Dシリーズは、DCS対応の信号変換器で、モジュラー形の信号変換器、豊富なI/O、および収納ネストからなります。JIS/EIA規格の収納ネストには、現場配線用の端子ブロック、DCS接続用のコネクタ、および通信用コネクタが設けられています。
Fシリーズ信号変換器は小型で省スペース(幅24mm)、前面端子接続方式の信号変換器です。マイコン搭載形のモデルは現場でパラメータを設定することができ、予備部品の在庫は最小限で済みます。壁取付、DINレール取付、およびラック取付(FRKラック取付用パネル使用)の3種類の取付に対応しています。
Mシリーズの演算器には、ユーザ指定のプログラムをサポートするモデルと、アナログメモリ、ピーク/ボトムホルダ、移動平均、むだ時間、温圧補正などの各種アプリケーションをサポートするモデルがあります。
VJシリーズは小形でありながらプラグイン形で多様なアプリケーションに対応することができ、また高機能形はマイコン搭載の高性能を誇ります。第2出力に、アナログ出力、上限/下限警報リレー出力、RS-485 MODBUS通信を設定することができます。入力範囲などの各種パラメータや演算プログラムは、(パラメータ設定ツールVJ77をインストールした)パソコンまたはハンディターミナル(JHT200)から設定・修正することができます。
VJシリーズの演算器には、ユーザ指定プログラムをサポートしたモデルや、移動平均、むだ時間、一次遅れ/進み、等速応答、リミッタ、およびその他の各種アプリケーションをサポートしたモデルがあり、ワールドワイドに対応できる電源電圧や現場設定機能、またオプションとして第2出力を備えています。またVJX7は、オプションとして警報出力またはRS-485通信機能を備えることができます。
Wシリーズは、小型で取付けの自由度が高くマイコン搭載形で高機能であるため、多様なアプリケーションに用いることができます。Wシリーズ信号変換器の仕様は、電源電圧、第2出力とケース幅を除き、Fシリーズ信号変換器と同じです。