横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

レーザ形濁度計 TB600G
お知らせ: 本製品は、2018年6月29日に販売終了しております。 下記の推奨代替製品をご参照ください。:

*後継機種の仕様選定につきましては、担当営業にお問い合わせください。

レーザ形濁度計TB600Gは、濁度成分がセル内を通過した時の半導体レーザ透過光の強度変化を検知し、濁度に換算して表示します。
半導体レーザ光の採用により、0.1 μmの粒子も感知するので、特に膜ろ過法における膜の破断検知や状態監視に最適な高感度な濁度計です。また、「クリプトスポリジウム暫定対策指針」で管理が必要なろ過池出口の濁度計としても使用できます。

特長

  • 半導体レーザ方式を採用
  • 0.1 μmの粒子も感知
  • 0.0001度が測定可能な高感度
  • 測定液の色、粒子の形、成分の影響を受けない
  • 加圧形脱泡槽を採用し、気泡の発生を抑制
  • 濁度計が自立形水質架台にセットされているので、簡単な配線と配管の取付工事だけで設置可能

 

測定原理

半導体レーザ方式

 

アプリケーション

  • 浄水の膜ろ過法の膜破損検知に
  • 「クリプトスポリジウム暫定対策指針」に対応、ろ過池出口の濁度監視用に

詳細

測定範囲 0.0000~2.0000 mg/l、NTU、度
測定流量 0.5~5 l/min (検出器流量:50 ml/min)
測定液圧 20~300 kPa
測定液温 0~40°C
最小分解能 0.0001 mg/l
繰返し性 ± 3%FS以下(FS:レンジ上限設定値)

