横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

計測自動制御学会(SICE)の学会賞「新製品開発賞」と「国際標準化功績賞」を受賞

2015年12月3日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、公益社団法人計測自動制御学会(SICE)※1が設けている学会賞のうち「新製品開発賞」と「国際標準化功績賞」を10月27日に受賞しましたのでお知らせします。

 当社は、今回の受賞を励みに、新製品の開発および製品の販売を加速します。

新製品開発賞

 新製品開発賞は、前年12月までの2年間に、SICEが関与する科学技術や産業分野の発展に貢献が大きいと認められる新製品を発売した団体会員に対して贈られる賞です。

製品名
マルチバリアブル伝送器「DPharp EJX」と安全計装システム「ProSafe®-RS」の連携による高信頼のガス流量演算

 当社は、天然ガスの圧縮率補正に関する規格「AGA8」※2に対応した演算機能を2006年に伝送器、2008年に制御機器に組み込み、天然ガス流量測定に関するソリューションを拡充してきました。2013年に、マルチバリアブル伝送器「DPharp EJX」のModbus※3通信型とガス流量演算機能を搭載した安全計装システム「ProSafe-RS」の連携を実現したことで、高精度・高信頼のガス流量測定、制御およびデータ管理に加え、機能安全規格に準拠したプラントの安全を、高コストパフォーマンスでお客様に提供できるようになり、天然ガス関連産業の発展に貢献したことが評価されました。

国際標準化功績賞

 国際標準化功績賞は、SICEが関与する分野における国際標準規格の制定に貢献した個人または団体に対して贈られる賞です。

受賞者
竹内 徹夫(横河電機株式会社)

対象国際標準規格

  • IEC 61804-2 Ed.3.0(CDV) Function blocks (FB) for process control and EDDL - Part 2:Specification of FB concept
  • IEC/TR 62453-41 Ed.2.0(1CD) Field device tool (FDT) interface specification - Part 41: Object model integration profile - Common object model
  • IEC 62769-1 Ed.1.0(CDV) Devices and integration in enterprise systems; Field Device Integration - Part 1: Overview

 竹内 徹夫は、プラントのフィールド機器のアプリケーションソフトウエアと制御システム間のソフトウエアインタフェース技術であるFDT技術の発展に長きにわたって貢献してきました。自らの開発経験に基づく見識を生かし、FDT技術の普及団体であるFDT Groupの執行委員会メンバーとして世界のFDT技術者を主導しています。近年は、IEC SC65E/WG4やIEC SC65E/WG7で、FDT技術などフィールド機器のアプリケーションを統合する技術に関する国際標準規格IEC 61804、IEC 62769、IEC 62453の策定に尽力しています。今回、これらの功績が評価され、受賞に到りました。

※1 公益社団法人計測自動制御学会(SICE):
計測と制御、システムの情報化などに関して、石油・石油化学、鉄鋼、化学、通信などの産業分野で発生する課題を横断的に解決するために技術者、研究者の交流を図る場として1961年に設立されました。SICEは設立以来一貫して日本の先端学術の発展を支えています。

※2 AGA8:
AGA(American Gas Association)が推進する天然ガスの圧縮率補正に関する規格で、北米・南米・中東をはじめ幅広い地域で採用されています。圧力が高い生産井やパイプラインにおける天然ガスの流量測定の高精度化の要求に応える規格

※3 Modbus:
米国Modicon社が策定した産業用電子機器用通信プロトコル

以上

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