現場のデータをつなげて見える化(可視化)することにより、今まで気づかなかった「こと」、新たに見えてくる「こと」があります。
SMART 920は、920MHz帯無線通信技術を搭載したレコーダ・データロガーです。機器の高い基本性能はそのままに、920MHz無線による配線コストの削減と高いフレキシビリティを実現します。
920MHz無線は、無線LANなどの2.4GHz帯と比較して電波の到達距離が長く、また障害物を回り込んで届く特性が高いため、通信距離を必要とする場合や障害物が多い場所での利用が可能です。 また、配線設置の手間とコストがかからず、建物間の通信やレイアウト変更等容易に対応できます。
蒸し暑い季節、無線による温湿度管理で職場の熱中症対策に活用できます。
拡張性にも優れていますので、小規模からIIoT対応を始めてみませんか?
> 熱中症予防対策に!
> 小型・電池駆動の920MHz帯無線入力ユニット GX70SM
> 電力モニタも無線に対応!UPM100
WBGT(暑さ指数)とは? >>詳細はこちら
>> 熱中症予防対策用SMART 920のリーフレットはこちら
電池駆動の無線入力ユニット「GX70SM」を構内各所に設置して気温と湿度を測定、ペーパレスレコーダGX20などの無線親機に伝送します。
無線親機では気温、湿度の表示のほか、WBGT値を計算して表示します。
計算されたWBGT値に対して最大4段階で警報を設定、警報発生時に下記などのアクションを動作させることができます。
図 : GX20カスタムディスプレイ画面例
図 : PC (Webブラウザ) による遠隔監視画面例
WBGT (Wet Bulb Globe Temperature: 湿球黒球温度) とは熱中症予防のための指標で、日本ではJIS Z 8504で規格化されています。
正確な計測には湿球や黒球を用いた専用の測定器が必要ですが、工場や事務所など日射がない屋内であれば、気温と相対湿度から簡単にWBGT値を推定できます。
図 WBGTと気温、湿度との関係
(日本生気象学会
「日常生活における熱中症予防指針」Ver.3確定版より)
電力量の積算値を時報、週報、月報別に監視ができ、過去のデータとの比較も可能です。
保管倉庫の温度やドア開閉ステータス等の状態を事務棟でモニタリング。さらに、カスタムディスプレイを使用すれば、状態を直感的に把握できます。
製造ラインなど、設備の稼働状態をモニタリングします。演算機能と組み合わせることにより、ダウンタイムの時間積算や、システムの停止回数などを管理し、親機側で状態を監視、管理することが可能です。
半導体などの精密工業製品、医薬、食品の製造に必要なクリーンルーム内の操業状態の監視に最適です。
無線を導入することで、以下の効果があります。
920MHz無線通信の親機として、子機機能を搭載した製品から、無線で簡単にデータ収集・記録が可能です。
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ペーパーレスレコーダ > GX20 |
ペーパーレスレコーダ > GP20 |
データアクイジョンシステム > GM10 |
920MHz無線通信の中継器として、確実にデータを中継します。
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データアクイジョンシステム > GM10 |
ディジタル指示調節計 > UT52A/ > UT32A |
小形電力モニタ > UPM100 |
測定したデータを親機または中継器に無線伝送できます。壁取付、デスクトップなど省スペース設置が可能です。(GX70SM)
無線監視モニタ用の多機能I/O機器(PID制御やラダープログラム演算機能、シリアルゲートウェイ機能)です。(UT52A/UT32A)
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無線入力ユニット > GX70SM |
データアクイジョンシステム > GM10 |
ディジタル指示調節計 > UT52A/ > UT32A |
小形電力モニタ > UPM100 |
需要予測に基づいた、最適で高効率な自動操業に加え、おいしさも含めた品質の追求をお手伝いし、人手を介さずに成長していく自律した操業を実現します。
全ての生産活動から得られる情報を解析・コントロールするとともに作業者の安全に配慮し原料品質、設備劣化、技術伝承、製造環境整備の課題解決を実現します。