2020年11月18日発表
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:奈良 寿)の子会社である株式会社オメガシミュレーション(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:浦 直樹)は、プラント運転訓練シミュレータの核となる統合ダイナミックシミュレーション環境「OmegaLand(オメガランド)」の機能を強化した「OmegaLand V3.4」を開発、販売を開始しましたのでお知らせします。今回は、臨場感のあるシミュレーション環境と多様なニーズに迅速に応えられるエンジニアリング環境を用意しました。
デジタル技術の進歩に伴い、多くのプラントではデジタルデータを活用した操業改善や、プラントやシステム間の連携によってより効率的な操業を目指す動きが加速しています。デジタルツインに代表されるプラントのダイナミックシミュレーションの分野においても、こうした動きに応じて、さらなるシステム間の連携性の強化や複雑化するプラントのモデリング作業の効率化が求められています。加えて、お客様によるデジタル技術の積極的な導入により、これまでダイナミックシミュレータの主な活用手段であったプラント運転訓練シミュレータだけでなく、よりプラントの効率的・安定的な操業を実現するために、シミュレーション技術を生かして、プロセスの妥当性の検討・解析、制御性の向上、さらには実際の操業にも生かした運転支援への活用など利用ニーズが多様化しています。
石油、石油化学、化学、ガス、電力、上水道
株式会社オメガシミュレーションは、横河電機株式会社のプラント制御システムのノウハウと、三井化学株式会社のプロセスシミュレーション技術を持ち寄り、1997 年4 月に設立されました。現在の出資比率は、横河電機株式会社が85.1%、三井化学株式会社が14.9%です。事業内容は、プラント運転訓練シミュレータやプラント解析・運転・制御支援ソフトウェアの開発、販売、保守です。
以上
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