2019年11月26日発表
横河電機株式会社
株式会社 MetaMoJi
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:奈良 寿 以下横河電機)と株式会社 MetaMoJi(本社:東京都港区 代表取締役:浮川 和宣 以下MetaMoJi)は、モバイル端末を活用し、導入コストを抑えて容易に導入できる現場データデジタイズツール「SensPlus Note(センスプラス ノート)」を共同で開発しました。2020年1月31日から、横河電機のOpreX™ Operation and Maintenance Improvementのラインアップとして、国内外で提供を開始します。
「SensPlus Note」は、プラントの現場作業データの活用を推進し、保守作業効率・品質の向上および事後分析の精度向上に貢献します。
SensPlus Note
プラントでは、さまざまなベンダーの装置や機器が多数稼働しています。これらの保守作業は、装置や機器ごとにメンテナンスの手順やチェック項目が異なるため、専用のマニュアルやチェックシートを使いながら行われています。保守作業の際に現場で得たデータを解析したり、リアルタイムに共有したりすることは、作業効率や作業品質の向上に役立ちますが多くの現場では、紙媒体に手書きで記入しており、データの活用が進んでいないのが実状です。そこで、これまで未活用だったデータを有効に活用できるようにするため、プラント現場のノウハウをもつ横河電機とモバイル端末向け業務アプリ開発で実績のあるMetaMoJiが、モバイル端末により現場作業データのデジタル化と活用を推進するツールとして「SensPlus Note」を共同開発しました。
「SensPlus Note」は、現場作業データを電子化するデータ入力ツールと、データのサーバ機能と統計・解析のアプリを稼働する機能を備えたクラウド型プラットフォームで構成されます。データ入力ツールには MetaMoJi のGEMBA Noteを採用しました。GEMBA Noteは、建設や製造の現場で、業務が現場で完結できるように開発された高機能デジタルノートです。
製造業全般
現場と中央計器室、工場間などの社内情報共有
設備メーカのサポートデスクなど第三者と現場との情報共有
保存したデータを解析し、今後の保全計画・製造計画に反映
OpreXとは、制御事業の包括的ブランドです。お客様との価値共創を通じて培ってきたYOKOGAWAのテクノロジーとソリューションの卓越性を表し、YOKOGAWAの全ての制御関連製品、サービスとソリューションを包含しています。OpreX Transformation、OpreX Control、OpreX Measurement、OpreX Execution、OpreX Lifecycleの5つのカテゴリーから成り立ち、「SensPlus Note」はOpreX Lifecycleの製品・ソリューション群の一つであるOpreX Operation and Maintenance Improvementに属します。OpreX Lifecycleは、お客様に寄り添い、プラントの最適なライフサイクルと保全業務の効率化を実現する能力を意味します。
YOKOGAWAはこのブランドのもと、お客様のビジネス課題解決の視点で、お客様の変革と成長を支援する統合ソリューションを提供していきます。
以上
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