US350FM 超音波流量計 (大・中口径用)

US350FMは満水配管内の流量を測定する据付けタイプの大・中口径用超音波流量計です。

口径50~6,500mmに対応し、各種プロセスでの流量監視に適用できます。特に口径の大きい配管に設置して容易に流量を測定出来る超音波流量計です。

測定原理は、流体を伝わる超音波の伝播時間を利用しています。超音波が配管中の流体を伝わるときの流れと同じ方向および逆方向への伝播時間に差が生じることを利用して流速を求めます(伝播時間差方式)。
測定に際して配管の切断は不要です。配管の外側にトランスデューサ(検出器)を取り付けるクランプオン方式ですので、設置が簡単です。
また、流体の圧力や導電率に関わらず測定可能です。

特長

容易な設置・調整(ゼロ点調整不要)

トランスデューサは出荷時に個々に調整してあり、取付時の調整が簡単です。また、信号処理上の工夫により、通常必要とされる流量ゼロ調整も不要です。これにより設置工事での調整のための断水が不要です。

対気泡特性の向上

相関法を使った超音波信号のノイズ除去技術により、従来超音波流量計が弱いとされていた耐気泡性を向上させました。

測定精度の向上

相関法および独自の信号処理の採用により、測定精度を向上させました。

多測線による演算機能

従来の2測線演算に加え、4 測線演算(平均演算、絶対値、加減算演算)を実現しました。

出力拡張機能

接点出力 4 点、接点入力 2 点を用いて、パルス出力、アラーム出力、多重レンジ切換(自動切換/外部切換)、正逆流量検出、0 % シグナルロック、積算値リセットができます。
端子への機能割付はパラメータ設定により可能です。

 

アプリケーション

  • 上水、下水での流量測定
  • 発電所のボイラー循環水
  • 工場内の各種ユーティリティ

詳細仕様につきましては、一般仕様書をご参照ください。

仕様

性能

測定流体 液体(濁度 < 10,000 mg/liter)
測定量 体積流量、質量流量(密度設定による)、流速
配管サイズ 50 ~ 6,500 mm
配管材質 鋼、ステンレス、鋳鉄、ダクタイル鋳鉄、銅、ガラス、PVC、その他
流速範囲 0.01 ~ 25 m/s
流体温度範囲 -40~+130°C(これ以上の場合はご相談ください)
精度 工場出荷時に指示値の1%(配管サイズ、流れの状態による)
上流直管長 10 ~ 50 D(配管条件による)

構造

本体ハウジング材質 アルミニウム合金
本体防塵防水性 IP66(耐水形)、IP67(防浸形)
本体寸法(H, W, D) 340mm×260mm×149mm(取付用金具を除く)
本体質量 約9.0kg
トランスデューサケース材質 ステンレス SUS316Ti
トランスデューサ防塵防水性 IP67(防浸形)、IP68(水中形)

機能

多測線機能(オプション) 2測線または4測線*1での平均、加算、減算演算
出力拡張機能(オプション) パルス出力、アラーム出力、多重レンジ(最大4レンジ)、正逆流量検出、
0%シグナルロックなど(接点出力4点、接点入力2点)
積算機能 正・逆独立の内蔵積算計、各10桁
電流出力 1点または2点(出力への信号割付はプログラマブル、多測線時の独立2演算の出力可)

