データ収集システム統合ソフトウェア DAQWORX

「DAQWORX」は、当社製レコーダ/データ収集機器を中心に、計装装置や測定器などと組み合わせたデータ収集・監視システムをノンプログラミングで実現できる、「データ収集システム統合ソフトウェア」です。
複数のソフトウェアで構成され、既存のDAQWORXデータ収集システムに高付加価値のソフトウェアを付加することで、簡単に測定帯域とアプリケーション領域の拡大を実現できます。

製品概要

統合パッケージ

レコーダ、ロガー、制御機器、計測器などを統合

  • DAQLOGGER*

製品専用パッケージ

ハードウェア固有の力を最大限に引き出す

  • DAQ32Plus(DARWINシリーズ専用)*
  • MXLOGGER(DAQMASTER MX100専用)*
  • DAQEXPLORER(DAQSTATION® DX/CX、MVAdvanced/MobileCorder MV専用)

共通ビューア

  • DataBrowser*

* DAQLOGGER、DAQ32Plus、MXLOGGER、DataBrowserは販売終了となりました。
 後継機種は、データロギングソフトウェア GA10となります。

Daqstation® DX/CX、MVAdvanced/MobileCorder MV専用モニタリングソフトウエア

ネットワーク上のDX/CX/MVをマネージメントするための統合デスクトップ環境を提供します。(DX100P/DX200Pを除く)

GUIを使った簡単オペレーション

DX/CX/MVシリーズからPCへの測定データファイル転送やネットワーク経由での設定は、アイコンをクリックしたりドラッグ&ドロップするだけの簡単操作でおこなえます。

システム構成

システム構成

デスクトップ

ネットワーク上でご使用のPCと同じセグメント内に接続されているDX/CX/MVを自動的に検索/表示します。

  • ネットワーク上にあるDX/CX/MVのサーチおよびマウント
  • データモニタ/データビューア/設定ソフトウェアの起動
  • メモリスタート/ストップ/トリガ (DXAdvanced/MVAdvancedのバッチ機能使用時はメモリスタートの際にバッチ情報の入力が可能、またDXAdvanced R3以降のマルチバッチ機能使用時はバッチごとのメモリスタート/ストップが可能)
  • 表示画面のスナップショット表示
  • 内部メモリおよび外部記憶メディアのファイルリスト表示
  • 自動ファイル転送(間隔指定、時刻指定)
  • マニュアルファイル転送(ドラッグ&ドロップ)
  • スナップショット画像の自動印刷

デスクトップ

データモニタソフトウェア

ネットワーク上のDX/CX/MVの測定データをトレンド表示、サーキュラトレンド表示、ディジタル値表示またはメータ表示などのさまざまなフォーマットでモニタリングできます。

  1. トレンドモニタ
  2. サーキュラモニタ
  3. ディジタルモニタ
  4. アラームモニタ
  5. カラーグラフモニタ
  6. メータモニタ

データモニタソフトウエア

注意:
DAQLOGGER Clientのリモートモニタ、DAQ32Plusのリモートモニタ、DAQ32Plus Clientのリモートモニタ、およびDAQEXPLORERのデータモニタは、同一のPC上で同時に使用できません。

設定ソフトウェア

測定チャネルや演算チャネルに関する設定や、画面表示に関する設定などのデータをDX/CX/MVに送受信したり、パーソナルコンピュータのハードディスクなどに保存することができます。*1

*1: DXAdvanced R3以降のカスタムディスプレイ機能のための画面構築や編集はできません。

設定ソフトウェア

設定ソフトウェア

プログラムパターン設定

制御・計測ステーションCX1000/CX2000に対しては、内蔵制御ループのプログラム運転用パターンをグラフィカルなインターフェースで作成、設定することができます。

プログラムパターン設定

データビューアソフトウェア

DX/CX/MVが生成した以下の3種類のファイルのデータをトレンド表示/ディジタル表示/サーキュラ表示/一覧表示したり、印刷することができます。

データビューアソフトウェア

 

高付加価値ソフトウェアとの組み合わせ

アドバンスモニタ(ユーザ作成画面)

AddObserver・AddObserver Runtimeとの組み合わせにより、ユーザ作成画面による快適なリアルタイム監視ができます。

【サポート情報】PCソフトウエア・対応機種⼀覧表

各種PCソフトウェアがサポートされている対応機種の一覧表です。

概要:

