横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

Single Cellome Unit SU10

ナノピペットで1細胞解析の新しい未来を切り開きます

ナノピペットを使用した細胞穿刺とインジェクションなどを自動化する顕微鏡コンポーネントシステムです。
低侵襲のためライブセルを対象とした1細胞の操作と解析が可能になります。

低侵襲の1細胞解析

SU10

  • 先端径が百ナノメートルレベルの超極細ガラスピペット(ナノピペット)を採用することで細胞への低侵襲を実現しました。

  • 精密3軸アクチュエータ(XYZ方向)を搭載し、細胞への精密な位置決めと穿刺が可能です。

  • イオン電流計測による細胞表面検知によりZ方向の自動制御を実現しました。

  • 穿刺と抜去時の適切なスピードコントロールにより細胞へのダメージを最小限に抑制しています。

  • ナノピペット先端の電気化学現象を応用した微小ポンプによるインジェクションとアスピレーション*1が可能です。

*1 アスピレーション機能のご使用に際しては注意点がありますので、別途お問い合わせください。
*2 顕微鏡は本製品に含まれません。

精密な位置決め

ステッピングモータとピエゾ素子アクチュエータとを組み合わせ、3軸XYZ方向のロングストローク(90㎜)と精密位置決め(設定分解能1nm)を両立しました。

精密な位置決め

 

細胞検知・穿刺の自動化

イオン電流計測によりナノピペット先端が細胞膜に接近したことを自動的に検知します。その後、細胞へのダメージを最小限に抑えたスピードコントロールで自動的に穿刺します。

細胞検知・剥離の自動化

 

インジェクション

ナノピペット先端に形成された電気浸透流ポンプ機能によってインジェクションを実現します。注入量は電圧と時間の設定で相対的な調整が可能です。
インジェクション

 

アスピレーション*1

ナノピペット先端の疎水性溶液と細胞内液との界面における電気化学現象により吸引と吐出を実現しました。
*1 アスピレーション機能のご使用に際しては注意点がありますので別途お問い合わせください。

アスピレーション

 

倒立顕微鏡のコンポーネントシステム

各社の倒立顕微鏡*2と組み合わせて細胞穿刺の操作を自動化するコンポーネントシステムです。
*2 倒立顕微鏡は本製品に含まれません。

インジェクションのプロセス

ナノピペット先端の細胞表面への接近から表面検知、穿刺、注入、抜去を自動的に行います。

インジェクションのプロセス

 

インジェクションの例

下図は矢印で示した細胞に赤色蛍光たんぱく質(RFP)を0.5秒間注入し、蛍光観察した例です。

インジェクション例

製品仕様

項目   仕様
基本機能 インジェクション(注入) ナノピペット先端の電気浸透流による
アスピレーション(吸引・吐出)*1 ナノピペット先端の界面電圧制御による
3軸マニピュレータ 粗動作用(ステッピングモータ) ストローク:90mm/軸(設定分解能: 0.6μm)
微動作用(ピエゾ素子) ストローク:100μm/軸(設定分解能: 1nm)
エレクトロニクスヘッド 電圧発生範囲 -10V~+10V(設定分解能:1mV)
電流測定範囲 -100nA~+100nA
外形寸法・質量 メインコントローラ 260(W) x 99(H) x 280(D) mm、約2.5Kg
ピエゾコントローラ 236(W) x 88(H) x 273(D) mm、約4.6kg
3軸マニピュレータ 280(W) x 220(H) x 190(D) mm、約2.5kg
エレクトロニクスヘッド 35(W) x 27(H) x 95(D) mm、約0.2kg
ジョイスティック 100(W) x 135(H) x 135(D) mm、約0.5kg
消費電力 メインコントローラ+ピエゾコントローラ 100W以下
動作環境 15~35℃、20~70%RH 結露なきこと

*1アスピレーション機能のご使用には注意点がありますので別途お問い合わせください。

本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください


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