サプライチェーン・マネジメント

内部統制の一環として管理体制を整備

YOKOGAWAは、お客様とお取引先様との関わりを含む業務プロセス全般について、YOKOGAWAグループ内部統制の一環として管理体制を整えています。サプライチェーンの一環である調達プロセスに関しては、企業理念やYOKOGAWAグループ行動規範に基づいた「グループ調達プロセス管理規程」を定め、公平で公正な取引の実施を定めています。事業を行う国と地域の法令を遵守した取引を行い、環境保全や人権に配慮したサプライチェーンの展開に注力し、紛争鉱物問題にも取り組んでいます。また、サプライチェーンに関する取り組みを効率的、効果的に行うため、JEITA*資材委員会などの業界団体の委員会に参加して他社との協働を進めています。

*JEITA (Japan Electronics and Information Technology Industries Association)
一般社団法人電子情報技術産業協会

社員には調達基本方針を策定するとともに、RBA行動規範V6.0を参考としたサステナブル調達ガイドラインを作成し、国内外のお取引先様に公開しています。また、主要なお取引先様については、本ガイドラインについて説明し、遵守をお願いしております。

お取引先様とのパートナーシップの強化

パートナーズデー
パートナーズデー

横河電機では、定期的に主要なお取引先様の経営層の皆様と交流を行い、パートナーシップの強化に努めています。
定期的に「パートナーズデー」を開催し、経営方針、事業計画、購買戦略などについて説明しています。
また、調達部門の主催で「部品展示会」や「技術セミナー」を開催し、お取引先様の取扱商品、市場動向、および部品動向などを当社グループの各製品開発部署へ紹介する場として活用しています。

コンプライアンス調達の強化

国内グループ会社を対象に“下請代金支払遅延等防止法”(下請法)の教育を定期的に実施するとともに、取引基本契約書にコンプライアンス条項を明記し、コンプライアンス調達の強化を図っています。その一環として、反社会的勢力排除に向け、お取引先様と連携を深め、反社会的勢力との関わりを遮断するための取り組みを行っています。業界団体で、偽装請負防止のために作成している業務委託と労働者派遣受入実務のガイドの改訂に参画し周知に努めています。

コンプライアンスに違反、または、その疑いがあると、お取引先様がお気づきになられた場合の通報窓口として“ヘルプライン”を設置しています。

下請法の遵守

下請法を遵守するため、社外講習会の受講やeラーニングの仕組みを通じ、購買関係者を対象に自社オリジナルテキストによる学習や受講者の理解度確認用の簡易試験を定期的に実施し意識向上に努めています。また、各部署に責任者を設置し下請法に関する情報の共有を図り遵守体制を構築しているとともに、お取引先様からの通報窓口を設置しています。最新の下請法関連の基準改正と通達に対応した業界団体としての自主行動計画の策定に参画しその推進に努めています。

グリーン調達の推進

企業活動のあらゆる面で、持続可能な社会の構築に貢献するという環境経営の考え方のもと、「グリーン調達ガイドライン」を作成し、グリーン調達活動を推進しています。製品含有化学物質管理推進体制を構築し、資材・部品に含有される化学物質について調査管理しています。また、新規のお取引様には説明会を開き啓蒙活動に努めています。

調達BCPの実行

お客様が必要とする製品の安定供給が重要な社会的責任であるとの認識のもと、調達BCPの取り組みを進めています。お取引先様のご協力のもと、製品で使用する部材の生産地情報を調査・管理することで、有事の際に速やかな対応ができるようにしています。主要な製品の重要部品は、お取引先様でのBCP対応の確認や安全在庫の確保などにより、調達リスクの低減に努めています。

紛争鉱物問題に関する取り組み

コンゴ民主共和国またはその周辺諸国から産出される一部の鉱物(錫、タンタル、タングステン、金)は、サプライチェーンを経由して流通することで、人権侵害、暴力行為などの不正を行う武装勢力の資金源となっている場合があり、紛争鉱物と呼ばれています。

YOKOGAWAグループは、これら武装勢力の資金源を断つことをサプライチェーン全体で取り組むべき課題と認識し、製品に紛争鉱物を使用しないコンフリクトフリーを目指します。なお、上記の国々から産出される鉱物であっても、その全ての調達を禁止するものではなく、武装勢力とは無関係と第三者機関に認定された精錬所によって精錬され、取引されたと考えられる鉱物や、それに由来する適正な製品の調達については、継続して実施していきます。

この課題に対応するため、YOKOGAWAグループでは、以下の取組みを進めています。

  • 2011年以降、社内体制を整え、継続して対応しています。
  • 業界団体であるJEITAの「責任ある鉱物調達検討会」にメンバーとして参加し、企業間の連携や最新情報の把握に努めています。
  • お客様のご要望などを踏まえながら、サプライヤー各社にご協力を頂きながら、紛争鉱物の使用に関する調査を進めています。
  • 調査の結果、武装勢力の資金源となっている事実が判明した場合、ただちにその使用回避に向けた取り組みを進めます。

今後も、YOKOGAWAグループは継続して責任ある鉱物調達に最大限努力してまいります。

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