横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

プラント情報管理システム Exaquantum

Exaquantum (エグザカンタム) は、石油、石油精製、石油化学、鉄鋼、非鉄、電力、ガス、紙パ、食薬、水処理など幅広い分野に適用できるプラント情報管理システム(PIMS)で、制御システムの操業データを,最適な形に加工・蓄積し、上位基幹業務へ提供する、いわゆるギャップドメインでの間接業務の工数を削減し、製造現場と基幹業務をシームレスに結合するソフトウェアパッケージです。

製造現場を知り尽くした横河電機だからこそ、プラントの制御を行うDCS・PLCといった制御システムから、制御システムのデータオフィス環境や基幹業務に提供するPIMS、そしてSCM・ERPといった企業経営の基幹業務システムと、お客様の全社統合に必要なソリューションを一貫したコンセプトの基に提供できます。

Exaquantum概要

Exaquantum R3.20機能アップ概要(2020年1月)

「Exaquantum R3.20」は、デジタルトランスフォーメーションのコアコンポーネントである、横河のプラント情報管理システムの最新リリースです。

  1. OPC UAの対応を強化

    OPC UAへの対応強化により、センサや複雑なシステム、業務アプリケーションなどの重層的な資産からセキュアにデータを収集できるようになりました。

  2. データ解析要件への対応

    Excel Add-Inのクライアント機能で、一度に取り出すデータサイズを約16倍拡大し、Excelを使った解析をしやすくしました。また、CSV形式ファイル出力時の操作性を向上させ、他の業務システムやツールとの連携を容易にしました。

  3. 最新のOSやITソフトウエアに対応

    新たにマイクロソフトのソフトウエアOffice 365、Microsoft SQL Server 2014 SP3に対応するとともに、Exaquantumのクライアント機能がWindows 10 Pro/Enterprise SAC上で動作するように対応しています。また、当社の統合生産制御システム「CENTUM VP R6.07」とOPCインターフェースパッケージ「Exaopc R3.78」(いずれも最新レビジョン)に対応し、セキュリティの強化を図っています。

Exaquantumは次の4つの機能で構成されます

Exaquantum 機能概要図

(1)データを集める
制御システムのデータをOPCインタフェースを介してリアルタイムデータベースに収集します。
データリカバリ機能により、Exaquantumサーバが停止中のデータも補完できます。


 (2)データを加工する
リアルタイムデータベースに「集めた」データを、四則演算や加工演算等を施したり、締切り処理で時締め、日締め、月締めデータなどを生成します。つまり、操業情報と上位情報で扱える生産情報へと加工します。
 
(3)データを貯める
リアルタイムに「集めた」データや「加工した」データをヒストリアンにヒストリカルデータとして長期間保存します。ヒストリアンデータは、各種外部メディアに保存することができるため、半永久的にデータを保存することができます。外部メディアに保存したヒストリカルデータは、ヒストリアンに戻すことでシームレスにアクセス可能です。

(4)データを見せる
リアルタイムに「集めた」データ、「加工したデータ」、ヒストリアンに保存されている「貯めた」データを様々な形式で提供します。Exaquantum専用のクライアント環境である「Exaquantum/Explorer」を使用し、グラフィックやトレンド形式でデータ表示、Excel Add-In機能でMicrosoft Excelのスプレッドシート上にデータを貼り付けたり、OLE DBインタフェースを介して3rdパーティソフトウェアにデータを提供することなどができます。これにより、インターネットやイントラネットに接続されたビジネス系の環境でプロセスデータを様々に活用することができます。

 

 

 

 

Exaquantum 特長

  1. 世界最高速のデータ収集・処理パフォーマンス
    1分間に600.000点のデータ収集、および演算・締切り処理などのデータ処理を行うことができ、OPC接続で世界最高速のパフォーマンスを提供します。

  2. PIMSとして、世界で初めて締め切り機能を標準装備
    リアルタイムデータベースに収集したデータに対して、あらかじめ定義した締め切りデータを自動演算し、リアルタイムデータと同様にヒストリアンに保存して各クライアントに提供します。

  3. PIMSとして、世界で初めてメッセージも収集・保存
    制御システムで発生するアラーム&イベントメッセージを収集・保存することができます。プロセスデータと同様に、メッセージを保存することで、プラントを正確に把握・解析することができます。

  4. 業界標準のOPCインタフェースによるデータ収集
    業界標準のOPCインタフェース経由で制御システムと接続します。統合生産制御システム『CENTUM』をはじめ、他社DCSやPLCなどと接続することができます。制御システムの機種を問わず、ラボ情報管理システムなどとの接続でプラント全体のデータを統合管理できます。
    R3.10からは、当社レコーダ『SMARTDAC+』とOPC UAクライアントでの接続が可能になり、セキュアにデータ交換することができます。

