CIMVisionPharmsとは
製剤から包装・出荷までの全製造業務範囲をカバーしたALL in One MESパッケージです。GMP組織の責任階層によるアクセス制限管理電子記録・電子署名規則(厚生労働省ER/ES指針)に対応した機能の実現や、指図に対する作業現場への詳細な指示を行い、固形製剤や注射製剤などさまざまな医薬品製造に適用できる豊富な機能を備えています。
「CIMVisionPharms R10.01」は医薬品製造工場における MES (製造実行) 機能です。 すなわち、上位システム (生産管理システム) からの製造 (秤量) 計画情報を受けて、製造管理責任者が指図を承認し、その指図に基づいた作業指示に従って、現場作業者が各種の製造 (秤量) 作業を実施します。 現場での製造 (秤量) 作業が終了すると、指図単位に実績として集計され、製造管理責任者が実績として承認します。次に、その承認された実績を、上位システムに送信します。
OS、DB と MES アプリケーションを分離したことにより、OS のバージョンアップやサーバリプレース等の環境変化へ柔軟な対応ができ CSV 上の移行リスクを最小化できます。
マスタ管理システムのガイド機能により、従来より効率よくマスタ設定ができることに加え、整合性のチェックを行うことで作業負荷が軽減されます。
製造記録と電子ファイル (SOP 画像記録、スキャンデータ) を紐付けて一元管理し、記録管理の負荷が軽減されます。
レスポンシブ Web デザインの採用により、お客様の使用するデバイス (大型モニタ、ノートPC、タブレット等) の画面サイズに応じてページレイアウトを最適化します。
画面デザインの最適化による操作性を統一、及びお客様毎の画面表示設定により操作性、作業品質が向上します。また、写真・フローチャートなどで作業を明確に示すことにより、管理者、作業者の間で認識不一致の発生や作業者のミスを防止します。
さまざまな設備とのオンライン連携によって生産パラメータの設定、実績の収集を行い、データインテグリティの実現に寄与します。
これまでに蓄積したお客様の業務ノウハウを取り込んでいるためパッケージ標準機能での導入が可能です。これにより導入期間も短縮できます。稼働後もパッケージの機能エンハンスを適時反映できるため、レギュレーションの変化に追従しやすく、新機能のメリットも享受でき、バリデーション作業の負荷も軽減されます。
「先見的独創と研究」により、無菌製剤における世界規格の品質水準を誇る本社工場です。CIMVisionPharmsが供給品質を最優先としたMESソリューションの確立をサポートします。
茨城工場内の工程管理システムを「ツムラ標準」に成長させ、さらに全社的情報システムの一環として進化させた CIMVisionPharms によるMES ソリューションのご紹介です。
未来へ向かう「進化する工場」上野テクノセンターです。Part11の監査証跡によるトラブル再発防止、マスター登録の時間短縮など課題であった原価低減をCIMVisionPharmsが提供します。
宇部工場はMES の最新システムに更新し生産効率の向上を図りました。CIMVisionPharms が自動化コンセプトとの発展と人為的なミスの削減をサポートします。
福島工場は高品質の医薬品(固形製剤)を製造する世界でもトップレベルの工場です。フレキシブルな秤量作業を、CIMVisionPharmsによるMESソリューションを実現します。
全ての生産活動から得られる情報を解析・コントロールするとともに作業者の安全に配慮し原料品質、設備劣化、技術伝承、製造環境整備の課題解決を実現します。
CIMVision シリーズの導入により、管理部署から現場まで連携したシステムを構築。データの抽出スピードアップと、リアルタイムの情報取得を可能にします。
CIMVisionPharms の導入により、PIC/S に準拠した多品種少量生産対応マルチプラントの構築や、GMP3原則に従った「進歩した技術とシステム」作りに貢献しました。