【横河電機/ドイツ神経変性疾患センター】創薬支援システムの共同開発に関する契約を締結

2010年10月20日発表

横河電機株式会社
ドイツ神経変性疾患センター

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀周造 以下 横河電機)とドイツ神経変性疾患センター(Deutsches Zentrum für Neurodegenerative Erkrankungen 以下DZNE)は、このほど新薬の候補となる化合物のテストを自動化する創薬支援システム「CellVoyager™ (セルボイジャー)CV6000」の機能を拡張する共同開発に関する契約を締結しましたのでお知らせします。
 今回の契約締結により、DZNEの創薬研究に関する豊富な知識・経験と、横河電機の業界最先端の創薬支援システム技術を連携させて、新薬開発の効率アップに貢献します。

CellVoyager CV6000
CellVoyager CV6000

 新薬開発の現場では、時には数百万種にものぼる新薬候補の化合物の中から有望なものをふるい分ける(スクリーニングする)工程において創薬支援システムを用いて自動化、高速化することにより、開発効率を高めようという動きが拡がりつつあります。
 横河電機のハイスループット細胞機能探索システム「CellVoyager CV6000」は、業界最速のスクリーニング速度※1、業界最高の分解能※1と鮮明画像により開発効率の改善をサポートします。
 DZNEは、アルツハイマー病やパーキンソン病など神経変性疾患の予防、診断、治療に関する分野で世界トップクラスの研究機関です。大学や医療機関との協業を重視し、臨床に活かせる研究に積極的に取り組んでいます。ドイツ連邦政府と地元自治体が運営し、約300人が研究に従事しています。DZNEでは、横河電機のCellVoyager CV6000をいち早く導入し、これらの疾患の予防や治療のため、高度な分子研究など最先端の研究に取り組んでいます。

 今後、横河電機は、DZNEの創薬研究のノウハウや知識を活かして「CellVoyager CV6000」を進化させ、研究現場のニーズにあった機能、操作性を実現します。また、製薬会社、研究機関を対象とする「CellVoyager CV6000」のデモンストレーションをDZNEで行うことも予定しています。DZNEとしても、自らの要望を反映した最新の「CellVoyager CV6000」を活用し、ES細胞※2を使う先進的な分野も含め、効率的に研究に取り組むことが可能になります。

 横河電機は、最先端の研究に取り組むDZNEに高く評価されて共同で開発することに至ったことを弾みとしてさらなる製品開発を進め、創薬支援システム市場で世界シェアNo.1をめざします。

以上

ハイスループット細胞機能探索システム「CellVoyager CV6000」について

 細胞を生きたままリアルタイムに観察できる共焦点スキャナユニットを利用した画像観察機構、多数のサンプルを高速に観察する精密位置決め技術による駆動機構とサンプルとなる細胞を培養するインキュベータ機構の3つの機構で構成されています。

※1 2010年10月現在 当社調べ

※2 ES細胞
胚由来の万能細胞。さまざまに異なる細胞に分化し、増殖する能力を持つ。再生医療への応用が期待されている。

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