東京理科大学 総合研究機構 火災科学研究センター様

火災研究における各種実験のデータ収集にPCベース高速データアクイジションユニットMX100とデータ収集ソフトウエアMXLOGGERをお使いいただいています。

東京理科大学 総合研究機構火災科学研究センターは、日本で唯一1981年に組織された火災研究に特化した極めて特徴のある大学研究機関です。2003年に文部科学省21世紀COEプログラムで「先導的建築火災安全工学研究の推進拠点」というテーマで採択されました。
建築火災の研究について、世界で最先端の研究ができるプログラムを作り上げることを目的として、例えば建築/化学/数学/機械/人間科学などあらゆる学問を融合した研究を行っています。
2005年3月に竣工された大学の付属施設でもあるCOE火災科学研究センター実験棟は、火災の実験をするための屋内施設としては、日本一の規模(縦40m×横24m×高さ20m)です。なかでも大規模実験室では、耐火試験炉2基をはじめ、火災に関わる様々な研究設備や機材が設置され、大規模空間を活かした実験が可能です。この実験棟では、研究活動の他に、民間企業と施設を共有し、産学連携による火災に関わる基礎研究・技術開発なども行っています。

今回取材させていただいた火災科学研究センター COE助手 若月先生は、設計火源(可燃物調査・散水設備・火炎高さ)・火災性状・熱伝導性状に関する火災に関わる基礎研究をされており、おもに実験棟の大規模実験室でPCベース高速データアクイジションユニットMX100データ収集ソフトウエアMXLOGGERをお使いいただいています。

「MX100は、4台保有し、内3台がこの実験棟に入っております。今2台を実験に使用しています。現在行っている実験では、家庭にある「座椅子」を燃焼させ、発熱量の測定や燃え拡がり方、煙の状態などを観測しています。座椅子を燃やした際の部屋の中や壁・天井などの温度、座椅子の周囲の熱エネルギー(熱流束)、座椅子の重量の他に、集煙フードに設置してあるガス分析計からの酸素や二酸化炭素の量を信号化させたデータの測定にMX100とMXLOGGERを使用しています。また、別の実験室では、おもに温度の測定に使用しています。」(若月先生)

若月先生と学生の方々
(後列左から)若月先生、修士1年 城さん、織戸さん
(前列左から)4年生 岩城さん、今井さん

現在、メインで行われているこの実験は、大規模実験室に、一人暮らしの方が実際に生活されている平均的な広さである6畳間ほどの空間を作り、その中で日常、身の回りにある家具や電化製品などが火災で実際にどんな風に燃えるのかを映像や科学的なデータとしてまとめ、一般の方々をはじめ様々な分野で活用してもらえるように将来的には公開しよう、という研究のためのものです。

「MXは、ユニット毎に外すことができ、取り替えも楽なので移動範囲の広いこの実験棟では非常に便利です。また、データ取り込みソフトウエアで安定した測定ができ、横河さんのHPからドライバをダウンロードすれば、LabVIEW(ナショナルインスツルメンツ社製計測システム設計ソフトウエア)へのデータ取り込みができるなどソフトウエアの拡張性、応用が利くという点もいいですね。」(若月先生)

座椅子の燃焼実験
座椅子の燃焼実験

「横河のデータロガーは、世界の火災研究施設で使用されていることが結構多く、交流のあるアメリカの研究所では、DARWINシリーズのデータアクイジションユニットDA100が使用されていました。海外の研究者との共同研究が本学ではよく行われるため、同じメーカの機材があるというのは心強く、操作も安心で、データとしても精度が高いといった点や価格も含めて採用を決めました。」(若月先生)

「現在はMX100とMXLOGGERだけでデータ収集をしています。学生も含めてこの実験研究施設を運営しているので、誰にでも扱いやすいPCソフトウエアと信頼性の高いデータ収集を両立できる機材が必要でした。MX100の採用にあたっては、PCソフトウエアの取り扱いやすさと高信頼の高速データ収集性能が採用の決め手のひとつでした。」(若月先生)

今回行われていた実験の他にも、火災時の空気の流れ(流速)やスプリンクラー作動時の流速、温度、熱電対などのデータ収集をしたり、また、火災時の鉄板の形状変化について調べるために、鉄板や水の温度測定をしたりするなど、MX100を様々な実験にお使いいただいています。

MX100で収集したデータをPCで確認
MX100で収集したデータをPCで確認

 

お客様紹介

東京理科大学 総合研究機構 火災科学研究センター

東京理科大学 総合研究機構 火災科学研究センター 若月先生

東京理科大学 総合研究機構
火災科学研究センター
COE助手 若月先生

 

※ここに掲載している内容は、2006年12月取材時のものです。
※掲載記事および写真の無断転載を禁じます。

アプリケーションノート
概要:

プラスチックフィルム製造装置内部の各部温度制御とデータ収集を行います。
Ethernet対応機器とパッケージソフトウェアDAQWORXの活用で、手軽かつコストパフォーマンスの高いデータ収集・監視システムを実現します。

