横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

Vol.55 No.1 (2012)

No.1 電気計測製品の新展開 特集

巻頭言 計測の意義と計測にもとめられるもの (PDF:177KB/2ページ)

  • 金子 洋 *1

*1 横河メータ&インスツルメンツ 社長


持続可能社会実現への電気計測製品の貢献 (PDF:583KB/2ページ)

  • はが 憲一朗 *1

*1 横河メータ&インスツルメンツ株式会社 マーケティング室

横河電機は電気計器(メータ)の国産化を目指して1915 年に創業され,メータをはじめとする高品質の電気・電子測定器を世に送り出すことによって様々な技術や産業の発展に貢献してきた。21 世紀に入り地球規模での課題となっている持続可能社会実現に向けた当社の電気計測の貢献について紹介する。


波形測定ソリューションの展望 (PDF:305KB/2ページ)

  • 小柳 伸男 *1

*1 横河メータ&インスツルメンツ株式会社 基本測定器センター

波形測定器は時間軸上で物理現象の変化を観測する,もっとも基本的な測定器である。その方式はアナログからディジタルへと進化し,単に波形を観測するだけでなく,波形データ解析や演算機能が充実し,さらにアプリケーションに特化した機能を搭載するようになった。横河メータ&インスルツメンツはメカトロニクス,および省エネルギー機器開発に役立つ波形測定器として,DL シリーズを提供している。本稿では波形測定ソリューションの現状と今後の展望について紹介する。


電力測定ソリューションの展望 (PDF:270KB/2ページ)

  • 大平 栄一 *1

*1 横河メータ&インスツルメンツ株式会社 基本測定器センター

近年,地球温暖化防止など環境問題にも関連して推進されてきた,省エネルギー化への取り組みが活発になってきている。当社は機器の消費電力を正確に測定する電力計を開発・販売して社会に貢献してきており,省エネルギー化に関連する規格対応,省エネルギー化の切り札とも言えるインバータの効率測定,あるいは販売が開始され関心が高まってきている電気自動車(EV)の電費改善等で,インフラも含め電力測定のソリューション提供を進めている。


スコープコーダDL850 リアルタイム演算機能 (PDF:1391KB/6ページ)

  • 中山 悦郎 *1
  • 山本 千秋 *1

*1 横河メータ&インスツルメンツ株式会社 基本測定器センター

近年,省エネルギー化を実現するために,インバータをはじめとする省エネルギー機器の開発が盛んに行われている。これら機器の開発現場では,開発効率向上のため,開発中の機器の効果についてその場ですぐに確認を行いたい。このような状況から,測定器に対しては,単純にデータを記録するだけではなく,測定したデータから電力値や効率をその場で演算できる機能が求められている。弊社では,多チャネル波形測定器としてDL850を開発し提供しているが,このような要求に基づいて,DL850 に測定データをリアルタイムに演算処理し,電力値や効率等をリアルタイムに測定できる機能を開発した。本稿では,その概要とアプリケーション事例を紹介する。


プレシジョンパワーアナライザWT1800 の高速リアルタイム電力測定技術 (PDF:808KB/4ページ)

  • 塩田 敏昭 *1
  • 高田 健司 *1

*1 横河メータ&インスツルメンツ株式会社 基本測定器センター

インバータ機器の高速化に対応すべく,従来機種に対しサンプリング速度を10 倍,周波数帯域を5倍に向上させたプレシジョンパワーアナライザWT1800 を開発した。本器の主な仕様は,基本確度が0.15%, 電圧・電流の周波数帯域がDC および0.1 Hz ~ 5 MHz (-3 dB, Typical) である。入力エレメントを最大で6エレメントまで装備でき,三相インバータ機器の効率測定を1台で行える。また,新たに過渡的な電力を測定可能とする高速データ収集モードも搭載した。本稿では,これら機能向上を実現したリアルタイム電力測定の高速化技術について述べる。


高性能・多機能な小型OTDR の開発 (PDF:980KB/4ページ)

  • 吉田 寛美 *1
  • 天川 善仁 *1
  • 太田 克志 *1
  • 内山 晴義 *1

*1 横河メータ&インスツルメンツ株式会社 光測定器センター

OTDR (Optical Time Domain Reflectometer) は,敷設した光ファイバ線路の品質を測定するために欠かせない測定器である。近年,世界中でFTTH (Fiber To The Home) やFTTB (Fiber To The Building) が急速に普及しており,OTDR に要求される試験ニーズも増え,多様化している。AQ1200 MFT-OTDR シリーズでは,それらの要求に応えるべく高性能,多機能な小型OTDR を実現し,対応するソリューションを提供している。本稿では,FTTH のPON (Passive Optical Network) を対象としたOTDR 波形品質の改善他,作業性向上アプリ,光学モジュールの小型化設計技術について紹介する。


光スペクトラムアナライザAQ6370C の高速測定技術 (PDF:1029KB/4ページ)

  • 小島 学 *1
  • 森 徹 *1
  • 金子 力 *1
  • 山本 智一 *1
  • 堀口 篤 *1
  • 石原 元太郎 *1

*1 横河メータ&インスツルメンツ株式会社 光測定器センター

波長軸方向にデータを多重するWDM (Wavelength Division Multiplexing) 方式の急速な普及により,光スペクトラム測定は重要かつ欠かすことのできない測定項目となった。光スペクトラムを測定・解析する光スペクトラムアナライザは,光通信用デバイスの高性能化や低コスト化にともない,高性能・高機能かつ,高スループット測定などが重要視されてきている。AQ6370C は,これらの要求に応えるべく高波長確度,高波長分解能,高ダイナミックレンジを実現し,さらに100 nm を0.2 秒以下という測定時間を実現している。ここでは,これらの光スペクトラム技術について報告する。


長時間生細胞観察を可能にする共焦点スキャナボックス (PDF:1125KB/4ページ)

  • 高井 浩典 *1
  • 八谷 憲二 *1
  • 桑原 洋平 *2
  • 景 虹之 *1

*1 ライフサイエンスセンター開発部
*2 ライフサイエンスセンター営業部

共焦点スキャナボックスCellVoyager CV1000 は生きた細胞を長期間,複数の視野で,3次元で観察することを可能にした装置である。励起光源を含め,従来のレーザ顕微鏡システムと同等の共焦点光学系をベースにインキュベータ機能,XYZ 自動観察ステージ,オートフォーカス機能,および高速高感度電子増倍型EMCCD カメラを組み合わせ,オールインワンのコンセプトでコンパクトに設計された新しい形の共焦点レーザ顕微鏡である。横河電機独自の共焦点スキャナが持つ細胞への低ダメージ性を生かして,実験環境を高安定に制御し,長時間の生細胞観察を可能にした。本装置は,マウスの着床前初期胚発生過程の長時間3次元イメージングや,多能性幹細胞のコロニーが形成される過程の観察など様々な研究に広く利用される。



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