人権尊重

YOKOGAWAは、企業理念、企業行動規範、Group Management Standards (GMS) において、人権尊重をグループ全体の方針として明確に定めています。また、人権侵害を未然に防ぐ手段として、YOKOGAWAで働く人すべてを対象とする、「相談・通報窓口」を設けています。

Group Management Standards (GMS)

GMSは、グループの経営に必要な基本方針を定めた文書体系で、YOKOGAWAグループ全体に適用されています。この中に、人権、法令順守、労働安全衛生などに関する具体的なルールやガイドラインが示されています。
例えば「YOKOGAWAグループ コンプライアンスガイドライン」では、人権に関して次のように定めています。

(以下、「YOKOGAWAグループ コンプライアンスガイドライン」より抜粋。)

03 基本的人権の尊重

私たちは、YOKOGAWAグループがかかわるすべての人々の基本的人権と個人の尊厳を常に尊重します。

27 機会均等

私たちは、社員一人ひとりの基本的人権を尊重します。人種・肌の色・国籍・性別・宗教・年齢・社会的身分・障害・その他 YOKOGAWAグループの正当なビジネス上の利益と関係しない要素に基づく差別を行わないことがYOKOGAWAグループの基本方針です。また、事業を行う各国、地域の法令、個々の労働契約などの取り決めを遵守の上、十分なコミュニケーションを通じて労使間の信頼関係の維持・発展に努めます。

28 強制労働・児童労働の禁止

私たちは、世界のいかなる職場においても、強制労働および児童労働を禁止します。いかなる形態においても、労働を強制し、また本人の意思に反して就労させることは許されませんし、各国における就業最低年齢に満たない児童を就業させてはなりません。取引先など、たとえ間接的なかかわりの場合でも、非人道的な行為に加担することがないように注意しなくてはなりません。

29 健康・安全の確保

私たちは、労働安全衛生に関連する法律を遵守するとともに、必要な自主基準を設け、安全衛生の向上に努めます。YOKOGAWAグループで働くすべての社員の安全の確保、健康の維持増進を推し進め、快適な職場環境の実現に向けて計画的に改善に取り組みます。社員一人ひとりは、決められた安全・衛生対策に協力し、行動しなければなりません。

30 嫌がらせ(ハラスメント)の禁止

セクシャルハラスメントやストーカー行為、パワーハラスメントなど、一切の嫌がらせ(ハラスメント)行為を行ってはなりません。私たちは、一人の人間としてお互いを尊重し、嫌がらせ行為を許さない企業風土を築いていきます。

企業理念

YOKOGAWAの企業理念は、「豊かな人間社会の実現」を企業の存在目的とし、社員に「よき市民」であることを求めています。

この企業理念は社員一人ひとりに浸透しています。この企業理念に基づき、YOKOGAWAは計測・制御・情報の技術で、生活を支えるエネルギー、情報通信、上下水などの社会インフラに貢献し、また、産業インフラの効率運用と労働者の安全に貢献しています。また、世界各国のYOKOGAWAの拠点では、地域の災害支援や社員のボランティアによる人道支援が活発に行われています。

企業行動規範

企業行動規範の5つの柱のひとつに、人権の尊重を掲げ、あらゆる人の尊厳と基本的人権を尊重することを明示しています。あわせて、具体的な行動指針として、健全な職場の維持、嫌がらせ・差別・プライバシー侵害をしないことを定めています。

国連グローバル・コンパクト

YOKOGAWAは、国連グローバル・コンパクトへの支持を表明しています。国連グローバル・コンパクトに謳われている「人権」の方針を尊重し、国際的な人権規範を遵守していきます。

ISO 26000

ISO 26000は、国際標準化機構(ISO)が2010年11月に発行した、組織の社会的責任に関する国際規格で、組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行などの7つの中核主題を提示しています。

当社はグローバル市場でビジネスを行う企業として、社会的責任に関する国際規格ISO 26000を尊重し、人権等に配慮してビジネスを遂行しています。

人権に関する取り組み事例

Yokogawa Engineering Asia(シンガポール)

Yokogawa Engineering Asia (YEA)は、Tripartite Alliance for Fair Employment Practices(公正雇用慣行のための三者連合:TAFEP)に雇用者として署名しています。YEAは雇用における差別の撤廃に努め、年齢、人種、性別、宗教、家族の状況に関わりなく、個人の能力や経験に基づいた採用や処遇を行い、また、育成の機会を平等に提供するなどの、公正な雇用慣行に努めています。

Yokogawa South Africa(南アフリカ)

南アフリカは、黒人やその他の歴史的に不利な立場にある南アフリカ人(HDSAs)の雇用を奨励し、人種の公平さを実行に移すプログラムとして Broad-Based Black Economic Empowerment(B-BBEE)を採用しています。Yokogawa South Africa(YMA-SA)は、2015年5月に執行された新コードにおいてレベル4認定を受けました。その後、改善を進めることで、現在はレベル3にレベルを上げています。

サプライチェーンにおける人権配慮

YOKOGAWAは、Group Management Standards (GMS) に基づいて、サプライチェーンにおける人権に配慮しています。「サプライチェーンCSRガイドライン」の中で、強制労働の禁止、非人道的な扱いの禁止、児童労働の禁止、差別の禁止、適切な賃金労働時間の法令順守、従業員の団結権について指針を示し、お取引先様に遵守をお願いしています。

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