*1:1測線×2、2測線×2での独立2演算も可能です。

はい、2 測線では 2 セット必要になります。さらに、4 測線なら 4 セット必要です。
センサーの取り付けには Z 方式と V 方式があります。目安として、Z 方式の場合は口径の 0.5 倍以上、V 方式の場合は口径の 1 倍以上確保して下さい。
センサ ROM とは個々のトランスデューサ(検出器)の個々のセンサ素子の特性や出荷時実流による調整データを書き込んだものです。流量計を起動する際に、これを変換器の端子に取り...
現場に据付けるタイプの製品には厚さ測定機能を用意しておりませんので、市販の厚さ計をご利用ください。
US350FM は、大 ・中口径の配管内の流量を測定する据付形の液体用超音波流量計です。
出力拡張機能のオプション( /STX )を選択して下さい。これにより多重レンジ切換機能と共用の 4 つの出力接点が付加され、出力内容を任意に割り付けることができます。
水平配管では配管の側面に取り付けてください。配管内に気泡や堆積物がある場合にそれを避けるためです。垂直配管では流れ方向が下から上のところに取り付けてください。流体が非...
/STX で付加される接点出力(全 4 点)には、パルス出力、アラーム出力、多重レンジ自動切換状態出力、または正逆流量状態出力として、最大合計 4 点まで自由に割り付けることができ...
伝播時間差方式です。 この方式では配管内の流体に斜めに超音波信号を送受信し、流れに沿った向きと流れに逆らった向きとで超音波信号の伝播時間に差が生じることを利用し、流速を...
本体(変換器)、トランスデューサ(検出器)、及び専用接続ケーブルが必要です。トランスデューサは口径・用途によりいくつかラインアップされていますので、必要なものを選択し...
配管の外側にセンサを取り付けるクランプオン方式です。 この方式では配管の外側にセンサを取り付けます。このため、既設の配管に設置する場合は配管工事が不要で、センサが直接流...
一般の図書では「流量計の実用ナビ」(社団法人 日本計量機器工業連合会 編集・発行)が参考になります。 (入手先 http://www.keikoren.or.jp) ...
天候などの影響で一時的に水没する可能性のある場所に取り付ける場合に使用できます。常温清水下で水圧 0.1 MPa、1 ヶ月間の水没に耐える設計となっています。常時水没には使用できま...
水平配管では配管の側面に取り付けてください。配管内に気泡や堆積物がある場合にそれを避けるためです。垂直配管では流れ方向が下から上のところに取り付けてください。流体が非...
体積流量または質量流量(密度設定による)を積算します。各チャネル毎に 10 桁まで表示。正方向・逆方向各々独立で積算します。
片方のラインでは音波が伝播していないことが考えられます。配管内に音波の伝播を妨げる物(さび、流体に含まれる成分や異物の付着物など)が発生している可能性があります。検出...
始めに「スペシャルファンクション」から「出力信号の割付」で、接点出力を「パルス出力」とする必要があります。次に「アウトプットオプション」からパルスの重み付けなどを設定...
不揮発性メモリーを使用しています。このため、電池によるメモリー保護方式でのパラメータ消失のような心配がありません。
当社の製品はセンサがクランプオン方式(非接液)のため、腐食性であっても問題ありません。気泡や固形物を含まない水溶液であれば測定が可能です。
直管継手部の配管内面に突起等がなく、流れを乱す要因にならなければ考慮は不要です。
当社の製品は、液体用の超音波流量計です。一般には気体用や蒸気用の超音波流量計も入手可能です。
ライニングの材質や厚さにも依存しますが、配管とライニングが密着したものであれば、通常は測定可能です。 この場合、設置時にライニングの材質と厚さの情報をパラメータ設定しま...
可能です。当社の超音波流量計の測定原理は伝播時間差式を採用しており、この点で全く問題ありません。
配管の材質は金属以外に樹脂でも測定可能です。ただし、その材料の組成が均質で音波が通ることが必要です。
カタログ、一般仕様書、取扱説明書、外形図などがダウンロードできます。 一般の図書では「流量計の実用ナビ」(社団法人 日本計量機器工業連合会 編集・発行)が参考になります。 ...
当社では据付形の機種とポータブル形の機種をご用意しています。据置形は測定現場に恒久設置するものです。 ポータブル形はバッテリ駆動が可能で、保守・点検用途でいろいろな場所...
センサの取付方式にいくつか種類がありますが、ここでは当社で扱っているクランプオン方式と呼ばれる方式について説明します。 この方式では配管の外側にセンサを取り付けます。こ...
いくつか方式がありますが、ここでは当社で扱っている伝播時間差方式と呼ばれる方式についてご説明します。 この方式では配管内の流体に斜めに超音波信号を送受信し、流れに沿った...
超音波流量計とは、配管内の流体(液体、気体)に対して超音波信号を発信し、その透過信号や反射信号を利用して配管内の流量を求める装置です。
ノルマルオープンまたは、ノルマルクローズをパラメータにより選択可能です。
当社の製品では採用していませんが、ドップラ式は流体中の気泡や固形物に超音波を反射させ、ドップラ効果により生じる周波数差から流速を求める方式です。一般に、伝播時間差式よ...
配管上に 1 対の検出端を設置して測定する事を「1 測線による測定」と言います。 同様に、2 対の検出端を設置する場合は 2 測線、4 対の検出端を設置する場合は 4 測線と言います。 ま...
演算処理において、従来はトリガー法を採用していましたが、現製品では相関法を採用し、安定測定を実現しました。
逆方向流量も測定できます。表示器上はマイナス表示になります。電流出力上は 2 通りの出力が可能でパラメータで選択します。1 つは 4 mA 以下を出力するものですが、0 mA 以下に相当す...
主に配管口径に依存します。通常は同一面に取り付けますが、大口径では信号強度が弱い場合がありますので、その場合は対角に取り付けます。一般に、流体の種類には依存しません。 ...

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