インドの大型超臨界圧火力発電所向け制御システムを一括受注

2013年10月30日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)の子会社であるヨコガワ・インディア(本社:インド カルナータカ州バンガロール 社長:村田 努)は、クドゥギ超臨界圧石炭火力発電所※1向けの制御システムを、インド火力発電公社(NTPC Ltd.)※2から受注しました。

 クドゥギ超臨界圧石炭火力発電所は、総出力240万キロワット(80万キロワットの発電ユニット3基)の発電所で、運営会社であるNTPCによってカルナータカ州ビジャープル県に建設されます。完成すると、総出力はNTPCの超臨界圧火力発電所としては最大となります。また、発電ユニット1基当たりの発電能力もインド国内最大規模の超臨界圧火力発電所と並びます。第1ユニットの操業開始は2015年6月を予定しています。

 YOKOGAWAが納入する主な製品は、ボイラとその付帯設備の制御を行う統合生産制御システム「CENTUM® VP(センタム・ブイピー)」、差圧・圧力伝送器「DPharp EJAシリーズ(ディーピーハープ・イージェーエー)」、酸素濃度計、水質分析計、画像監視システム(CCTV)、無停電電源装置、および構内通話システムです。このプロジェクトのエンジニアリング、機器据付、試運転、運転員の訓練を含むプロジェクト全体の遂行はすべてヨコガワ・インディアが行います。発電所が完成すると、YOKOGAWAが制御システムを納入する超臨界圧発電ユニットとして、1基当たりの発電能力は過去最大です。また、インド向け超臨界圧石炭火力発電所向け制御システムの受注としては今回で4件目、累計で10システムとなります。

 このプロジェクトを受注できた主な要因としては、製品の信頼性、ヨコガワ・インディアの高いエンジニアリング能力とプロジェクト遂行能力、およびNTPCのプロジェクトを初めとしたインドの発電所やプラント付帯の発電設備向けに300システム以上の制御システムを納入した実績がユーザから高く評価され、信頼を得たことなどがあげられます。

 インドでは、急速な経済発展にともない電力需要が急増しています。同国政府は、電力の安定供給に向けて大型石炭火力発電所の建設や老朽化した発電所の改修プロジェクトを多数計画しています。電力市場の拡大が続くインドに対し、YOKOGAWAは電力プラント向け制御事業を強化していきます。

※1 超臨界圧石炭火力発電
ボイラから蒸気タービンへ送られる水蒸気を、水の臨界圧を超える高温・高圧まで上げることによって、より少ない熱消費量で効率的に発電を行うことができる発電技術。温室効果ガスの排出量も削減できる。

※2 インド火力発電公社 (NTPC Ltd.)
1975年に国営企業として設立。現在も75%の株式を政府が保有する同国最大の火力発電会社。

以上

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