横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

線形熱感知器 DTSX1

光ファイバによる温度検出とは?

従来のポイント型センサー(熱電対と RTD)とは異なり、光ファイバをセンサーとして使用することで、光ファイバケーブル全体が温度センサーとして機能します。このため、光ファイバケーブルに沿って温度分布を測定することができます。
光ファイバによる温度検出では、従来の電気温度測定では実現できない、広範囲の温度分布を抜け目なく、高確度・高精度、経済的にモニタすることができます。

DTSX 光ファイバ温度センサのご紹介

広大なプラントの温度監視は技術面、コスト面の課題があり、企業が重視するべき HSE(労働安全衛生・環境)の実現が困難であると言われています。光ファイバを温度センサーとして使用する当社の DTSX は、防爆、耐誘導性にも優れているだけでなく、異常による温度変化の素早い検知、発生場所の特定が行えるため、迅速な初動を可能にします。実際に設備異常検知、漏れ検知、予防保全など様々な分野において導入が増えており、ポイント型センサーには不可能である「ブランクエリアのない確実な温度監視」を実現しています。

 

DTSX のメリット

  1. コスト
    測定対象のセンサーの数が数百、数千になる用途では、個々のセンサーとデータ取得機器を接続するのに多大なコストを要します。光ファイバケーブルを使って温度を取得するほうが経済的です。

  2. 長距離監視
    従来のポイント型センサーでは、広範囲にわたって温度を測定することは容易ではありません。光ファイバケーブルは長い距離を対象とし、その範囲の温度分布測定を行うことができます。

  3. 高電磁ノイズ環境でも温度モニタ可能
    光ファイバは従来の電気式温度センサー(熱電対と RTD)とは異なり、電気を使用しないため電磁ノイズの影響を受けません。
DTSの利点

 

線形熱感知器 DTSX1 とは?

DTSX1 は、設備異常など、高温熱に起因する事故を回避するための設備保全ニーズへ対応するために異常温度検知*1 のアプリケーションに特化しています。
例えば、トンネル、ケーブルトレー、ベルトコンベアなどの設備異常温度検知向けに導入されています。
DTSX1 は、光ファイバセンサーケーブルで温度を測定して、熱を察知します。従来型の線型熱感知器(定温式感知線型感知器)に似ていますが熱検知においてより優れています。
DTSX1 は、より長距離測定と広温度レンジを提供します。また、複数のホットスポットの正確な位置を同時に検出し、事前アラームを設定することで温度が上昇して火災が発生する前に重要な資産を保護することができます。
*1: 欧州の火災検知規格 (EN 54-22) 認証取得
       VdS 認証番号 G 220001

DTSX3000の紹介

About OpreX

OpreX は、YOKOGAWA のテクノロジーとソリューションの卓越性を集約した、制御事業の包括ブランドで、カテゴリーとその配下のファミリーから構成されています。本製品は OpreX Measurement 配下の OpreX Field Instruments に属します。

詳細

測定原理

光ファイバによる温度検出の仕組み

動作原理

当社の光ファイバ温度センサ DTSX は、ラマン散乱の原理を利用して光ファイバに沿って温度と距離を測定します。光ファイバに入射した光パルス(レーザーバルス)は、光ファイバ内を伝播する際にガラス分子によって散乱され、格子振動とエネルギーを交換します。光パルスが散乱する際、ストークス光(長波長)とアンチストークス光(短波長)が発せられます。これらをまとめてラマン散乱光と呼びます。
後方ラマン散乱光と呼ばれるラマン散乱光の一部が光源の方向に戻るまでに要した時間によって、散乱した位置が特定できます。また、ストークス光とアンチストークス光の強度比は、散乱が発生する位置の温度に依存するため、ストークス光とアンチストークス光の強度を測定することにより温度を求めることができます。

 

ラマン散乱の原理とは?

