一体型ジルコニア式酸素濃度計のシステム構成について

一体型ジルコニア式酸素濃度計のシステム構成は、校正方法により3種類に分けられます。
また、比較ガスの取り入れ方には、検出器付近の空気を自然対流で取り入れる方法と、計装空気を使う方法とがあります。
検出器付近の空気を使う方法は手軽ですが、下記に示すような問題がありますので、計装空気が用意できる場合は、計装空気を使うことを推奨します。

自然対流方式の場合:
取り入れる空気の湿度や気圧変動の影響を受けます。
湿度や気圧が大きく変動すると、測定誤差を生じますので注意が必要です。

計装空気を使う場合:
露点温度-20℃以下で除湿し、オイルミストおよびダスト類を除去した空気を使用してください。

(1)システム構成例1 (校正方法:簡易形)
最もシンプルな機器構成で、パッケージボイラなどで使用されます。
比較ガスは、設置場所付近の空気を取り入れます。
校正は手動で、ゼロガスおよびスパンガス(空気)は、スタンダードガスユニット経由で検出器に導入します。

システム構成例1 (校正方法:簡易形)

(2)システム構成例2 (校正方法:手動校正)
制御目的および高精度測定用として、大型ボイラや加熱炉などで使用されます。
比較ガスは、計装空気を使用します。
校正は手動で、ゼロガス(ボンベ)およびスパンガス(計装空気)は、流量設定器経由で供給します。

システム構成例2 (校正方法:手動校正)

(3)システム構成例3(校正方法:自動校正)
制御目的および高精度測定用として、大型ボイラや加熱炉などで使用されます。
比較ガスは計装空気を使用します。
校正は変換器からの指令に基づき、自動校正ユニットを作動させて実施します。

システム構成例3(校正方法:自動校正)

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