2019年12月26日発表
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:奈良 寿)は、サウジアラビア基礎産業公社(Saudi Basic Industries Corporation 以下SABIC)との間で、優先的サプライヤーとして制御システムを供給することを含め、両者の協業を加速する戦略的アライアンスを結びましたのでお知らせします。
SABICは、サウジアラビアの首都リヤドに本社を置く、世界最大級の総合化学メーカです。世界各地にある工場で、化学品、一次産品、高性能プラスチック、肥料や金属などの製品を製造しています。当社はこれまで、同社の同国ジュベイル地区にある大型エチレンプラント(年産100万トン)をはじめとする各地のプラントに制御システムを納入するなど実績を重ねてきました。
当社は、今回の契約を通じて現地化を進めると同時に、中東地域とアジア地域にあるSABICのプラントに優先的に当社の制御システムと安全計装システムが採用されます。また、最新のデジタル技術の導入や、エネルギーの最適化などに共同で取り組み、生産性向上に貢献します。
当社は、お客様やパートナーとのco-innovationによる価値共創を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
SABICのアブドゥラ・M・アル・ガルニ ゼネラルマネジャー(左)と横河電機の中岡興志執行役員
サウジアラビアにおける当社の取り組み
当社は、2006年にヨコガワ・サウジアラビアを、2007年にヨコガワ・サービス・サウジアラビアを設立しました。同国政府が進める産業現地化プログラムで、ヨコガワ・サウジアラビアはトップクラスの実績を重ねており、特に、同国では女性の雇用促進が図られていることから、女性エンジニアリングチームを設け、サウジアラビアのみならず、他の湾岸協力会議諸国のプロジェクトも支援しています。2007年4月からは、サウジアラビアの新卒者や学生を対象とした1年間のエンジニアリング教育や短期のインターンシッププログラムを開設しました。このプログラムの受講者はこれまでに約550人に上ります。
以上
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