すべての光は物質と相互作用します。たとえば、外部から光が差し込んでいない真っ暗なガレージの中にいるとします。このガレージには真っ赤なスポーツカーがあります。もちろん、スポーツカーは見えないため、スポーツカーの色もわかりません。しかし、ガレージのライトを点灯すれば、スポーツカーの色が赤だとすぐにわかります。これは赤いスポーツカーに光を当てることで赤色のスペクトルだけが反射されるため、私たちは、スポーツカーを赤だと認識することができます。

ラマン散乱原理

この現象は、光ファイバケーブル内のガラス分子に光パルス(レーザーパルス)を照射したときにも起こります。光を光ファイバケーブルに入射すると、光の大部分は、波長が変わることなくそのまま跳ね返ります。しかし、跳ね返った光のごく一部がシフトしたり変化したりしています。光源からのシフトや変化を散乱と呼びます。その中でラマン散乱光の強度は温度により変化するため、ラマン散乱による温度検出では、伝搬する光パルスからのシフトや変化を捉え、ストークス光とアンチストークス光の強度を測定します。

 

散乱光の種類

当社の光ファイバ温度センサは、以下の散乱光の中で特に温度感受性の高いラマン散乱光を利用して温度分布を測定します。

散乱光の種類 特長 応用分野
レイリー散乱
(Rayleigh)
  • 媒質内の密度揺らぎにより発生
  • 入射光と同じ周波数成分
  • 損失分布(OTDR:Optical Time Domain Reflectometer)
ラマン散乱
(Raman)
  • 媒質内の分子振動との相互作用により発生
  • 主にアンチストークス光の強度が温度に依存
  • 温度分布(DTS:Distributed Temperature Sensor)
ブリルアン散乱
(Brillouin)
  • 媒質内の音波との相互作用により発生
  • 周波数が歪みと温度に依存
  • 歪み分布(DSS:Distributed Strain Sensor)
  • 温度分布

測定方式

片方向測定(シングルエンド)方式

  • 光パルスを光ファイバケーブルの片端からのみ入射する方式で、敷設がシンプルな測定方式です。

片方向測定(シングルエンド)方式

 

双方向測定(ダブルエンド)方式

  • ループ状に敷設されたセンサー用光ファイバの両端から光パルスを入射する方式です。
  • 1 箇所断線した場合でも測定を継続することができます。

双方向測定(ダブルエンド)方式

 

測定方式の比較

測定方式 メリット デメリット
片方向測定方式
  • センサー用光ファイバの敷設が、双方向測定に比べて容易
  • 光スイッチが不要
  • 光ファイバが断線しても断線位置までは継続して測定可能
  • 位置による損失の変動は補正不能
  • 温度校正方法が双方向測定より複雑
双方向測定方式
  • 光ファイバに沿った損失分布を自動的に相殺
  • 当社方式ではダークニング等の影響を低減
  • 光ファイバが断線した場合、片方向測定に自動切替
  • センサー用光ファイバをループ状に敷設する必要がある
  • 光スイッチが必要

温度センサーの種類

 

温度センサーの種類と特長

種類 特長
光ファイバ温度センサー 光ファイバを温度センサーとして使用するため、長距離・広範囲の温度監視に適しています。光ファイバに沿ってサンプリング間隔毎に具体的な場所の特定と、その場所の温度を監視することが可能です。
サーモカメラ 対象物から出ている赤外線放射エネルギーを検出して、温度測定・計測を行なう装置です。非接触で、幅広いエリアの温度分布を測定できるため、工業炉や回転体等の温度監視に適しています。
測温抵抗体 金属の電気抵抗が温度にほぼ比例して変化することを利用した温度センサーです。精度の良い温度測定が可能なため、工業用精密温度測定に適しています。
熱電対 2 種類の異なる金属を接続して、両方の接点間にその温度差により生じる起電力を利用した温度センサーです。安価で広い範囲の温度測定が可能なため工業用温度センサーとして広く使われています。
放射温度計 物質から放射される赤外線の強度を測定して温度を測定する温度計です。非接触式温度計であること、遠隔測定が可能であることから、超高温域の温度測定に適しています。

 

