小形電力モニタ UPM100/UPM101

省エネ解析を強力にサポート。積算電力量など15種類の電力要素を1台で測定できる、小形タイプの電力モニタです。

440V、三相4線式にも対応し、積算電力、瞬時電力などの他に電流、電圧や力率、積算無効電力、積算皮相電力、積算回生電力、周波数を測定できます。測定した各種データは、通信によりパソコンなどへ伝送されます。 さらに、積算電力のパルス出力があります。

UPM101は、専用の5A用CTを採用することにより、既設計器に使用しているCTからの二次側電流の検出を可能にした電力モニタです。
既設のCTが使用できるため、新たにCTを取付けたり、電力線を切断する必要がなく、設置費用を低減できます。

 >> 小規模電力パッケージで簡単システム構築

特長

  • 充実の測定項目
    電力(有効、皮相、無効(オプション))
    積算電力(有効、皮相、回生、無効(オプション))
    任意積算有効電力
    電圧:瞬時値、最大値、最小値
    電流:瞬時値、最大値
    力率(オプション)
    周波数

  • 幅広い測定範囲
    電力単位はWからMW(メガワット)まで

  • 電力積算パルス出力が2点
    有効電力と回生電力または無効電力(オプション)

  • 通信機能の充実
    RS-485通信(標準搭載)
    通信プロトコルは、MODBUS、パソコンリンク、UPM01プロトコル(積算分解能Wh選択時のみ有効)
    920MHz無線通信(UPM100のみオプション)

  • 専用の5A用CT付属(UPM101のみ)

仕様

測定項目 電力 有効電力、皮相電力、無効電力(オプション)、積算有効電力、任意積算電力、積算皮相電力、積算回生電力、積算無効電力(オプション)
電圧 実効値(各線間)、最大値、最小値
電流 実効値(各相)、最大値
その他 周波数(オプション)*1
相および線式 単相2線、単相3線、三相3線、三相4線
入力電圧 定格 220、440、127、277V AC
許容 定格電圧の1.2倍(連続)、1.5倍(10秒)
入力電流 定格 UPM100:1A、5A AC
UPM101:5A AC(付属CT1次側電流)
許容 定格電流の1.2倍(連続)、2倍(10秒)、10倍(3秒)
精度定格 積算電力量 UPM100:読み値の±1%(定格入力時)
UPM101:読み値の±2%(定格入力時)
実効値 UPM100:フルスケールの±1.0%(JIS C 1111 1.0級相当)
UPM101:フルスケールの±2.0%
力率 定格値の2%
オプション出力 積算パルス出力 2点(有効電力、回生電力または無効電力)
通信方式 RS485通信 通信プロトコル パソコンリンク(SUN付、SUMなし)、MODBUS(ASCII、RTU)、UPM01プロトコル(積算分解能Wh選択時のみ有効)
通信配線方法 マルチドロップ
伝送距離 最大1200m
伝送速度 19200、9600、2400bps
最大接続台数 31台/シリアルポート
920MHz
無線通信*2
無線規格 IEEE 802.15.4g 準拠、ARIB STD-T108 適合
注)日本国電波法/技術基準適合と無線通信規格以外には対応していません。
通信プロトコル MODBUS(RTU)
伝送距離 見通し直線距離:最大1000m(使用環境により異なります)
伝送速度 19200bps(固定)
通信形態 メッシュ/マルチホップ(最大ホップ数:16)
マルチホップ:
各ユニット間の通信品質により、自動的に最適な通信経路を選択する機能。
通信距離の延長や電波品質向上に対応可能。
電力収集パッケージ SMARTDAC+GM(→ 小規模電力監視パッケージ)、PR970
供給電源 85~264V AC 45~65Hz
電源消費電力 最大7VA(表示付、200V AC)
外形/質量 106 x 100 x 60mm、約400g

*1 オプションとして力率の選択できます。
*2 UPM100のみオプションとして920MHz無線通信の選択ができます。

【サポート情報】レコーダ・コントローラ製品の改正 RoHS 指令(2011/65/EU)対応一覧

レコーダ・コントローラ製品のRoHS 指令(2011/65/EU)対応の一覧を示します。

概要:

九州三井アルミニウム工業株式会社様

工場全体の電力監視に電力モニタ(UPM100)、高純度アルミニウムの精製炉にペーパレスレコーダ(DX1000)をお使いいただいています。

九州三井アルミニウム工業株式会社は、勇壮な夏まつり「大蛇山」で有名な福岡県大牟田市にあり、アルミ合金ビレッド・スラブ、高純度アルミ、アルミ鋳物用合金、アルミ鍛造用素材、アルミ鋳物製品、および、半導体製造装置用部品等の製造・販売をしています。

