温度や振動などのデータを用いた乾燥装置のメンテナンス
概要
近年、食品や医薬品製造に使用される加工装置のお客様において、設備の状態の見える化を行いたいという要望が多くなっています。
これは現在、生産設備がどのような状態にあるのか、把握できていないことで、メンテナンスが、個人の経験や勘に依存してしまいます。
設備状態の見える化をすることで、現状をしっかりと把握し、設備の状態に合わせて、適切にメンテナンスを実施していただけるように、アナログセンシングユニット VZ20X で正確にデータを収集します。
飲料・食品工場
お客様のメリット
生産設備の見える化によって、現状を把握し、設備の状態に合わせ適切にメンテナンスしていただけます。
問題点/要求事項
- 生産設備の状態をデータ収集し、設備監視を行いたい
- 既存の生産設備にデータ収集機器を組み込むのは負担が大きい
- 簡易的にデータ収集可能なシステムが欲しい
ソリューション
- 温度、湿度、振動などの設備保全データを正確に測定します
- プログラミングなしでカンタンに、すばやくデータ収集できます
特長
- VZ20Xは、1台でさまざまなデータの同時測定が可能
- VZ20Xは、狭いスペースに設置可能なコンパクトな設計
- データロギングソフトウェアGA10は、VZ20Xの機器登録だけでカンタンにシステム構築やデータ収集が可能
推奨製品
- マルチセンシングリモートI/O アナログセンシングユニット VZ20X
システム構築のためのサンプルプログラムをご紹介しています。 - データロギングソフトウエア GA10
60日間無償トライアルバージョンでお試しいただけます。
本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください
お問い合わせ業種
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医薬品
変化の激しい現代では、今迄以上に経営判断には、スピードと正確性が求められています。
医薬品業界においても、ICT技術を活用したパラダイムシフト(QbD、連続生産)が起き、そうした潮流の中で如何に情報をキャッチアップしていくかが企業の課題です。
YOKOGAWAは、原薬・製剤・バイオ領域への1000を超えるシステムの導入実績を礎に、これからも医薬品産業の更なる発展に貢献して行きます。 -
食品
食品製造業の皆様は、「食の安心・安全の確保」と「コストダウン」の両立といった従来の課題に加え、感染症や省力化への対応などに取り組まれていることと思います。
YOKOGAWAは、お客様が抱える課題に寄り添い、お客様の運用に適した工場のあるべき姿をご提案していくことで、働きやすい現場づくりを支援いたします。
関連製品&ソリューション
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データロギングソフトウェア GA10
SMARTDAC+ データロギングソフトウェア GA10は、プログラミングせずにDAQシステムを構築できる、AIを標準搭載した最新のソフトウェアです。当社のレコーダ、データロガー、温度調節計、電力モニターなどとの相性が良く、Modbus通信でのデータ収集も可能です。
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マルチセンシングリモート I/O アナログセンシングユニット VZ20X
VZ20Xは、生産設備の性能低下や故障を未然に防ぐ「予知保全(予兆保全)」に貢献するデータ測定機器です。設備の点検や交換を最適なタイミングで実施するソリューションとして、故障による稼働率や安全性低下の課題を解決します。