横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

MLSS計 SS400G, SS300G

SS400G MLSS計は、発光部と受光部を搭載したMLSS検出部と、一目で数値が読みとれるデジタル表示のMLSS変換器及び各種ホルダで構成されています。従来の機器に比べ、扱い易い軽量コンパクト設計で、かつメンテナンスが行い易い構造となっています。

SS400G MLSS変換器は、500-20000 mg/l(ppm)と広範囲な測定範囲をカバーしています。また、マイクロプロセッサ搭載により、他のEXAシリーズと同様、多種の自己診断機能や警報接点出力などの機能が充実し、操作性も優れた変換器です。
SS300G MLSS検出器は、測定方式として透過光散乱光比較方式を採用し、光学系の配置にも考慮した設計となっています。これにより、外乱光の影響を受けにくい検出器となりました。また、付加仕様にてジェット洗浄を選択できますので、汚れのひどいアプリケーションでも連続的に安定な測定が可能です。

特長

変換器

  • 出力レンジが0-1000 mg/l から0-20000 mg/l と広範囲をカバー
  • 異なる2つのレンジが出力可能
  • 接点出力が豊富
  • 光源異常など自己診断機能が充実

検出器

  • 保守が容易な軽量・小型のプローブ形検出器
  • 光源及びディテクタの交換が原則不要
  • 外光の影響を削除できるパルス点灯方式
  • 界面での反射光の影響を受けにくい光学系の配置
  • ジェット洗浄装置を用意
  • フロート形ホルダをはじめ、アプリケーションに合った各種ホルダをラインナップ

 

測定原理

透過散乱比較方式(近赤外パルス点灯方式)

 

