計測自動制御学会(SICE)の学会賞 「技術賞」を受賞

2016年9月23日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、公益社団法人計測自動制御学会(SICE)※1が設けている学会賞のうち「技術賞」を9月22日に受賞しましたのでお知らせします。

 当社は、今回の受賞を励みに、工業用無線の技術開発と普及により一層努めてまいります。

 「技術賞」は、前年12月までの5年間に公表された、SICEが関与する科学技術や産業分野の発展に貢献が大きいと認められる技術的業績に対して贈られる賞です。当社はこのたび、『工業用高信頼無線通信インフラ』のテーマで受賞しました。

受賞テーマ

 工業用高信頼無線通信インフラ

受賞理由

 Internet of Things (IoT)への関心が高まるにつれ、産業用オートメーション分野においても製造現場の監視強化の目的で工業用無線ネットワークの導入が加速しています。当社は、極めて高い信頼性が求められる工場の環境で無線技術を活用できるように、業界で初めて国際標準規格ISA100 Wireless(IEC62734)※2に準拠した完全二重化無線システムを製品化し、無線計装の可能性を大きく広げました。本製品開発では、毎秒のデータ更新、最大500台の機器を一括管理、通信経路やシステム機器の冗長化によるデータ欠落の回避など、プロセスオートメーションに適用できる高い信頼性を備えた無線インフラを実現しました。2015年7月に中国・杭州で開催された、SICE Annual Conference 2015で発表した本技術開発に関する論文が評価され、このたび栄誉ある技術賞を受賞することができました。

※1 公益社団法人計測自動制御学会(SICE):
計測と制御、システムの情報化などに関して、石油・石油化学、鉄鋼、化学、通信などの産業分野で発生する課題を横断的に解決するために技術者、研究者の交流を図る場として1961年に設立されました。SICEは設立以来一貫して日本の先端学術の発展を支えている。

※2 ISA100 Wireless (IEC 62734):
“Wireless systems for industrial automation: Process control and related applications”として、IEC/TC65/SC65C/WG16で国際標準化されたインダストリアル・オートメーション用無線通信規格ISA100.11aに基づく技術とそれを実現するアプリケーション。産業用のセンサやアクチュエータなどのフィールド機器とオートメーション用制御・監視システムの間のデータ伝送に用いられる多機能な無線ネットワーク技術を指す。本規格は、監視用のみならず制御まで適用することを目的に仕様が策定されている。

以上

本件に関するお問い合わせ

トップ