横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

測温抵抗体一体形ポリマー電解質pH検出器 PH4PT

化学、石油化学産業など、プロセス用水、廃水処理等で要求される厳しい用途に耐えられるよう設計されています。測定溶液が高アルカリ性でも低導電率でも、測定精度に優れています。また、一体形の測温抵抗体によりセンサー信号が安定しています。
目詰まりが起こりにくく長寿命でメンテナンス工数削減に貢献します。

特長

  • 溶剤、強酸、塩基に耐久性があり、汚れの激しい溶液、硫化物を含む溶液などのpH測定が可能
  • 内部液にポリマーを使用し、液絡部が1.0~1.5mmと大きく2箇所にあるため、目詰まりが起りにくい構造
  • 測定の再現性が高く、長期間にわたり安定
  • 測温抵抗体一体形でより安定した測定が可能
  • TIIS防爆対応

 

アプリケーション

  • 製糖、染料、産業廃水、製紙
  • 化学、石油化学等の厳しい環境での使用が可能

詳細

標準仕様

測定範囲 pH2~14
測定温度 0~110°C
測定圧力 大気圧~1.6 MPa(液温25°Cの場合)
大気圧~600 kPa(液温100°Cの場合)
測温抵抗体 Pt1000

関連情報

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一般用pH検出器に組み込む「ジャンクション」は、用途により下表から選択して用います。 液絡部材質テフロンのジャンクションは、し尿処理施設や下水処理施設などの汚れの多い用途に用います。 液絡部材質全セラミックのジャンクションは、全体がセラミックスでできています。KCI流出表面積が大きいことから、テフロンと同じく汚れの多い用途に用います。 ジャンクションが乾燥した時、テフロンの場合はKCI溶液中で煮沸するか、検出器本体に取り付けた状態でKCI溶液を加圧して復帰させますが、全セラミックの場合は検出器...
一般用pH検出器には、接地極が組み込まれています。 接地極は、測定液中に存在するノイズがガラス電極および比較電極に侵入しないように、測定液と大地(アース)間のインピーダンスを小さくする働きをします。 液中のノイズは接地極を通って大地に抜けていくため、pH測定回路に影響を及ぼしません。 接地極の材質は、チタンとハステロイCが用意されています。ほとんど場合、チタンで間に合います。ハステロイCは、チタンでは耐食的に対応できないアプリケーションで、ハステロイCなら大丈夫な場合に選定します。ただし、性能を...
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それぞれの端子に適合するpH変換器(pH伝送器)は、下記のとおりです。 ピン端子:FLXA21, PH202G, PH202SJ 丸形端子:PH400G, PH450G, PH202G-E-□/TB, PH202SJ-1-□/TB フォーク端子:PH100, PH400G, PH202G-E-□/TB, PH202SJ-1-□/TB ...

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