アプリケーション

  • 下水、工業排水などの処理プラントにおける曝気槽(ばっきそう)内の懸濁特質濃度(MLSS)測定に
  • 放流水の懸濁物質濃度(SS)測定に (ただし、中和反応処理施設や海水では使用できません)
実施周期は、個々の運転条件により異なります。 良好な運転状態を保つため、下表を目安に適切な周期で実施してください。 点検・保守項目 推奨周期 備考 測定窓の洗浄 1~2ヶ月 校正を実施するときに行ってください。検出器を引き上げて、検出器ボディを清浄な水に浸した状態にし、ティッシュペーパなどの柔らかいもので汚れを拭き取ってください。 プリズムアセンブリシール用Oリングの交換 6ヶ月 シール用Oリングに異常(...
自動洗浄装置は、ジェット洗浄(水または空気)とワイパー洗浄を用意しました。 (1)ジェット洗浄 用意できるユーティリティにより、水ジェット洗浄にするか、エアジェット洗浄にするかの使い分けをしてください。 寒冷地で水ジェット洗浄を用いる場合は、凍結等に注意してください。 エアジェット洗浄の場合は、管内および空気タンク内の結露に注意してください。 (2)ワイパー洗浄 ワイパー洗浄の場合は、洗浄用のユーティリティおよび洗浄配管等が不要です。 定期的な保守としては、ワイパーの交換が必要です。 ...
MLSS変換器の設置環境について
(an-mlss-ss400g-01-installation-env)
設置場所:屋内および屋外(ハウジングの構造:IP65/NEMA 4X) 周囲温度:-10~55℃ 周囲湿度:10~90%RH(ただし、結露しないこと)
SS400Gの出力信号について
(an-mlss-ss400g-02-output-signal)
アナログ出力は、4~20mA DC 2点です。 出力レンジは、測定範囲内で任意に設定可能です。 また、ゼロサプレッション(レンジの60%まで)もできます。 さらに、下記の出力機能を使用することができます。 保守中、校正中および洗浄中に、出力を直前の測定値または予め設定した値にホールドする機能があります。 FAIL状態で、高電流または低電流を出力する「BURN」機能があります。 ...
SS400Gの接点出力について
(an-mlss-ss400g-04-contact-output)
上下限警報や異常を知らせる接点出力が4点用意されています。 接点出力S1, S2, S3:上下限警報、ホールド、洗浄 接点出力FAIL:異常
SS400Gのレンジ切替え機能について
(an-mlss-ss400g-03-range-switch)
レンジ切替えは、2レンジ切替えまでできます。 また、切替えの方法は、下記から選択して設定することができます。 マニュアルレンジ切替え リモートレンジ切替え リモート切替えは、リモートレンジ切替え用接点入力を使用します。 ...
MLSS検出器の設置について
(an-mlss-ss300g-02-installation)
MLSS検出器は、ホルダに組み込んで、測定に最も適した位置に浸漬させます。 測定点は、次の条件を満たすところを選びます。 検出器先端と壁面および障害物との距離が70mm以上離れているところ 測定液が界面を生じる場合は検出器先端と界面との距離が70mm以上離れているところ 検出器の測定窓部が太陽光などの強い光を受けないところ ...
測定液温度:0~50℃ 測定液圧力:0~200kPa 測定液流速:1m/s以下 なお、測定液の流速は、気泡が検出器の窓ガラス部分付着するのを防ぐため、20cm/s以上を推奨します。 ...
MLSSは活性汚泥処理のプロセスでのみ使われる用語です。 一方、SSは広い範囲で浮遊物質を表す用語です。 測定の方法は、測定水を蒸発・乾燥させてその残量を求めるもので、両者ともほとんど同じです。 ...
SSとは、Suspended Solidsの略称で、水中に浮遊している不溶解性物質をいいます。 SSの測定は、水と不溶解性物質を分離して質量を測定する方式が基礎で、単位はmg/Lです。 しかし、SSの量と濁度の値には一定の関係を示す場合が多く、光学法を用いた方式もSS計として利用されています。 ...
活性汚泥処理法とは?
(an-mlss-04-method)
有機性窒素やリンを栄養源とする原生動物・細菌(これらの生物を活性汚泥菌といいます)を利用して汚水を浄化する処理法の一つです。 活性汚泥菌を含んだ汚水に空気を吹き込むと、凝集が始まりフロックが形成されます。フロックは沈殿槽で沈殿し、汚水は浄化されます。 空気を吹き込むための水槽を、ばっ気槽といいます。 ...
MLSS計は、下水処理施設や排水処理施設のばっ気槽で使われます。 ばっ気槽で安定した処理を行うためには、活性汚泥濃度を常時監視する必要があります。 活性汚泥菌が多すぎても少なすぎても良い処理ができず、運転に支障が生じます。 活性汚泥濃度は、下水処理および排水処理の最も重要な指標です。 ...
MLSS計の校正証明書は、下記製品について発行できます。 SS400G MLSS変換器(検出器は対応できません) 装置入口での条件校正証明書の種類としては、下記の4種類が用意できます。 なお、国家検定標準物質を使用しての校正証明書の発行には対応できません。 国家標準との関係を自己宣言したもの 社内トレーサビリテイの仕組みを示すもの 納入製品に関係する照合用標準器一覧表 納入製品の検査に使用された作業用計測器一覧表 ...
MLSS計の校正について
(an-mlss-06-calibration)
MLSS計の校正は、以下のような状況の場合に行います。 検出器を交換したとき 検出器のプリズムアセンブリを交換したとき MLSS計の測定誤差が許容値を超えたとき 定期的な保守を実施した後 校正の種類としては、下記の方法があります。 ・ 実液校正法(3点校正): 測定液を基準にしている計器または手分析で測定し、その値に合わせこむ方法です。 MLSSの値は、測定液(汚濁混合液)の性状により異なります。そのため、測定レンジの100%付近の測定液を採取して100%点を合わせこみます。 ...
MLSSとは、Mixed Liquor Suspended Solidsの略称で、活性汚泥処理におけるばっ気槽(エアレーションタンク)内の汚泥混合液の浮遊物質のことをいいます。 活性汚泥処理を行う際の最も重要な指標で、単位はmg/Lです。 ...
MLSS検出器のホルダの選定について
(an-mlss-ss300g-03-select-holder)
MLSS計検出器を組み込むホルダは、それぞれ次のような特長があります。 ホルダは、測定液の性状や測定場所の状態を考慮して選定してください。 (1)PH8HGガイドパイプ ガイドパイプは、長さ2mの硬質塩化ビニル樹脂でできています。このパイプの中に検出器を吊り下げて測定します。 測定液の温度変化が少ない液の測定を行う場合に適している簡便な保持方法です。 ガイドパイプを約20°傾斜させて設置することにより、検出器測定窓部での気泡の滞留を防ぎます。 (2)DOX8HS潜漬形ホルダ 45&d...

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