横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

信号変換器(演算器)を用いた流量加算

概要

流体の混合など二つの流量計の出力加算計測に演算器MXT(XJJM.507)のフリープログラムを使用した接点入力乗加算演算器をご紹介いたします。下図は各種フィールド機器と上位システムの接続例です。

信号変換器ディストリビュータの接続例(4-20mADC伝送)

MXT(XJJM.507)は、3入力絶縁1出力形の演算器です。

入力はアナログ入力2点、デジタル入力1点、出力はアナログ出力1点で、接点入力の状態(ON/OFF)により、出力(演算)を変えることができます。
調節弁が開いている(接点=ON)は流量計の値を加算して出力しますが、閉じている時(接点=OFF)は流量を加算しません。出力はハイリミット、ローリミットの演算によりリミットされます。リミット値は定数を設定することで変更できます。

演算(フリープログラム)

フリープログラムの編集

フリープログラムは、VJ77を使用して編集できます。
VJ77は、マイコン搭載形JUXTAの各種パラメータや演算器のプログラムをパソコンから設定するためのソフトウェアです。

 

関連製品&ソリューション

  • JUXTA Mシリーズ演算器

    Mシリーズの演算器には、ユーザ指定のプログラムをサポートするモデルと、アナログメモリ、ピーク/ボトムホルダ、移動平均、むだ時間、温圧補正などの各種アプリケーションをサポートするモデルがあります。

    さらに見る
  • JUXTA VJシリーズ信号変換器

    VJシリーズは小形でありながらプラグイン形で多様なアプリケーションに対応することができ、また高機能形はマイコン搭載の高性能を誇ります。第2出力に、アナログ出力、上限/下限警報リレー出力、RS-485 MODBUS通信を設定することができます。入力範囲などの各種パラメータや演算プログラムは、(パラメータ設定ツールVJ77をインストールした)パソコンから設定・修正することができます。

    さらに見る

トップ