比較事例:ケーブル温度モニタリングの場合

  光ファイバ温度センサー
光ファイバ温度センサ
サーモカメラ
サーモカメラ
ポイントセンサー(熱電対)
ポイントセンサ( 熱電対 )
概要 光ファイバセンサーによる
広範囲モニタリング
サーモカメラによる
表面温度モニタリング
ポイントセンサーによる
多点モニタリング
検出方法 接触 非接触 接触
モニタリング温度範囲 -200 ~ 300 °C
(センサーケーブルによる)
常温 ~ 2000 °C
(レンジ切り替え要)
-200 ~ 1000 °C
( K 熱電対 )
エリア 超広範囲
DTSX200: ~ 6 km / ch
DTSX3000: ~ 50 km / ch
DTSX1: ~ 16 km / ch
狭い視野角(例: 20 °) 広範囲
メリット 超広範囲、ブランクエリアなし 小エリア検出 小エリア検出
デメリット 小エリアへの制約 ブランクエリアあり ブランクエリアあり
補償導線敷設、メンテ

ケーブルの種類

用途により最適な種類を選択できます。

通常使用温度 アプリケーション ケーブルタイプ イメージ 特長
常温
  • コンベア設備異常検知
  • ケーブル温度監視
  • バスダクト温度監視
  • トンネル設備異常検知
  • 倉庫設備異常検知
  • ホットスポット検知
  • コールドスポット検知
など
標準タイプ 標準タイプ Image Zoom 非金属、軽量、敷設がしやすい
EN 54-22 認証
堅牢タイプ 堅牢タイプ Image Zoom 押しつぶし、引っ張りに強い、断線しにくい
EN 54-22 認証
フレキシブルタイプ フレキシブルタイプ Image Zoom 細く柔軟で対象に沿って敷設がしやすい
高温/低温
  • 高炉監視
  • 乾燥炉監視
  • LNG 漏れ検知
  • Well 監視
など
金属管タイプ 金属管タイプ Image Zoom 細く柔軟で対象に沿って敷設がしやすい
金属アーマードタイプ 金属管アーマードタイプ Image Zoom 押しつぶし、引っ張りに強い、断線しにくい

設備異常検知に適したシンプルなシステム構成

DTSX1 は温度監視機能に加え、温度データの処理(ゾーン設定、アラーム設定/発報など)や接点入出力の機能を持つため、システム構成がシンプルになります。

システム構成例:図

【上位システムの例】
SMATRDAC+(記録計、データロギングソフトウェア)、CI サーバ( SCADA )、CENTUM(統合生産制御システム)

製品紹介

DTSX1 概要

DTSX1 は熱感知機能を 1BOX に収納、標準品として用意してる光ファイバセンサーケーブルを接続することで、広範囲に、迅速に、高い精度で高温の熱検出を行います。お客様の現場の状況や条件に基づいて、アラーム表示やアラーム音を個別に定義できるので、いち早く異常を察知し、局在化して把握できます。

DTSX1 の利点:

  • 広範囲にスピーディに設備異常検知

    光センサーケーブルに沿って最長 16 km、最短測定周期 5 秒の温度監視を実現します。
    光スイッチにより最大 4 系統(16km × 4)の広範囲をモニタできます。

  • ヒューマンエラーの低減

    人の目の届かないエリアも抜け目ない常時監視で異常を見逃しません。
    監視範囲内をゾーン分割することで異常個所を特定し、ピンポイントで迅速な初動対応が可能です。

  • システム構築などの手間を削減

    光センサーケーブルなどの備品を含むパッケージシステムにより、それらを選択する時間と労力が不要です。
    Modbus / TCP やデジタル接点出力でアラームを発報、あらゆるホストシステムへの取り込みが容易です。

  • ランニングコスト、保障に関するコスト軽減

    光センサーケーブルには機械的な要素がないため、故障することなく、外的要因でダメージを受けた場合も部分的に交換が可能です。
    抜け目のない広範囲監視および消火システムとの連携により、設備保障コストを軽減できます。

 

詳細仕様は「Partner Portal Member Site」よりご確認ください。
GS 39J06B35-01 「DTSX1 線形熱感知器」

ソフトウェア

DTSX3000 用 設定・結果表示ソフトウエア DTAP3000

DTAP3000 は、DTSXシリーズ(DTSX3000 / 200 / 1) の設定や測定データの表示をするための専用アプリケーションソフトウェアです。DTSX1の設定、測定結果の表示、アラーム設定、表示など多彩な機能を有しています。

