データ収集能力を高め、より詳細なプラント情報を提供できるプラント情報管理システム「Exaquantum R3.01」開発・発売

2015年10月1日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、データ収集パフォーマンスを従来の6倍、扱えるデータ収集点数(タグ数)を従来の5倍に強化したプラント情報管理システム「Exaquantum(エグザカンタム)™ R3.01」を開発、本日発売しますのでお知らせします。

Exaquantum画面例(トレンド表示画面)
Exaquantum画面例(トレンド表示画面)

開発の背景

 製造業各社では、プラント内の温度や圧力など各種データを収集し、そのデータを分析・解析してプラントの状況把握や設備改善、作業改善などを行っています。昨今、ビッグデータの活用でお客様が扱うデータ量が増加傾向にあり、それに伴いデータの収集点数(タグ数)の増大および収集速度の向上が課題になっています。

 「Exaquantum R3.01」は、この要求に応え、データ収集速度と、1サーバで扱うことのできるタグ数を大幅に向上し、プラントのプロセスデータのより細かいデータ変化をとらえることができるようになりました。当社は、「Exaquantum R3.01」をプラントデータ収集・蓄積のためのプラットフォームと位置付けて、蓄積したデータをプラントの改善やソリューション提案に活用することで、お客様と新しい価値を共創し、ソリューションビジネスの拡大につなげていきます。

機能強化の概要

  1. データ収集速度の向上
    データ収集パフォーマンスを従来の6倍に向上させ、締め処理を含めた収集速度において60万タグ/分(イベント駆動型のデータ収集・処理)を実現しました。データ収集パフォーマンスの向上により、データ収集周期を短縮することができるようになり、データの変化を緻密にとらえることが可能になります。
  2. 扱えるタグ数の増加
    1サーバあたりで扱えるタグ数が従来の5倍となり、最大50万ものタグデータを扱うことが可能になりました。これにより、お客様はより高密度あるいは広範囲にわたるプロセスデータを活用した精緻なデータ解析が実現でき、より的確なプラントの状況の把握と、改善ができるようになります。
  3. タブレットへの対応
    さまざまな使用・作業形態にも対応できるよう、デスクトップPCやラップトップPCだけでなくタブレット端末(Windows、iOS)からデータの閲覧が可能になりました。これにより、いつでもどんな場所でも、プラント内の状況を把握することができ、異常発生時の迅速な対応などに役立ちます。

主な市場

石油・天然ガス、石油化学、化学、鉄鋼、非鉄、ガス、電力、紙パルプ、食薬、水処理など製造業全般

用途

  • プラントにおけるプロセスデータのリアルタイムでのデータベース化
  • 蓄積したデータ同士の演算等による加工
  • 収集データのグラフィック、トレンド形式、スプレッドシートなどによる表示

Exaquantumについて

 Exaquantum は、石油、石油精製、石油化学、鉄鋼、非鉄、電力、ガス、紙パ、食薬、水処理など幅広い分野に適用できるプラント情報管理システム(PIMS:Plant Information Management System)です。

 制御システムが持つ大量のデータは、操業効率向上、品質改善、安全性の向上など、経営判断に欠くことのできない重要な操業情報です。Exaquantum は、制御システムのデータを収集・加工・保存し、操業管理、操業解析などMES(Manufacturing Execution System)領域の業務アプリケーションに提供します。Exaquantum は、プラント操業・運転の観点からだけでなくビジネス・経営の観点からデータ解析を行う環境を提供し、現場レベルから経営レベルまでの情報の流れをスムーズにし、リアルタイム経営を実現します。

※ 締め処理:
収集したプロセスデータを、任意の周期(時、日、月などの単位)で演算(平均値、標準偏差、積算、最大・最小値など)し、そのデータをサーバ内で自動生成する処理です。

以上

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