  5. Easy エンジニアリング環境を提供
    Microsoftの提供する標準インタフェースであるActive Xテクノロジーに準拠しており、Exaquantum/Explorerを使用し、感的で分かり易い操作でシステム構築や画面を作成することができます。導入後、即データ収集を開始することができます。

  6. タグリストイコライズ機能
    Exaquantumのタグ登録には複数の方法があります。特に「CENTUM」と組み合わせて使う場合は、タグリストイコライズ方式が可能になり、制御システムのタグ情報をOPCサーバ経由で取得し、Exaquantumのタグとして登録できます。タグ登録のためのエンジニアリング工数を大幅に削減することができます。

Exaquantum 用途

Exaquantum / Explorer 画面例

(1)オフィス環境でプラントを管理
Exaquantum専用のクライアント環境である、Exaquantum/Explorerでグラフィック画面を作成することにより、データ値表示、トレンド表示してプロセスの状態を監視することができます。Web画面にも変換することができ、イントラネットを経由した遠隔監視を行うことができます。

CENTUMで作成したグラフィック画面をツールで変換することによりExaquantum/Explorer 用のグラフィック画面として使用することができます。

 

(2) Microsoft Excelスプレッドシートで画面や帳票作成、データ解析

Excel Add-In機能により、Exaquantumが収集したデータをMicrosoft Excel上に取り込むことができます。Excelの機能を利用してデータを加工、グラフ形式で表示して様々な解析が行えます。

(3) 業形態に合わせた操業管理

時・日・月締めの他に、操業形態に合わせて締め切り間隔や締切タイミングを自由に決めることができます。例えば、8時間毎や12時間毎に締切りデータを生成できます。これにより、直単位など操業形態に合わせた締め切りデータを生成できます。

(4)情報系ソリューションのデータサーバとしての利用

プロセスデータをビジネスドメインのSCMやERPに提供するインタフェースとして、プロセス管理、KPI監視、出荷管理、原材料管理,製品品質管理などのアプリケーションプラットフォームとしてExaquantumを利用できます。

Windows 10 サポート状況

半期チャネル (旧CBB)

以下のバージョンで動作確認済

                        
Windows 10 Enterprise
Version 1607 1703 1709 1803 1809 1903 1909 2004
サービスの終了 (Microsoft) 2019/4/9 2019/10/8 2020/4/14 2020/11/10 2021/5/11 2020/12/8 2022/5/10 2021/12/14
Exaquantum Revision 3.15 × × OK (*1) OK (*1) OK (*1) OK (*1) OK (*1) OK (*1)
Exaquantum Revision 3.20 × × × OK (*1) OK (*1) OK (*1) OK (*1) OK (*1)

(*1) クライアント製品のみ

 

                         
Windows 10 Pro
Version 1607 1703 1709 1803 1809 1903 1909 2004
サービスの終了 (Microsoft) 2018/4/10 2018/10/9 2019/4/9 2019/11/12 2020/5/12 2020/12/8 2022/5/10 2021/12/14
Exaquantum Revision 3.15 × × × (*1) OK (*2) OK (*2) OK (*2) OK (*2) OK (*2)
Exaquantum Revision 3.20 × × × OK (*2) OK (*2) OK (*2) OK (*2) OK (*2)

 (*1)マイクロソフト社のサービス終了に合わせて対応を終了

 (*2)クライアント製品のみ

 

Office 365 サポート状況

以下のバージョンで動作確認済

                         
Office 365
Version 1808 1902 1908 2002
サービスの終了 (Microsoft) 2020/3/10 2020/9/8 2021/3/9 2020/9/8
Exaquantum Revision 3.20 OK(*1) OK OK OK

 (*1)マイクロソフト社のサービス終了に合わせて対応を終了

 

更新日: 2020年 4月 01日

概要:
  • 長期にわたる改修を安全に完了し、 燃料品質に応じた安定的・効率的な燃焼制御とスタートアップから定常運転まで大幅な自動化を実現しました。
概要:
  • 最先端バイオ医薬工場への導入事例
  • バッチプロセスのスムースな運用
  • フィールドデジタルによるプロアクティブ保全の実現
業種:
概要:
  • 新設油脂化学プラントへのCENTUM CS 3000 / ProSafe-RS統合システムの 短納期立上げ

概要:
  •  鶏ふん発電設備の安定操業を支えるCENTUM CS 3000の導入事例
概要:
  • Yokogawa's integrated solutions control FGD processes at Romania's largest power plant
  • SO2 and dust emissions are controlled within the EU environmental standards
業種:
概要:
  • At the company's Ulsan resin plant, six Exaquantum servers were connected to CENTUM CS 3000 and other vendor's systems.
  • KKPC needed to expand its SBC capabilities and improve production efficiency at its plants.
概要:
  • カーボンブラック製造工程へのExaquantum導入事例
  • 製造機器情報のデータベース化推進と作業効率の大幅改善
メディア出版物
概要:

Modern historians do much more than just store process data. They also provide analysis, reports, and valuable operational and business information.

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