中国西南部で最大級の石油精製プラント向け制御システムを受注

2014年12月22日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)の子会社である横河電機(中国)有限公司(本社:上海 社長:広瀬 則明)は、中石油雲南石化有限公司が雲南省に建設中の年産1,000万トンの石油精製プラント向けに、制御システムを受注しましたのでお知らせします。

 中国では、石油精製プラントが東部地域に集中しているため、内陸部の工場への輸送コストが課題となっていました。中国の国家戦略として進行中の、ミャンマーと中国を結ぶ原油パイプラインが稼働すると、年間2,300万トンの原油がパイプラインを通じて中国国内に供給される見込みです。中国西南部、ミャンマーに隣接する雲南省では、2020年までに、パイプラインを通じて搬入される原油を精製する石油精製プラント(年産2,000万トン)とエチレンプラント(年産100万トン)の建設が計画されています。ここで精製して、雲南省をはじめとする中国西南部の工場に石油製品を供給することで、輸送コストの削減を図ります。
 中石油雲南石化有限公司は、計画の第1期プロジェクトとして、雲南省昆明市中心部から約40kmの安寧市工業団地に、中国西南部で最大級の石油精製プラント(年産1,000万トン)を建設します。プラントの稼働開始は、2015年を予定しています。

 横河電機(中国)は、石油精製プラントの主要な設備を監視・制御する統合生産制御システム「CENTUM® VP(センタム・ブイピー)」を納入し、エンジニアリング、据付支援、試運転支援を行います。2013年に横河電機(中国)は、このプラント向けにオイル・ムーブメント・アンド・ストレージシステム(OMSシステム)を受注しています。OMSシステムに続いて制御システムを受注することができた要因としては、このプラントと同規模の大型の石油精製プラントやエチレンプラントを含む中国の石油・石油化学プラント向けに納入したYOKOGAWA製品の高い信頼性と長期安定性や、横河電機(中国)の高いエンジニアリング能力が高く評価されたことが挙げられます。

 YOKOGAWAは、中国西南部最大級のプロジェクトとして注目されている石油精製プラント向け制御システムの受注を弾みに、石油・石油化学分野の巨大市場である中国で、制御事業を拡大します。

※ 中石油雲南石化有限公司
中国石油天然气股?有限公司(ペトロチャイナ)、サウジアラビア国営石油会社のサウジアラビアン・オイル・カンパニー(サウジアラムコ)、中国有数の化学メーカ集団である雲天化集団有限責任公司の3社が出資して設立した、中国南西部で最大の石油会社

以上

本件に関するお問い合わせ

関連業種

関連製品&ソリューション

統合生産制御システム(DCS)

横河電機は、独自のデジタル制御技術と経験、ノウハウの粋を集めた世界最初の分散型制御システム(DCS)である「CENTUM(センタム)」を1975年に発売開始しました。発売以来、世界100カ国以上、累計27,000システムが採用されています。

トップ