段ボールキャビネット開発による環境貢献

横河ソリューションサービス株式会社

横河ソリューションサービスでは、お客様に納入済の制御システム更新プロジェクトで、社内検査やお客様立ち合い検査用に、制御システムを格納する段ボール製キャビネットを開発するとともに、段ボール・梱包材のリサイクルモデルを確立し、廃棄物を減らしています。

生産拠点からの荷姿は、1キャビネット分だけでもCPUとI/Oノードなど、構成部品の段ボール箱で大小約450箱になり、体積は4立方メートル以上に及びます。また一つ一つの段ボールは、機器保護のために空間が確保されており、容量以上に大きな箱が使用されています。
当社における検査用の機器設置において、全ての段ボールを開梱しテーブルの上に並べて配線・検査を行い、検査完了後に再び個別に梱包を繰り返す工程は、手間はもちろんのこと、開梱済段ボールを再出荷用に確保しておくスペースが必要になるなどの問題がありました。また、製品を受け取るお客様側では、大量の段ボール箱用のスペース確保、開梱作業、空き段ボール箱の大量発生といった無駄がありました。

生産拠点からの荷姿
生産拠点からの荷姿

過去の納入品保管状況
過去の納入品保管状況

段ボールキャビネットを使用することで、再出荷時の個別梱包がなくなるなど効率化を図ることができました。 生産拠点から到着した機器は段ボール製のキャビネットに実装し、その状態で社内検査や立ち合い検査を実施し、検査終了後にはそのままの姿で梱包し、お客様のサイトに輸送することができます。

段ボールキャビネットの使用により、当社ではもとより、お客様先においても作業の簡素化、省スペース、廃棄物削減など、作業と資源の効率化に寄与しています。現在、既に廃棄段ボールを再利用するリサイクルモデルが構築されており、3R(Reduce〈リデュース〉、Reuse〈リユース〉、Recycle〈リサイクル〉)の推進力となっています。また、廃棄段ボールは運送会社と協力して、各種施設への食材提供に使用される見込みであり、社会貢献にも大きく役立っています。

段ボールキャビネット
段ボールキャビネット

段ボールキャビネットのリサイクルモデル
段ボールキャビネットのリサイクルモデル

特許

本段ボールキャビネットに関して、国内特許を取得済です。

マイグレーション時の制御機器段ボール製キャビネット開発による応用事例16JP0179
(特願2016-248336を基礎とした国内優先権主張出願)

今後、海外展開やグループ会社へのグローバルな段ボールキャビネットの提供も視野に入れて、活動していきます。

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