【横河メータ&インスツルメンツ】電力基本確度±0.15%を実現したコストパフォーマンスの高い小型の汎用電力測定器ディジタルパワーメータ「WT300Eシリーズ」発売

2015年8月24日発表

 横河メータ&インスツルメンツ株式会社(本社:東京都武蔵野市 社長:山崎 正晴)は、電気・電子機器の省電力化に向けて、開発から生産ラインまで幅広い用途で使用できる小型でコストパフォーマンスの高い汎用電力測定器ディジタルパワーメータ「WT300Eシリーズ」4機種を開発、8月25日に発売しますのでお知らせします。

 「WT300Eシリーズ」は、2013年に発売したWT310/WT330シリーズの後継機種です。今回は、測定精度を向上し機能を追加しながらお求めやすい価格を実現しました。当社は本製品の発売により、電力測定分野でのさらなるシェア拡大を目指します。

ディジタルパワーメータ「WT300Eシリーズ」WT310EH(左上)、WT310E(左下)、WT332E/WT333E(右)
ディジタルパワーメータ「WT300Eシリーズ」
WT310EH(左上)、WT310E(左下)、WT332E/WT333E(右)

開発の背景

 電力測定器は、家電、OA機器、産業機器、ハイブリッド/電気自動車、太陽光/風力発電関連機器などのエレクトロニクス、メカトロニクス市場で、製品開発や生産現場における電力測定に使用されています。お客様は、開発時の性能評価には高精度で多機能な電力測定器を使用し、生産ラインでは機能を絞った汎用の小型電力測定器を使用しています。近年は環境保護・省エネルギー意識の高まりを背景に、開発用途のみならず生産ラインで出荷判定する際の電力測定条件も厳しくなっています。そのため、上位機種と比較しても遜色のない高い測定精度を備えた、コストパフォーマンスに優れた電力測定器が求められています。

製品の特長

  1. 小型電力測定器でトップクラスの測定精度
    電力基本確度を従来製品WT310/WT330の±0.2%から、小型電力測定器でトップクラスの±0.15%に向上しました。上位機種と比較しても遜色のない高い測定精度を実現したことで、家電/OA機器などの開発時の性能評価や、厳しい電力規格に対応した出荷検査に使用できます。
  2. オープンな通信環境
    産業用ネットワークに広く採用されている通信プロトコルModbus/TCPに対応しました。性能評価装置や生産ラインの検査装置に「WT300Eシリーズ」を組み込む場合、Modbus/TCPに対応したレコーダやPLC(プログラマブル・コントローラ)とPCを経由せずに直接接続することができます。
    ※ 米国Modicon社が策定した産業用電子機器用通信プロトコル
  3. 負荷変動時も連続測定
    積算電力量を連続して測る場合、低負荷用と高負荷用の2台の電力測定器が必要ですが、WT310/WT330シリーズには負荷によって自動で測定レンジを変更するオートレンジ機能が備わっているため、1台で測定できます。今回、この機能の測定レンジを変更する条件を見直しました。負荷が大きく変動してもレンジを変更する回数が減り、寸断の少ない連続した測定が可能です。

主な市場

  • テレビ、エアコン、冷蔵庫、照明器具などの家電メーカ
  • PC、プリンタ、複合機などのOA機器メーカ
  • ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車向け電池や充電器メーカ
  • モーターなどの産業機器メーカ
  • 機器校正や規格認証の機関

主な用途

 上記市場における製品開発や生産現場において、消費電力、待機電力、電力量、電力変換効率、高調波ひずみの測定

電力計分野における当社の取り組み

 YOKOGAWAは、1970年から電子式電力測定器の開発・販売を始めた、この分野における先駆的メーカの1社です。現在では、日本・海外ともにシェアNo.1の地位を確立し、お客様の製品開発や生産現場における消費電力測定、電力変換効率測定などを通じて省エネルギー化への取り組みを支援してきました。このたび発売する「WT300Eシリーズ」は、高性能かつ低価格で高い評価を得た汎用機種WT110/WT130、WT210/WT230、WT310/WT330と続いてきた伝統を引き継ぐ機種として、今後の産業界の発展に貢献できる製品です。(※ 2015年8月現在 当社調べ)

以上

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