高性能火災検知によるトンネルの安全性向上

はじめに

トンネル内の火災検知は、社会基盤への壊滅的な損害や、人的被害、さらには重大な経済的な損失を防ぐために重要です。そのため、火災の発生とその場所を、発生後ただちに検知することが不可欠です。さらに、火災検知システムは、ほこり、スモッグ、腐食、高湿度などの過酷な条件で動作しなければなりません。火災の進行方向をモニターすることも、効果的な消防活動に必要です。こうした能力があれば、トンネル内の安全と防火が保たれます。当社のDTSX光ファイバ温度センサは、ファイバの全長(最長50km)にわたり有害な熱とその発生場所を正確に測定するソリューションです。1m以下の分解能でトンネル内を盲点なくモニターし、ほぼリアルタイムで情報が得られます。DTSXは、長距離、広範囲にわたる火災検知の高信頼で堅固なツールです。

利用場面

光ファイバ温度センサ冗長性なし

光ファイバ温度センサケーブルのみの冗長性を確保

光ファイバ温度センサ完全冗長性

 

お客様の利点

  • トンネルの安全を何年にもわたりリアルタイムでモニターします。
  • 温度上昇を 1m単位で数秒以内に検知し、その正確な場所と火災の進行方向を特定し、有効な対策に生かすことができます。
  • リスクを緩和し、運転費用を低減します。

 

システム構成

システム構成

 

ソリューションと利点

24時間休みなくトンネルの安全をモニターします。

DTSX光ファイバ温度センサシステムは、トンネルに沿って敷設した光ファイバを用いて、数秒以内に温度を検知します。小形ながら丈夫なデザインで、過酷な条件下でも盲点なくモニターできます。最長50kmのトンネルを 1台のDTSXとそのソフトウェアでカバーできますので、トンネル全体を中央監視することができます。さらに、1台のDTSXで複数本の光ファイバケーブルをモニターすることができます。このため、さまざまなレベルの冗長性を持ったソリューションを構築することができます。

問題個所を 1m単位で特定でき、火災の正確な場所を数秒以内に知ることができます。

トンネルの安全のためには、火災の発生を検知するのみでなく、その正確な場所を特定することが不可欠です。危険を最小限に抑えるために、発生の検知と場所の特定は迅速さが求められますが、同時に、火災の広がる速度や方向などの重要情報を救急隊員に知らせなければなりません。本システムのような盲点のない検知能力は、ディスクリートセンサを並べたりIRカメラを用いたりしても得られません。

リスクを緩和し、運転費用を低減します。

光ファイバケーブルをトンネルに敷設するのには労力はかかりません。DTSXユニットは、通常、監視室に据付けられます。光ファイバケーブルはほとんど保守が必要なく、もし損傷があれば自己検知することができます。このように、DTSX光ファイバ温度センサシステムは、トンネルの安全性を高め、かつ運転費用を削減してくれます。

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