今回、取材を受けていただいた久保井様、牧嶋様は、設備管理部の保全グループに所属されており、工場の電気設備全般の保全、メンテナンス、点検などを担当されています。
取材させていただいた、工場の電力管理・監視に、弊社の小形電力モニタ UPM100と省エネ支援システムInfoEnergyを、また、高純度アルミニウムの精製炉の温度や電流の記録に、ネットワークデータ収集ステーション DX1000(ペーパレスレコーダ)を採用いただいています。
「省エネ支援システムInfoEnergyにUPM100を接続し、工場のサイズにあったマルチ電力管理・監視システムを構築しています。」(牧嶋氏)

一般の電力監視システムは、入力チャネル数が決められているため、どうしても大規模システムになってしまい、なかなか工場のサイズにあったシステムがなかったそうです。

九州三井アルミニウム工業株式会社様 1

「InfoEnergy 1台にUPM100を柔軟に増設が対応でき、必要に応じ段々に増やしていけるという、フレキシブルな構造が非常に魅力でした。」(牧嶋氏)
3年ほどの間に徐々に増設し、現在は、InfoEnergy 4台に60台のUPM100を接続されています。監視画面には、系統図などがわかるグラフィックを導入し、電力量だけでなく、電圧、電流、電力、および、周波数などを一括管理・監視されています。

「UPM単体でみますと、440Vの電圧を直接つなげられるというのが大きなメリットです。しかも、VT(Voltage Transformer:変圧器)も不要だということも良かった点です。それに、UPM独自に持っている無線機能も非常に助かっています。工場が広いのでデータを収集するために、専用ケーブルや通信線を張るのは非常にコストがかかります。無線機能があれば、工事が一切不要で、離れた場所にある設備の電力を、UPMを通し電波を受信して収録できるのです。」(牧嶋氏)

高純度アルミニウムの精製炉では、各種制御機器からの信号をDX1000で記録されています。
「チャートレコーダからの置き換えで、DX1000を採用しました。一番のメリットは、やはり"紙"がないということです。紙やインクの補充が無いのは管理上もとても助かります。台数が多いとインクの補充も大変でした。また、紙づまりやスリップなどの問題も無くなりました。」(久保井氏)
チャート紙やインクリボンの交換の手間が無くなるだけでなく、記録紙の保管場所も不要になり、また、消耗品購入の費用削減にもつながったそうです。

「トラブル時などは、記録したチャート紙の箱をひっくり返して探していたのですが、パソコン上ですぐに必要なデータを確認できるのも大きな変化です。いずれは、レコーダすべてをネットワークでつなげ、データを一括で電子管理する予定でいます。」(久保氏)

九州三井アルミニウム工業株式会社様 2

また、牧嶋様はエネルギー管理士の資格を生かし、社内の"省エネルギー活動"プロジェクトのメンバーとしてもご活躍され、UPMでの監視結果を基に工場全体の省エネ活動に取り組んでいらっしゃいます。

その他、九州三井アルミニウム工業株式会社様では、燃焼機器の温度制御にディジタル指示調節計 UT350もお使いいただいております。

 

お客様紹介

九州三井アルミニウム工業株式会社
http://www.kmac-web.com/

九州三井アルミニウム工業株式会社 久保井様 設備管理部 保全グループ
久保井様
九州三井アルミニウム工業株式会社 牧嶋様 設備管理部 保全グループ
牧嶋様

  

※ここに掲載している内容は、2006年12月取材時のものです。
※掲載記事および写真の無断転載を禁じます。

概要:

概要

生産効率向上には、操業のムダの発掘から改善の気づきを得、改善活動を継続的に実施していくことが求められます。なかでも、省エネルギー対策は見える、分析する、解決する、のサイクルを絶え間なく回していく必要があります。
地道な消灯活動や、ボイラ-、ポンプ、コンプレッサなど個別の原動力設備の省エネルギー対策から始まり、工場全体、企業全体のエネルギー管理(FEMS)へ。そして将来は、地域全体で省エネルギー対策に取り組むことが持続可能な社会の実現につながります。

お客様の課題

お客様の課題

  • 操業のムダの気づきと改善
  • ムダ要因のリアルタイムな特定
  • 職場別・工程別のエネルギー使用目標の定量設定
  • 改善の成果が誰でも、どこでも、いつでも見られる仕組み

 

