2026年4月8日発表
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 取締役 代表執行役社長:重野 邦正)は、OpreX™ Control and Safety Systemのラインアップである統合生産制御システム 「CENTUM™ VP(センタム・ブイピー)」と安全計装システム「ProSafe™-RS(プロセーフアールエス)」が、Integrated Control and Safety System(統合制御安全システム), CENTUM VP and ProSafe-RSとして、国際的なセキュリティ認証推進組織ISCI※1のISASecureⓇ SSA(System Security Assurance)Level 1認証を取得したことをお知らせします。
また、当社のシステム製品のセキュリティを強化するための「IT セキュリティツール」がCIS※2(Center for Internet Security)からCISベンチマーク認証を取得しました。加えて、OPCインタフェースパッケージ「Exaopc™(エグザオーピーシー)」がOPC Foundationが定める国際規格OPC UA※3(OPC Unified Architecture)に対応し、情報系と制御系のシステムのセキュアな連携を強化しましたので併せてお知らせします。
セキュリティ強化の概要
当社は、下記の3点において、Integrated Control and Safety System, CENTUM VP and ProSafe-RSと関連ソフトウェアのサイバーセキュリティ対策を強化しました。
- Integrated Control and Safety System, CENTUM VP and ProSafe-RS がISASecure SSA Level 1認証を取得
ISASecure SSA認証は、制御システムのセキュリティに関する国際標準規格IEC 62443-3-3に準拠した認証です。同認証のLevel 1を取得したことは、Integrated Control and Safety System, CENTUM VP and ProSafe-RSがIEC 62443-3-3で定義されたセキュリティ要求事項を満たしていることが第三者機関により認証されたことを意味します。お客様は国際標準規格に適合したセキュリティレベルの高いシステムを安心してお使いいただけます。 - 「IT セキュリティツール」がCISベンチマーク認証を取得
「CENTUM VP」や「ProSafe-RS」をはじめとする当社のシステム製品をインストールしたWindows コンピューターを堅牢化するためのセキュリティ設定集「IT セキュリティツール」がCISベンチマーク認証を取得しました。CISベンチマーク認証は、米国のCISが発行している、システムを安全に構成するためのベストプラクティスです。同認証を取得した「IT セキュリティツール」を活用し、Integrated Control and Safety System, CENTUM VP and ProSafe-RSを中心としたシステム製品のセキュリティの設定を行うことで、セキュリティリスクのさらなる低減を実現します。 - 「Exaopc」がOPC UAに対応
OPC UAは、産業オートメーションの業界で、安全で信頼性のあるデータ交換を行うために策定されたオープンな国際標準規格です。OPCインタフェースパッケージ「Exaopc」がOPC UAに対応したことで、システム間の通信のセキュリティがさらに強化され、サイバーセキュリティに対するリスクに備えることができます。
横河電機 執行役員 デジタルソリューション統括本部 システム事業部長 山本 光浩は次のように述べています。「2025年に、CENTUMは50周年、ProSafe-RSは20周年を迎えました。当社は、お客様のニーズをとらえ、最新技術を取り入れながら両製品を進化させてきました。当社は引き続き、セキュリティ対策を備えた製品やシステムの提供を通じ、お客様の安全で安心なプラント操業の実現に貢献してまいります」。
※1 ISCI:ISA Security Compliance Institute(米国のISAセキュリティ適合性協会)の略称。 国際計測制御学会ISA(International Society of Automation)のメンバーを中心とした組織で、産業用制御システム・制御機器のセキュリティ認証を推進しています。
※2 CIS:Center for Internet Securityの略称。米国国家安全保障局、国防情報システム局、米国立標準技術研究所などの政府機関と、企業、学術機関などが協力して、インターネット・セキュリティ標準化に取り組む目的で2000年に設立された米国の団体
※3 OPC UA:産業オートメーションなどの業界で、安全で信頼性あるデータ交換を行うために策定されたオープンな国際標準規格
OpreXとは
OpreXとは、YOKOGAWAがご提供する制御事業の包括的ブランドです。「CENTUM VP」と「ProSafe-RS」は、OpreX Controlを構成する製品・ソリューション群の一つであるOpreX Control and Safety Systemsに属します。OpreX Controlは、お客様の経営、操業、業務の変革に迅速に対応し、かつ高効率、高品質、そして安全で安定した操業基盤を支える卓越した高信頼の制御テクノロジーを提供します。詳細はこちら:https://www.yokogawa.co.jp/solutions/featured-topics/oprex/
以上
本文中で使用されている会社名、団体名、商品名、サービス名およびロゴ等は、横河電機株式会社、各社および各団体の登録商標または商標です。
本件に関するお問い合わせ
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横河電機株式会社 統合コミュニケーションセンター 広報部
関連製品&ソリューション
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CENTUM VP
統合生産制御システム 「CENTUM VP(センタム・ブイピー)」は、プラントの設計から、エンジニアリング、システム・機器の据え付け、生産立ち上げ、さらには稼働後の改修や変更を経て運転を終了するまで、プラントのライフサイクルにわたり最適な操作監視・エンジニアリング環境をお客様に提供します。
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OPCインタフェースパッケージ Exaopc
Exaopc(エグザオーピーシー)はYOKOGAWAの統合生産制御システムCENTUM向けに提供されるOPCサーバソフトウェアです。Vnet/IPに接続し、OPCおよびOPC UA標準インタフェースを介して CENTUMから直接データを取得し、外部システムへ提供します。これにより、製造現場のデータ活用を強力に支援します。
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安全計装システム ProSafe-RS
ProSafe-RSは国産初(2005年2月発売)の本格的なプロセス用統合型安全計装システムです。世界ではじめてシングル構成でSIL3に適用できる安全性を実現し、さらに冗長化構成により高稼働率も実現します。また、CENTUMとの融合により本格的な統合化が可能です。