フィルム製造装置のデータ収集・監視

  • Ethernet対応のディジタル指示調節計(UT35A)やデータアクイジションユニット(MX100)を使用することで、制御データや計測データを手軽にパソコンへ転送できます。
  • UT35AのEthernetゲートウエイ機能により、周囲のEthernet非対応調節計(UT32AのデータもEthernetアクセスを可能にします(機器同士はRS-422/485通信で接続します)。
  • データ収集・監視ソフトウェアDAQWORXにより、異機種(ディジタル指示調節計UT35A/UT32A、データアクイジションユニットMX100)に対するデータ収集・監視システムを、ノンプログラミングで実現します。独自ソフトウェアを開発する場合に比べ、導入費用・導入期間の両面で、圧倒的なコストメリットがあります。
業種:
アプリケーションノート
概要:

業務用パッケージエアコンの評価試験において、データ収集・監視ソフトウェアDAQWORXを活用することにより、温湿度制御用の調節計の遠隔操作と、温湿度データの試験フロア別のマルチロギングを行います。

業務用パッケージエアコン評価試験棟

  • データロガーDAQMASTER MX100により、コストパフォーマンスに優れた多点計測(10ch中速モジュール)と、ノイズ除去性能に優れた計測(4ch高速モジュール)を、併用できます。
  • DAQWORX BaseソフトウェアDAQLOGGERにより、MX100のデータと指示調節計UT55Aのデータ(最大1600チャネルまで)を、1台のPCで統合収集できます(注:ドライバソフトウェアGateMX/MWおよびGateCONTROLを併用します)。
  • DAQWORX Add-onソフトウェアAddMultiにより、統合収集したデータを試験フロアごとに別々のファイルへ非同期に記録できます(各グループ最大32チャネル×最大50グループ)。
  • DAQWORX Add-onソフトウェアAddObserverにより、UT55AのAuto/Man切替操作やSP値設定などを遠隔で行えます(簡単な画面作成が必要です)。

 

業種:
概要:

工場内各所で使用される薬液使用量やガス使用量、電力使用量などを、総務部門で一括収集・監視します。使用量データは、VisualBasicやExcelマクロなどの自作プログラムを介して日報形式で可視化され、工場全体の効率的な運用に役立てます。

図1:機器系統図

図2:データ処理の流れ

DAQWORXによって、JUXTAからの瞬時流量データやPOWERCERTの瞬時電力データを、最速1秒周期*で監視・記録します。トレンドグラフ、バーグラフ、ディジタルメータなどが予め用意されており、ノンプログラミングでスピーディなシステム構築が可能です。

*接続台数やチャネル数により、最速収集周期は遅くなる場合があります(DAQWORX DAQLOGGERの最大収集点数は、1600チャネルです)。

また、JUXTAからの瞬時流量データはDAQWORX上で積算し、POWERCERTからは累計積算電力量データを直接収集します。これらの積算データを毎正時にTEXT(またはEXCEL)形式のレポートファイルとして保存することで、日報作成*に非常に役立ちます。

*VisualBasicまたはExcelマクロによってお客様が自作された帳票プログラムにより、DAQWORXが作成した8:00、9:00、・・・、翌7:00、翌8:00の計25個のレポートファイルを開き、1時間毎の使用量を24時間分算出します。その使用量データを任意形式で並べ、日報として印刷します。

業種:
概要:

工場内排水設備の監視

概要:

プロセスの自動化が進むにつれて、レベルの測定・制御の必要性も増大しております。
下図は、比重が一定の液体は下面にかかる圧力が液面の高さに比例することから、差圧伝送器を用いて圧力を測定して液位検出し、ディジタル指示調節計UT75Aに取り込み、タンクレベルを制御する例です。

また、信号変換器VJA7、VJU7、VJETを活用し、パソコン上のデータ収集ソフトウェアDAQWORXで、UT75Aの制御状態や、温度信号、流量のモニタリングも可能です。

タンクのレベル制御とモニタリング

業種:
アプリケーションノート
概要:

並行して行われる複数のコンプレッサの試験データを、データ収集ソフトウェアDAQWORXを活用して、1台ずつ別々のデータファイルに記録します。

工場のエネルギー監視

  • DAQWORX BaseソフトウェアDAQLOGGERにより、最大32台のペーパレスレコーダDXAdvancedのデータを1台のPCで統合収集できます(最大1600チャネル)。
  • DAQWORX Add-onソフトウェアAddMultiにより、統合収集したデータを最大50のグループ(各グループ最大32チャネル)ごとに別々のファイルへ非同期に記録できます。
業種:
概要:

既に設置されているセンサを活用して、信号変換器VJシリーズや指示警報計UM33Aなどを追加するだけで簡単にパソコンでのモニタリング・システムを構築することが可能です。

水質監視システムでのEthernet通信の利用

  • 従来の設備に、RS485/EthernetコンバータVJET、信号変換器VJシリーズや指示警報計UM33Aなどを付加することで、低コストでネットワークを利用したモニタリング・システムを構築することができます。
  • データ収集システム統合ソフトウェアDAQWORXを使用すれば、トレンド画面などを簡単にパソコンに表示したり、データを保存しておくことができます。

本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください


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