横河のソリューション

省エネルギー活動は、第一に現状の把握から始まります。エネルギーを計測しグラフや帳票で可視化することで、エネルギーの無駄や省エネ目標値を検討することが出来ます。
多種多様なエネルギーが存在する工場では、その使用状況を把握することが困難です。電力以外の空調機の温度計測、蒸気などの流量計測を行うことでオフィスから生産現場までのエネルギー消費量の把握をすることが出来ます。また、工場の稼働状況に対応したエネルギー消費量も把握することが出来ます。
モノを作るためにエネルギーが必要である一方、品質と生産性重視の傾向からエネルギーの過剰使用が少なくありません。省エネ活動を継続的に進めるために、エネルギー使用の見える化が急務です。

横河のソリューション

横河電機製SMARTDAC+と電力モニタを使用したエネルギー監視のシステムでは、データロガーを使用することで、記録データの品質向上や、ウイルスからの攻撃を防ぐことが出来ます。
また、SMARTDAC+へAIモジュールを追加することで、空調機などの温度データの収集、DIモジュールを追加することで流量計測が可能になり、電力使用量に同期して各種エネルギーの解析が容易になります。
さらに、SMARTDAC+では個別に表示器などを準備しなくても収集した各種データをタブレットなどのモバイル機器で確認することが可能になります。

SMARTDAC+と電力モニタを使用したエネルギー監視のシステム

業種:
アプリケーションノート
概要:

太陽熱や太陽光利用施設の計測・監視にご使用いただけます。

MW100によるエコ監視

データロガー MW100 の特長

  • 対環境性
    -20~60℃までの環境下で使用でき、停電対策もされています。
    タイマ機能が搭載されていますので、日射時間のみ記録することも可能です。
  • 演算機能
    演算機能により、集熱量等の演算も可能です。
  • 遠隔でデータ監視できます。
  • Webエディタで専用モニタ製作できます。

電力モニタ UPM100 の特長

  • 通信でデータロガーと接続
アプリケーションノート
概要:

工場のエネルギー(電力、電流、電圧、力率等)を測定。
さらにデータアクイジションユニットMW100との接続により、電力、蒸気、燃料、水、エアー等のデータ収集、ビューアソフトウェアによるデータ監視を行います。

工場のエネルギー監視

監視データから対策を検討できます。

  • 省エネ/エネルギーコスト削減
    電力のピーク負荷カット、効率改善
  • 設備管理
    電力のピーク負荷カット、効率改善
  • 生産設備などの予防保全
    データから異常予知の材料
    集中負荷の分散による設備延命など
  • 設備リプレースのデータ
    旧式設備の稼動状況や改善前後のデータ比較
業種:
アプリケーションノート
概要:

データアクイジションユニット MW100は、MODBUSサーバに対応している機器を通信によってロギングすることが可能です。アナログモジュールを必要としないため、コストダウンが可能な上、アナログ変換によるA/D誤差が発生しません。
電力設備(送り側/受け側)の各種電力要素を測定し、約10km離れているLSとLR間の電力のロスを測定。電力モニタ(UPM100)の各種電力データをRS485通信にてMW100に取り込み、10分周期でCFカードにデータ保存します。

MW100 0ch入力(通信入力)による電力監視

  • アナログモジュールがいらず、コストダウン!
  • アナログ誤差が発生せず、正確!
  • MODBUSサーバ対応機器であれば接続可能!
業種:
概要:

工場内各所で使用される薬液使用量やガス使用量、電力使用量などを、総務部門で一括収集・監視します。使用量データは、VisualBasicやExcelマクロなどの自作プログラムを介して日報形式で可視化され、工場全体の効率的な運用に役立てます。

図1:機器系統図

図2:データ処理の流れ

DAQWORXによって、JUXTAからの瞬時流量データやPOWERCERTの瞬時電力データを、最速1秒周期*で監視・記録します。トレンドグラフ、バーグラフ、ディジタルメータなどが予め用意されており、ノンプログラミングでスピーディなシステム構築が可能です。

*接続台数やチャネル数により、最速収集周期は遅くなる場合があります(DAQWORX DAQLOGGERの最大収集点数は、1600チャネルです)。

また、JUXTAからの瞬時流量データはDAQWORX上で積算し、POWERCERTからは累計積算電力量データを直接収集します。これらの積算データを毎正時にTEXT(またはEXCEL)形式のレポートファイルとして保存することで、日報作成*に非常に役立ちます。

*VisualBasicまたはExcelマクロによってお客様が自作された帳票プログラムにより、DAQWORXが作成した8:00、9:00、・・・、翌7:00、翌8:00の計25個のレポートファイルを開き、1時間毎の使用量を24時間分算出します。その使用量データを任意形式で並べ、日報として印刷します。

業種:
概要:

導入例1:電力監視システムへの導入事例

電力監視システムへの導入事例

 

導入例2:リフロー炉システムへの導入事例

リフロー炉システムへの導入事例

本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください


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