仕様

詳細仕様につきましては、一般仕様書をご参照ください。

線形熱感知器 DTSX1

項目 仕様
距離レンジ 2km, 4km, 6km, 8km, 10km, 16km
チャネル数 1 チャネル、2 チャネル、4 チャネル
空間分解能 1 m 以下
サンプリング分解能 0.5 m、または 1 m 間隔ごとに温度を測定
最小温度測定時間 5 秒
測定モード 片方向測定、双方向測定
ゾーン設定数 1000(ゾーンがオーバラップしないこと)
インタフェース 光出力 光ファイバ 50 / 125 μm GI
光コネクタ E2000 / APC
LAN 10 BASE-T または 100 BASE-TX 、Modbus / TCP
接点出力 8 / 64 ポート、最大 35 V / 1 A DC
接点入力 4 ポート
ON: 12 ~ 30 V / 5 mA DC
OFF: 3 V / 2 mA DC
表示部 POWER
SYSTEM
OPERATING
FAULT / PRE-ALARM / ALARM
( 1 ~ 4 チャネル毎に表示)
スイッチ RESET アラーム状態リセット
ACK アラーム確認(アラーム状態は保持)
電源 動作電圧 10 ~ 30 V DC(定格電圧: 12 / 24V DC)
消費電力 30 W (周囲温度 23 °C で通常 15 W)
外形寸法 500 (W) x 500 (H) x 250 (D) mm
(ただし、突起部を除く寸法(詳細は外形寸法図参照))
質量 28 kg
取り付け形態 壁取り付け

* 火災検知規格(EN 54-22)認証取得(標準タイプケーブル最大 10 km レンジ)

適合規格

分類 規格
火災検知 EN 54-22
レーザー安全 IEC 60825-1
EN 60825-1
FDA(CDRH)
CE マーク EMC EN 55011
EN 61000-6-2
一般安全 EN 61010-1
EN IEC 61010-2-201
RoHS 指令 EN IEC 63000
レーザー安全 EN 60825-1
CSA マーク 一般安全 CSA C22.2
KC マーク EMC 韓国電磁波適合性基準
RCM マーク EMC EN 55011

業種/アプリケーション

設備異常検知

どのような安全システムにおいても、重要なプロセスや環境で発生している異常温度を早期に検知することが重要な要素になります。異常温度に起因して火災が発生した場合、赤々と燃える炎は、大切な資産、製品、そして何よりも重要な人命に対して甚大な影響を及ぼします。さらに、火災による設備停止時間が発生することで、機会の損失や高額な修理コストを招きます。ポイントセンサー技術では、ほこり、湿度、熱、腐食といった周辺環境の状態によって障害が発生することが多々あります。さらに、定期的に修理を行う必要があるため、従来のセンサー技術の保守には多大な費用がかかります。当社の光ファイバ温度センサは、きわめて過酷な条件下において重要な資産に発生した異常温度を検知することを目的としており、他に類例を見ない信頼性、性能、コスト削減を実現します。

当社は、以下の設備異常検知用途での運用を想定しています。

  • 重要な物品を運ぶベルトコンベア
  • 石油貯蔵施設
  • ケーブルトレイ
  • 地下トンネル
  • パイプライン(地下、地上)
  • 原子力施設
  • 採鉱、精製所
特長 メリット
1 m の空間分解能 異常温度の正確な位置を特定できる
最高 0.1 °C の温度分解能 異常温度が発生している可能性を発生後早期に検知可能
光ファイバセンサーケーブル スポットセンサーや IR カメラとは異なり、光ファイバケーブルには"死角"がない
樹脂外被光ファイバケーブル ほこり、湿度、腐食、汚れの影響を受けない
レポートとデータ分析 ホストシステムを構築して過去のデータにアクセス可能
幅広いホストシステムとの親和性 既存のDCS、PLC、SCADA、レコーダ、データロギングソフトウェアなどと接続 / 構築が可能
光ファイバ 16 km 従来のセンサー技術と比べて、費用対効果が高い温度測定方法

リチウムイオン電池

製造工程の棚、保管棚のスマート監視

一つひとつの棚に収納されたリチウムイオン電池の熱暴走を早期発見することで、異常発生時に迅速な初動対応を実現し被害を最小限にとどめます。
詳細は、「車載用リチウムイオン電池アプリケーション (製造工程の棚、保管棚のスマート監視) 」をご覧ください。

製造工程の棚、保管棚のスマート監視

 

