受託製造大手の武州製薬株式会社は、人的ミスを排除して試験結果データの完全性を図り、確実な査察対応とペーパーレス化を推進しています。
武州製薬株式会社は、医薬品のCMO事業のパイオニアとして、1999年1月営業を開始。
「最も良い薬を製造し、人々の健康に貢献する」を企業理念とし「国内をはじめ世界の顧客と人々から信頼され、活力と魅力あふれる医薬品受託製造会社」になることを目指し、お客さまのニーズに応じた幅広いサービス・メニューを提供しています。
数年前と比べて品目数が増加しただけでなく、試験結果のデータの完全性に対する要求が高くなり、試験記録の量が増え作業が多くなってきました。また、分析機器からの結果をさらにExcelに入力するため二重入力が発生し、結果として作業量が増え、人為的な記録ミスが発生していました。
試験者が試験記録にかける時間が多く、本来試験者が実施する試験時間を圧迫していました。そこで、本来の試験業務の時間を増やすことで、試験精度の向上を図りたいと考えました。また、当局及び委託元の査察時に完全な試験記録を迅速に提出するために、LIMSが必要と考えました。
システムの操作性や使い勝手がよさそうだったこと。デモを見たメンバーが他社と比較して支持が多かったこと。担当者の対応が良かったこと。メーカーの選定時に、営業だけでなくプロジェクトメンバー全員と会い、安心できたことなどにより、CIMVisionLIMSの導入が決まりました。
試験記録のLIMS化を順次行い、データの完全性を向上させ、より良い試験室管理システムの構築を行っていきます。
可能な限り試験記録を電子化することでペーパーレス化を図り、試験記録の作業時間を短縮させます。
社名 | 武州製薬株式会社 |
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本社所在地 | 埼玉県川越市 |
事業内容 | 医薬品・治験薬の受託製造 |
URL | http://www.bushu-seiyaku.co.jp/ |