米国エネルギー政策法(Energy Policy Act)の施行により、米国およびカナダでは、2007年より夏時間の実施期間が変更になりました。これにより、2006年以前と2007年以降では、3月のおわり3週間の時刻と11月のはじめ1週間の計4週間の時刻に、1時間の差が発生しています。しかし、Windowsの内部では2006年以前の実施期間と2007年以降の実施期間とを共存させることができないため、この4週間の時刻の取り扱いは、以下のようになります。
- Windows Vista上では2006年以前のDAQWORXのデータであっても、すべて2007年以降の実施期間に基づいて表示されます。
- Windows 2000/XPの場合は、標準状態ではすべて2006年以前の実施期間に基づいて表示され、更新プログラムを適用した場合は、すべて2007年以降の実施期間に基づいて表示されます。
例えば、2005年3月下旬のDAQWORXの記録データをWindows Vista上のDAQWORXで表示させると、当時は冬時間であったにも関わらず夏時間として扱われ、時刻が1時間遅く表示されます。