電池組立工程の排気ダクト防災

リチウムイオン電池の組立工程におけるアルミ粉塵などの混入を防ぐ廃棄ダクトには火災や粉塵爆発のリスクがあります。天井裏など人の死角ある長距離ダクトを網羅的に監視することで異常を見逃しません。
詳細は、「車載用リチウムイオン電池アプリケーション (電池組立工程の排気ダクト防災) 」をご覧ください。

電池組立工程の排気ダクト防災

 

給電用バスバーの健全性監視

リチウムイオン電池工場に設置されている給電用バスバーの接合部分の健全性を監視します。バスダクトに内蔵されかつ天井裏などの死角にある長距離のバスバーを網羅的に監視することで異常を見逃しません。
詳細は、「車載用リチウムイオン電池アプリケーション (給電用バスバーの健全性監視)」をご覧ください。

給電用バスバーの健全性監視

 

セパレータ / 電極の塗工乾燥炉温度分布確認

リチウムイオン電池を構成するセパレータ / 電極の 塗工乾燥工程の乾燥炉内の温度分布を見える化します。最適な温度プロファイルにすることで生産性の向上を実現できます。
詳細は、「車載用リチウムイオン電池アプリケーション (セパレータ / 電極の乾燥炉温度分布監視)」をご覧ください。

セパレータ / 電極の塗工乾燥炉温度分布確認

電力

当社の光ファイバ温度センサをご使用いただくことで、既存の電力線などのインフラを保護することができます。また、送電・配電線の熱変動を監視することでコストの低減が実現します。例えば、送電網事業者は、電力線の温度を測定することによって電流の有効容量を最大限に引き上げることができます。これは、配電線の損傷を防いだり、ケーブルの寿命を延ばすことにつながります。そしてさらに重要なポイントは、送電網事業者は、送電網全体にわたってホットスポットなどの異常温度の位置を特定することができるということです。すなわち、送電網が停止する可能性が最小限に抑えられ、予防保全、保守の効率が向上します。電磁干渉の影響を受けないため、高電圧・高電磁ノイズ環境での使用も最適です。

当社は、以下の環境での運用を想定しています。

  • 地中送電線
  • 海底送電線
  • 配電所
  • 変電所
特長 メリット
電磁干渉からの遮蔽 光ファイバは電磁干渉を受けないため測定が可能
リアルタイムの温度測定・監視 送電網や送電線の温度をリアルタイムで測定・監視可能
複数の電力系統や送電線の測定と監視 最大 4 チャネルの光スイッチを接続可能
レポートとデータ分析 ホストシステムを構築して過去のデータにアクセス可能
幅広いホストシステムとの親和性 既存のDCS、PLC、SCADA、レコーダ、データロギングソフトウェアなどと接続 / 構築が可能
光ファイバ 16 km 従来のセンサー技術と比べて、費用対効果が高い温度測定方法

電力電力

関連情報

概要:

バスダクト(バスバー)の保守点検は、異常の予兆を迅速に検知し、適切な時機に実施してこそ、工場の安定稼働につながります。横河電機のDTSXは、経年劣化の影響を受けやすい接続部を常時監視し、異常箇所のピンポイント検知や保守担当者の負荷軽減などに貢献します。

概要:

ベルトコンベアローラ監視のデジタル化(ローラの健全性監視により火災の回避、生産性の確保)

概要:

電池組立工程の排気ダクト防災 (車載用リチウムイオン電池アプリケーション)

概要:

給電用バスバーの健全性監視 (車載用リチウムイオン電池アプリケーション)

概要:

セパレータ / 電極の乾燥炉温度分布監視 (車載用リチウムイオン電池アプリケーション)

アプリケーションノート
業種:
アプリケーションノート
業種:
アプリケーションノート
概要:

高圧送電ケーブルの温度分布を正確かつリアルタイムに測定することで、ケーブル温度やホットスポットの状況を監視しつつ、可変速駆動装置(VSD)の出力レベルが動的に制御することが可能となります。これにより安全な状態を維持しながら、生産性を飛躍的に向上させることができます。

ドキュメント&ダウンロード

動画

概要:

広大なプラントのオート監視における技術面、コスト面の課題をDTSX光ファイバ温度センサが解決します。

本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください

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