【オメガシミュレーション】統合ダイナミックシミュレーション環境「OmegaLand」のプロセス学習機能を強化 ~教育環境の充実でプラント運転に従事する人財の育成を支援~

2018年5月22日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)の子会社である株式会社オメガシミュレーション(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:鎌田 康裕)は、プラント運転訓練シミュレータ等の核となる統合ダイナミックシミュレーション環境「OmegaLand(オメガランド)」のプロセス教育用パッケージ「OmegaLand Educator(オメガランド エデュケーター)」の機能を強化し、本日より国内で販売を開始しますのでお知らせします。
 当社は、「OmegaLand Educator」を継続的に強化し、プラント運転に従事する人財育成に貢献します。

「OmegaLand Educator」
「OmegaLand Educator」

開発の背景

 近年、石油、天然ガス、石油化学、化学などの分野では、プラント運転に従事する経験豊富な運転員や技術者が年々減少し、人財育成が大きな経営課題となっています。当社の統合ダイナミックシミュレーション環境「OmegaLand」は、コンピュータ上で仮想プラントを構築し、プラント運転訓練システムや化学プロセスの学習などの教育支援、新規プロセスの設計およびプロセスの妥当性の検討に活用される用途の広いシミュレータです。2000年の発売以来、実際のプラントのプロセスに基づき忠実にプラントを再現できるシミュレータとして評価され、世界各地のお客様から採用されています。当社は、お客様の最新のニーズに対応して継続して「OmegaLand」の機能を強化してきました。今回は、講師となる熟練運転員や技術者の業務が繁多で人財育成に充分な時間をかけられないという課題と、プロセスの知識とともにプラント運転における問題解決のために必要な考え方を身に付けたいという運転員や技術者のニーズに対応し、「OmegaLand」のプロセス教育用パッケージ「OmegaLand Educator」の機能を強化しました。

機能強化の概要

 「OmegaLand Educator」は、プラントの運転員や技術者が実プラントに近い挙動を体系立てて体験しながらプロセスを学習できるアプリケーションパッケージです。スタンドアローン型とクライアント/サーバ型(ネットワーク版)の2タイプをラインアップしています。機能強化の概要は以下のとおりです。

  1. 講師の負担を軽減
     講師が講義の際に使用できるプレゼンテーション資料をラインアップしました。講師は、講義の準備に労力をかけずに講義を実施することができます。また、「OmegaLand Educator」の概要や操作方法をはじめ、講師に必要な知識とスキルに関して、当社社員による講義形式と体験型ワークショップで習得できる教育コースを設置しました。受講者が高い学習効果を得られるだけでなく、講師の負担を軽減できるようサポートします。
  2. 異常原因を究明する考え方の習得
     プラント運転員には、設備の意味を考え、その背後にある原理・原則を理解し、さらに現実のプラントで発生する課題に対処できる技量が要求されます。受講者は、実際の機器で起こり得る代表的な異常現象を再現できる「OmegaLand Educator」の機能を使って、プロセスの挙動を基に、問題の把握から予測、観察、行動、考察という一連の手順を体験することで、異常原因の究明に必要な科学的思考力を身に付けることができます。今回、再現可能な異常現象の種類を増やしたことで、より多様な現象の体験が可能となりました。
  3. さまざまな学習テーマを選択可能
    蒸留、圧縮機などのプラントのアプリケーション別に学習テーマをラインアップしています。今回、蒸留アプリケーション用に連続蒸留の条件変更などを新たな学習テーマとして追加しました。これにより、「OmegaLand Educator」で習得できる知識・スキルがより充実しました。

主な市場

石油・天然ガス、石油化学、化学、電力、水処理など

主な用途

プラント運転に関わる運転員や技術者のプロセスの教育

株式会社オメガシミュレーション

株式会社オメガシミュレーションは、横河電機株式会社のプラント制御システムのノウハウと、三井化学株式会社のプロセスシミュレーション技術を持ち寄り、1997年4月に設立されました。現在の出資比率は、横河電機株式会社が85.1%、三井化学株式会社が14.9%です。事業内容は、プラント運転訓練シミュレータやプラント解析・運転・制御支援ソフトウェアの開発、販売、保守です。

以上

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