2007年横河技報[Vol.51 No.3]

No.3 ファシリティ・マネジメント特集号

ファシリティ・マネジメント事業の狙いと戦略 (PDF:313KB/2ページ)

  • 木村 和彦 *1

*1 取締役 専務執行役員


次世代ファシリティ・マネジメントシステムの技術展望 (PDF:662KB/4ページ)

  • 桑原 一 *1
  • 富田 俊郎 *2

*1 SOL事業部 ファシリティ・マネジメントマーケティング部
*2 YIC代表取締役社長

これまで構造物として認識されていた施設を,経営的な視点から総合的に管理,運営しようとする活動が活発である。次世代ファシリティ・マネジメントシステムは,この要求に応える機能が求められる。ここでは,当社が開発したファシリティ・マネジメントシステムASTREA シリーズが提供する3 つの新しいソリューション:省エネルギー,安心,業務効率改善を通じて,次世代ファシリティ・マネジメントシステムを展望する。


設備制御システムASTREA FM1000 (PDF:537KB/4ページ)

  • 田中 宏明 *1
  • 川勝 厚志 *2
  • 堂本 功 *2

*1 SOL事業部 ファシリティ・マネジメント事業推進部
*2 SOL事業部 ファシリティ・マネジメント開発部

従来の設備制御システムでは,メーカー毎の独自アーキテクチャーのため他社製品との接続が難しく,選択できる機器が限定され,最適なシステム構成を実現することが困難であった。これらの問題を解決するために,設備制御システムASTREA FM1000を開発した。ASTREA FM1000は,操作監視ソフトウエア,エリアサーバー,コントローラーから構成される。オープンプロトコルとしては,国際標準となっているBACnetとLonWorksを採用することで,マルチベンダー機器によるによるシステム構成,マルチインテグレーターによるインテグレーションが可能となり,従来クロースドシステムでは困難であった当社の省エネルギーアプリケーションパッケージを,容易に組み込むことができるようになった。また,空調アプリケーションに特化したコントローラーを使用することにより,エンジニアリングコストの低減が可能となった。本稿では,システムの特長,機能について紹介する。


エリアサーバーと無線センサー・操作設定リモコン (PDF289KB/4ページ)

  • 斎藤 等 *1
  • 亀園 寿文 *1
  • 濱松 信夫 *2
  • 北野 欽一 *1

*1 SOL事業部 ファシリティ・マネジメント開発部
*2 SOL事業部 ファシリティ・マネジメントマーケティング部

設備制御システム ASTREA FM1000 の開発に際して,システムの要となるエリアサーバー,及び無線センサー・操作設定リモコンを開発した。エリアサーバーは,幹線ネットワークと制御ネットワークの間に位置してゲートウェイ機能を提供している。通信プロトコルはそれぞれ業界標準の規格であるBACnet,LonWorksに対応し,自由度の高いシステム構築を可能にした。スケジュール運転,連動管理などの基本機能に加え,幹線ネットワークの障害に対して復旧時にデータのリストアを行うなど,システム全体の耐障害性を高めている。無線センサー・操作設定リモコンは,電源配線,信号配線を不要にし,設置場所の変更を容易にするメリットを提供する。電池2本で2年以上の動作を目指して,ハードウエア,ソフトウエアの両面から低消費電力設計を行った。無線データとLonWorksネットワークデータ間のゲートウェイ機能を持つ無線親局を開発し,システム内への無線機器の取り込みを容易にした。


エリア管理システムASTREA AM1000 (PDF:342KB/4ページ)

  • 古川 陽太 *1
  • 田中 寿一 *2
  • 安藤 嘉朗 *1
  • 栗原 洋介 *1

*1 SOL事業部 ファシリティ・マネジメント開発部
*2 SOL事業部 ファシリティ・マネジメント事業推進部

工場やプラントは,研究開発,事務,生産などのエリアに分類できる。今回開発したエリア管理システムASTREA AM1000 は,各エリアに適した安心・安全を提供する。現在,研究開発エリアでは,企業情報やノウハウ等の秘匿情報流失が,また,事務エリアでは,個人情報漏えいがそれぞれ大きな問題となっている。一方,生産エリアでは,極限まで人員が削減されたために,安全確保が大きな課題になってきている。これらを解決するため,ASTREA AM1000では,研究開発エリア,事務エリアに対しては入退管理サブシステム,生産エリアに対しては安全支援サブシステムを用意した。入退管理サブシステムは,Webカメラを用いた監査証跡管理が特長である。また,防爆エリアでの非接触ICカードを利用するソリューションも提供する。安全支援システムは,作業者の位置と状態(歩行,停止,倒れ)を,リアルタイムに把握し,緊急時に発報するシステムである。


歩行計測システムとその応用 (PDF:350KB/4ページ)

  • 花若 増生 *1
  • 沢村 昌治 *1
  • 藤本 直之 *1
  • 佐藤 明 *1

*1 SOL事業部 ファシリティ・マネジメント開発部

MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を採用した小型軽量のジャイロセンサーおよび加速度センサーを用いて,足の挙動を3次元で計測できる歩行計測センサーを開発した。更にこの歩行計測センサーに無線送受信機能を持たせることで,歩行時の人の動きをリアルタイムに解析できる歩行計測システムを,ASTREA PMシリーズとして開発した。従来,無線LAN などを使って行われてきた屋内での位置計測では十分な精度と安定性を確保することが困難であったが,本方式では自律型の計測方式を採用することで,無線電波の不安定性を排除することができた。また,歩行時の足の動きをモデル化して効果的にセンサードリフトを除去することで,屋内での使用に必要な精度と安定性を確保することができた。その結果,屋内での移動距離,移動時間,歩行軌跡,移動中の動作状態等のリアルタイム解析が可能になった。このシステムの適用により,工場生産ラインでの正確なタクト管理,省人化工場での安全支援,リハビリ医療での定量的な歩行解析等が可能になるものと期待している。


工場設備の中央監視制御システム導入事例 (PDF:221KB/2ページ)

  • 阿部 康一 *1
  • 間中 章伊 *1
  • 水野 寿雄 *1

*1 SOL事業部 ファシリティ・マネジメント事業推進部

近年,工場における中央監視制御システムには,電力設備,空調設備,熱源設備,照明設備,衛生設備,セキュリティ設備などの,多量なデータを統合した設備監視制御と省エネルギー制御,エネルギー解析・管理が求められている。その実現には,安全かつ高速な情報処理とオープンネットワークが必要である。本稿では,この要求をASTREA FM1000 とExaquantum を用いて実現した事例について述べる。


事業所への入退管理システム導入事例 (PDF:417KB/2ページ)

  • 田中 寿一 *1
  • 木下 弦 *1
  • 二川 圭一 *1

*1 SOL事業部 ファシリティ・マネジメント事業推進部

異なる所属・権限が混在して複雑な入退管理を実施している事業所の事例として,当社金沢事業所への導入・運用事例を紹介する。


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