横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

OpreX Asset Management and Integrityのラインアップとして「PRM Commissioning Support Package R1.02」を開発・発売 ~フィールドデジタル技術を用いてプラントの立ち上げや定期メンテナンスの効率化を支援~

2020年7月1日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:奈良 寿)は、OpreX™ Asset Management and Integrityのラインアップとして、プラントの立ち上げや定期メンテナンス時に行われるコミッショニング※1を支援する「PRM™ Commissioning Support Package(コミッショニング・サポート・パッケージ)R1.02」を開発、7月1日に発売しますのでお知らせします。
 現行製品「PRM Commissioning Support Package R1.01」をバージョンアップした「PRM Commissioning Support Package R1.02」は、Windows® 10に対応するとともに、コミッショニング作業の作業効率改善に貢献する機能を追加しました。当社は、フィールドデジタル技術を用いてプラントの立ち上げや定期メンテナンス時のコミッショニング作業の効率化を支援します。

※1 コミッショニング:
 プラントの構成要素(機器、配管や装置、制御システムなど)が設計どおり作動するかどうかを点検することです。制御システムとフィールド機器に関しては、ループチェックに加え、インターロックロジックや制御動作の確認などが行われます。ループチェックは、模擬信号を発信し、フィールド機器と制御システム間の信号伝達の健全性を確かめる作業です。

PRM Commissioning Support Package R1.02
[ PRM Commissioning Support Package R1.02 ]
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開発の背景

 フィールド機器や制御システムに、FOUNDATION™ フィールドバスやHART® などのオープンなデジタル通信プロトコルを採用すると、測定値以外の機器情報を設備保全に活用できるようになるため、フィールドデジタル技術のプラントへの導入が進んでいます。
 当社の「PRM Commissioning Support Package」は、フィールドデジタル技術を活用し、コミッションニング作業において、ループチェック作業の自動化や機器の接続確認の効率化を支援します。
 ループチェックでは、フィールド機器を直接操作するため、多くの時間や工数を必要としますが、「PRM Commissioning Support Package」を導入することで、機器と制御システムのチェックに要する時間と人為ミスを削減し、コミッショニング期間の短縮と作業品質の向上を実現します。
 今回当社は、プラント立ち上げや定期メンテナンス作業の期間短縮を追及する恒常的なニーズに対応し、「PRM Commissioning Support Package」の機能を強化しました。また、OS環境のサポート強化なども行いました。

機能強化の概要

  1. 作業の効率化を支援する機能を追加
     フィールド機器の誤接続を早期に検知する機能を搭載します。制御システムや安全計装システムのエンジニアリング環境に定義されているタグ情報とフィールド機器に設定されたデバイスごとのタグ情報を自動的に比較し、誤ったフィールド機器の接続を効率的に検出します。
  2. Windows 10およびWindows Server 2016のサポート
     新たに動作環境としてPC用OSであるWindows 10 Enterprise 64-bitとWindows 10 Enterprise 2016 LTSB 64-bit、サーバー用OSであるWindows Server 2016 Standard 64-bitとWindows Server 2008 R2 Standard 64-bitをサポートします。

「PRM Commissioning Support Package」について

 プラントの立ち上げや定期メンテナンス時に行われるコミッショニングを支援するツールです。フィールドデジタルの主要通信プロトコル(FOUNDATIONフィールドバス、HART)に対応したフィールド機器を当社の統合生産制御システム「CENTUM™ VP」※2や安全計装システム「ProSafe™ -RS」※2に接続することで、接続チェック、レンジチェック、リニアライズチェック、模擬出力モードによるループチェック、および作業レポート作成機能などを使用し、作業の効率化を支援します。
お客様が導入済みの当社の統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM™」※2と組み合わせて使用することでコミッショニング作業の効率化が図れます。

入力ループチェック
[ 入力ループチェック]

※2 統合生産制御システム「CENTUM VP」と安全計装システム「ProSafe-RS」は、OpreX Control and Safety Systemのラインアップで、統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM」はOpreX Asset Management and Integrityのラインアップです。

OpreXとは

 OpreXとは、制御事業の包括的ブランドです。お客様との価値共創を通じて培ってきたYOKOGAWAのテクノロジーとソリューションの卓越性を表し、YOKOGAWAの全ての制御関連製品、サービスとソリューションを包含しています。OpreX Transformation、OpreX Control、OpreX Measurement、OpreX Execution、OpreX Lifecycleの5つのカテゴリーから成り立ち、「PRM Commissioning Support Package」はOpreX Transformationの製品・ソリューション群の一つであるOpreX Asset Management and Integrityに属しています。OpreX Transformationは、企業活動全体を俯瞰し、生産からサプライチェーン、リスク管理や経営までの領域を含む卓越したオペレーションを実現する包括的ソリューションを意味します。
 YOKOGAWAはこのブランドのもと、お客様のビジネス課題解決の視点で、お客様の変革と成長を支援する統合ソリューションを提供していきます。

主な市場

石油・天然ガス、石油化学、化学、鉄鋼、紙パルプ、電力、水処理など製造業全般

用途

  • プラントのフィールド機器の立ち上げ支援
  • 定期メンテナンスを始めとする保全業務の支援

以上

本文中で使用されている会社名、団体名、商品名、サービス名およびロゴ等は、横河電機株式会社、各社および各団体の登録商標または商標です。

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