関連情報

TB600Gの簡易校正機能について
(an-tb600-05-simple-calibration)
TB600Gレーザ形濁度計は、弊社で定めている基準のカオリンまたはPSLにて校正して出荷しています。 これらの基準物質は、生産地や製造ロットにより品質が多少ことなります。 また、お客様の手分析値と異なることがあります。 このような場合は、お客様の手分析値に合わせ込む機能が用意されています。 ...
TB600Gの平均値出力について
(an-tb600-04-average-output-value)
TB600G レーザ形濁度計は、所定時間の平均値を測定値として表示および出力します。 所定時間は、下記より選択します。 「6SEC」:瞬時値を表示および出力します 「1MIN」:1分間の測定平均値(移動平均値)を表示および出力します 「10MIN」:10分間の測定平均値(移動平均値)を表示および出力します ...
TB600Gの出力信号について
(an-tb600-03-output-signal)
アナログ出力は、4~20mA DC(負荷抵抗最大550Ω)1点です。 出力レンジは、測定範囲内で任意に設定可能です。
TB600Gの校正について
(an-tb600-06-calibration)
TB600G レーザ形濁度計は、1年に1回の校正を行ってください。 ただし、設置現場での校正はできません。当社工場に引き取っての校正となります。
TB600Gの気泡対策について
(an-tb600-07-bubbles)
TB600G レーザ形濁度計は、気泡による指示値の変動やドリフトが問題となります。そのため、測定水が測定槽に入る手前に加圧形脱泡槽を設置します。 加圧形脱泡槽では、オーバーフローを大気開放せずに、ニードル弁を介して排出する様にしました。ニードル弁を絞ってプロセス圧力を維持し、気泡発生を抑制します。この場合、測定槽の出口側にもニードル弁を設置する必要があります。このニードル弁の出口側で大気開放し、立下り配管による減圧を防止します。 ...
実施周期は個々の運転条件により変わりますので、下表を目安に適切な周期で実施してください。 なお、設置現場でのレーザの交換はできません。当社工場に引き取っての交換となりますので、1年に1回の引き取り校正時に併せて交換することを推奨します。 点検・保守項目 周期 測定セル内の点検・清掃 1回/3ヶ月 乾燥剤の交換 1回/3ヶ月 校正 1回/1年 レーザ光の交換 1回/1年 ...
測定槽への通水が停止されると、一般には気泡が発生しやすくなり、出力が突変したり上昇傾向になったりします。 夜間などに定常的に断水する場合は、出力を停止することをお奨めします。 再通水後は、指示が安定してから(1時間程度)、出力の停止を解除してください。 ...
TB600Gの測定水の条件について
(an-tb600-02-water-condition)
サンプリング装置なしの場合(濁度計入口での条件) 測定水流量:1.5~2 ml/min 測定水温度:0~40℃ サンプリング装置付きの場合(サンプリング装置入口での条件) 測定水流量:0.5~5 L/min 測定水温度:0~40℃ 測定水圧力:20~300 kPa ...
設置場所:屋内(屋外設置には、別途防雨処理が必要) 周囲温度:0~40℃(ただし、測定水が凍結する場合は、凍結対策が必要) 周囲湿度:5~85%RH(ただし、結露しないこと) ...
当社には、TB700G 透過散乱形濁度計、TB700H 高感度透過散乱形濁度計の他に、TB400 表面散乱形濁度計およびTB600 レーザ形濁度計が用意されています。 それぞれの測定方式の特徴により、適したアプリケーションがあります。 下表に、アプリケーション別推奨機種を示します。   上水道 下水道 工場排水 海水 原水 混和水 沈殿水 未ろ過水 ろ過水 浄水 配水 膜処理水 ...
JIS K 0101「工業用水試験方法」では4種類の濁度が定義されていますが、連続測定に使用されている濁度計は、JIS K 0801「濁度自動計測器」では透過光散乱光方式と表面散乱光方式のみが採用されています。 「上水試験方法」では、連続測定機器として透過光方式、散乱光方式、積分球光電光度方式に加えて透過光散乱光方式が採用されています。 しかし、連続測定用濁度計として広く市販されているのは、透過光散乱光方式と表面散乱光方式の2種類です。 各方式について、基本構成図と主な長所・短所を下表に示し...
SS(浮遊物質、懸濁物質)とは、水中に懸濁している不溶解性物質のことをいい、「上水試験方法」では「2mmのふるいを通過し、孔径1μmの濾過材上に残留する物質を浮遊物質とする。」と定義しています。 浮遊物質の量は、水の濁り、透明度などに影響を与えますが、厳密な意味で濁度との相関関係はありません。 SSの測定法は、「網目2mmのふるいを通過した一定量を孔径1μmの濾紙で濾過し、その残留物を105~110℃で2時間乾燥し、秤量してもとめる」としています。 SSの単位は「試料1リットル中...
濁度計の校正について
(an-tb-05-calibration)
あらかじめ光学系の測定部分および配管の洗浄を行った後、定期的にゼロ濁度標準液および濁度標準液を通水して、濁度計のゼロ点およびスパンを校正します。 (1)ゼロ点校正 濁度計にゼロ濁度標準液を通水する。 指示値が十分に安定するまで通水した後、ゼロ点を合わせる。 下表にゼロ濁度標準液について示します。 測定範囲 ゼロ濁度標準液 0―2度未満 水道水を0.2μmのフィルタで濾過した水。 0―2度以上 水道水を1μmの...
濁度標準液について
(an-tb-06-liquid)
スパン校正に使用する濁度標準液は下表の3種類ですが、それぞれ準拠する規格も異なり、また測定方式によってもばらつきがあります。 したがって、濁度の測定値はどの濁度標準液によって値付けしたのかを明確にしておくことが必要です。 標準液の種類 準拠する規格など カオリン JIS K0101「工業用水試験方法」 日本水道協会「上水試験方法」 ポリスチレン(PSL)  平成15年厚生労働省告示第261号    日本水道協会...
濁度計の公定法対応について
(an-tb-08-official-method)
公定法では、濁度測定に使用する装置(濁度計)の特性を下記のように定めています。 定量下限値 :0.1度以下(変動係数10%) 保守管理基準:±0.1度 上記の特性は、濁度計のレンジの上限値が5度以下の場合に適用が可能です。 なお、ここでいう公定法とは、「水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法」(平成十五年七月二十二日 厚生労働省告示第二百六十一号)を指します。 計器の性能として、定量下限値が設定されています。 また、変動係数とは(標準偏差/平均値)...
TB700G、TB700HおよびTB400Gには、通常の保守でスパン校正用として使用するチェックプレートを付属しています。 チェックプレートは、保守時に簡便に校正チェックするためのものです。 正確な校正が必要な場合やレンジ変更した場合は、濁度標準液でのスパン校正を実施してください。濁度標準液でスパン校正を実施した後は、付属されているチェックプレートの値も変更してください。 なお、このチェックプレートに書かれている濁度値は、標準液を使用して製品個々のゼロおよびスパン校正した後に組み合わせて値付け...
濁度の定義と単位について
(an-tb-01-definitions-units)
濁度の定義およびその単位は、JIS K0101「工業用水試験方法」で次のように定められています。 「濁度とは水の濁りの程度を表すもので、視覚濁度、透過光濁度、散乱光濁度及び積分球濁度に区分し表示する。カオリン標準液と比較して測定する場合には、“度(カオリン)”を単位とし、ホルマジン標準液と比較して測定する場合には、“度(ホルマジン)”を単位として表す。」 上記の4種類の濁度の指示は、いずれもカオリンまたはホルマジン標準液によって校正されます。 ...

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