので、エネルギーに関する操業指標に基づいて迅速で適切な意思決定を行えます。

    管理画面の一例 生産技術者用
    管理画面の一例 生産技術者用
    生産量と待機電力の対比など各種グラフによって生産効率悪化要因を発見します。

  3. ビジュアルビルダで体系化したエネルギー管理を実現
    誰もが直感的に判り易い図で記述できるビジュアルビルダで、複雑な生産現場をモデル化することにより、エネルギー、二酸化炭素排出量、コスト、ロスなどが自動計算されます。複雑な演算式の記述が自動化され、製造ライン・設備・組織変更にもモデルを書き換えるだけで容易に対応できます。ユーザのエネルギー管理工数が大幅に削減できます。

主な市場

製造業全般
(電機・電子・半導体などの組立工場、食品・薬品などの製造工場、化学のバッチ工程、原動力設備関連部署)

用途

企業のエネルギー消費、CO2排出、エネルギーコスト等の管理

以上

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